ウォーブリンガー
ウォーブリンガー(Warbringer)は、アメリカ合衆国出身のスラッシュメタル・バンド。
ウォーブリンガー Warbringer | |
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ドイツ・ザールブリュッケン公演 (2010年8月) | |
基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州ニューベリーパーク |
ジャンル | スラッシュメタル |
活動期間 | 2004年 – 現在 |
レーベル |
センチュリー・メディア・レコード ナパーム・レコード |
公式サイト | warbringermusic.com |
メンバー |
ジョン・ケヴィル(Vo) アダム・キャロル(G) チェイス・ベッカー(G) ジェシー・サンチェス(B) カルロス・クルーズ(Dr) |
旧メンバー |
ジョン・ロックス(G) アンディ・ロックス(B) ライアン・ベイツ(Dr) |
「ヴァイオレイター」「ガマ・ボム」らと共に、2000年代後半のスラッシュメタル・リバイバルムーヴメントで台頭。サンフランシスコ産スラッシュメタル『ベイエリア・スラッシュ』を継承しているバンドの一つ。
略歴
編集2004年に、カリフォルニアでアンディ・ロックス、ジョン・ロックス、アダム・キャロル、ジョン・ケヴィル、ライアン・ベイツの五人により結成。結成当初は「オンスロート」と名乗っていたが、イギリスに既に同名のバンドが存在していた事から後に「ウォーブリンガー」と改名した。
「センチュリー・メディア・レコード」と契約し、2008年に1stアルバム『War Without End』をリリース。(契約のきっかけとなったロサンゼルスでのローカルギグは、元々センチュリー・メディアとは別のレーベル(L.Aのローカルレーベル)の関係者にアピールする為に開いたギグであった。が、そのギグをセンチュリー・メディアの関係者が偶然見ており、バンドの事を気に入ったため、契約を獲得したという。)1stアルバムリリース後にライアン・ベイツとアンディ・ロックスが脱退。バンドは代わりにドラムにニック・リッター、ベースにベン・ベネットを加入させ、ヴァッケン・オープン・エアでのライヴを含むヨーロッパ・ツアーを敢行した。
2009年5月19日にエクソダスのゲイリー・ホルトをプロデューサーとして迎えた2ndアルバム『Waking into Nightmares』をリリース。このアルバムはビルボードのチャート14位に達した。同年7月、イギリスで「テスタメント」「オンスロート」のサポートを務めた後にベン・ベネットが脱退。初代ベーシストのアンディ・ロックスが復帰した。
2010年、「トキシック・ホロコースト」「ミュニシパル・ウェイスト」と共に初来日し、HM系イベント「EXTREME THE DOJO vol.24」に出演[1]。
2011年、ニック・リッターが脱退、カルロス・クルーズを迎えての3rdアルバム『Worlds Torn Asunder』をリリース[2]。
2012年に創設メンバー アンディ・ロックスが脱退。翌2013年、4thアルバム『IV: Empires Collapse』をリリース。以降も創設メンバー、ジョン・ロックスらをはじめとする脱退が相次ぐ[3]。
メンバーの変遷を経た後、2017年に5thアルバム『Woe to the Vanquished』をリリース[4]。翌2018年、HM系イベント「THRASH DOMINATION 18」の出演にて来日公演[5]。
メンバー
編集現ラインナップ
編集- ジョン・ケヴィル John Kevill - ボーカル (2004– )
- アダム・キャロル Adam Carroll - ギター/ドラム (2004–2012, 2013– )
- チェイス・ベッカー Chase Becker - ギター (2016– )
- ジェシー・サンチェス Jessie Sanchez - ベース (2016– )
- カルロス・クルーズ Carlos Cruz - ドラムス (2011–2014, 2015– )
旧メンバー
編集- ジョン・ロックス John Laux – ギター (2004–2014)
- アンディ・ロックス Andy Laux – ベース (2004–2008, 2009–2012)
- ライアン・ベイツ Ryan Bates – ドラムス (2004–2008)
- ニック・リッター Nic Ritter – ドラムス (2008–2011; died 2017)
- ベン・ベネット Ben Bennet – ベース (2008–2009)
- ベン・モッツマン Ben Mottsman – ベース (2012–2014)
- アンドリュー ベネット Andrew Bennett – ギター (2012)
- ジェフ・ポッツ Jeff Potts – ギター (2012–2013)
- ノア・ヤング Noah Young – ギター (2014–2015)
- アレックス・マルムクイスト Alex Malmquist – ベース (2014–2015)
- ビッケン・ホヴセピアン Vicken Hovsepian – ドラムス (2014–2015)
ディスコグラフィー
編集スタジオアルバム
編集- 2008: War Without End (ウォー・ウィズアウト・エンド)
- 2009: Waking into Nightmares (ウェイキング・イントゥ・ナイトメアズ)
- 2011: Worlds Torn Asunder (ワールズ・トーン・アサンダー)
- 2013: IV: Empires Collapse
- 2017: Woe to the Vanquished(ウォ・トゥ・ザ・ヴァンクウィッシュド)
- 2020: Weapons of Tomorrow(ウェポンズ・オブ・トゥモロー)
EP
編集- 2006: One By One, The Wicked Fall
シングル
編集- 2009: Limited Edition Rough Mix Tracks
- 2011: Shattered Like Glass
- 2011: Living Weapon
デモ
編集- 2004: Warbringer Demo
- 2005: Born of the Ruins
スプリット
編集- 2010: Warbringer VS. Dew-Scented
脚注
編集- ^ “WARBRINGER”. SIDEMILITIA.COM (2010年). 2018年7月19日閲覧。
- ^ “スラッシュメタル・コマンドーWARBRINGER、ニュー・アルバムをリリース!”. CDjournal (2011年7月28日). 2018年7月19日閲覧。
- ^ “【インタビュー】WARBRINGER / John Kevill”. HMV (2017年3月28日). 2018年7月19日閲覧。
- ^ “ウォーブリンガー「情け容赦なく残忍と言える曲ばかり」”. BARKS (2017年3月28日). 2018年7月19日閲覧。
- ^ “THRASH DOMINATION 2018 ライヴ・レポート - WARBRINGER:フレッシュ&ワイルドな“若手”パフォーマンス”. YOUNG GUITAR (2018年6月13日). 2018年7月19日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Warbringer (Warbringermusic) - Facebook
- Warbringer (@warbringerband) - X(旧Twitter)