ウォルター・ナッシュ
ニュージーランドの政治家
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サー・ウォルター・ナッシュ(Sir Walter Nash GCMG CH PC、1882年2月12日 - 1968年6月4日)は、ニュージーランドの政治家。第27代ニュージーランド首相。長期にわたる政治活動で知られる。ナッシュは英国生まれで、国外生まれのニュージーランドの首相としては最も最近の人物である。
ウォルター・ナッシュ Sir Walter Nash | |
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1940年代のナッシュ | |
生年月日 | 1882年2月12日 |
出生地 |
イギリス イングランド ウスターシャー キダーミンスター |
没年月日 | 1968年6月4日(86歳没) |
死没地 | ニュージーランド、ロワー・ハット |
所属政党 | ニュージーランド労働党 |
サイン | |
第27代 ニュージーランド首相 | |
内閣 | ナッシュ内閣 |
在任期間 | 1957年12月12日 - 1960年12月12日 |
第5代 ニュージーランド労働党党首 | |
在任期間 | 1951年1月17日 - 1963年3月31日 |
選挙区 | ハット |
当選回数 | 13回 |
在任期間 | 1929年12月18日 - 1968年6月4日 |
第27代 ニュージーランド財務大臣 | |
内閣 |
サヴィッジ内閣 フレーサー内閣 |
在任期間 | 1935年12月6日 - 1949年12月13日 |
第14代ニュージーランド外務大臣 | |
内閣 | ナッシュ内閣 |
在任期間 | 1957年12月12日 - 1960年12月12日 |
ナッシュは1929年のハット補欠選挙で国会議員に選出されて以来、38年と168日にわたり、13期連続でハット選挙区の議員を務めた。2023年現在、ナッシュは4番目に長くニュージーランド議会議員を務めた人物である。1935年に財務大臣に任命されたナッシュは、大恐慌の間、第一次労働党政府の経済回復プログラムを指導し、政府の戦時統制を指揮した。ニュージーランドの財務大臣としては最長の14年間在任し、その在任期間には第二次世界大戦の全期間も含まれていた。ナッシュはピーター・フレーサーの後を継いで労働党党首となり、1957年の選挙では労働党が僅差で勝利し、首相となった。1958年の第二次労働党政権の「暗黒予算」は、国際収支危機に対応して、ビールやタバコなどの贅沢品に対する増税を行ったものである。予算に対する国民の反感は、1960年の選挙での労働党の大敗の一因となった。ナッシュは国際問題で積極的に活動し、首相在任中は広範囲に旅行し、貿易条件を改定し、他国の援助と開発を支援した。78歳で首相を辞任したナッシュは現在、ニュージーランドで最も高齢の首相となっている。ナッシュは1968年6月4日、現役国会議員のまま86歳で死去し、ニュージーランドでは18年ぶりの国葬を受けた。
外部リンク
編集- “"Nash, Walter"”. TEARA. 2023年6月24日閲覧。
- “Longest serving members of Parliament”. New Zealand Parliament. 2023年6月24日閲覧。
- “Prime Minister's Office biography”. New Zealand Prime Minister's Office. 2023年6月24日閲覧。