イルファン・バフディム
イルファン・ハリース・バフディム(Irfan Haarys Bachdim、1988年8月11日 - )は、オランダ出身のプロサッカー選手。インドネシア国籍を持ち、2010年より同国代表チームに選出されている。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
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名前 | ||||||
本名 |
イルファン・ハリース・バフディム Irfan Haarys Bachdim | |||||
ラテン文字 | IRFAN | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
インドネシア オランダ | |||||
生年月日 | 1988年8月11日(36歳) | |||||
出身地 | アムステルダム | |||||
身長 | 172cm | |||||
体重 | 66kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW、MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2007-2009 | ユトレヒト | 1 | (0) | |||
2009-2010 | ハールレム | 12 | (1) | |||
2010 | アルゴン | 0 | (0) | |||
2010-2012 | プルセマ・マラン | 55 | (30) | |||
2012 | → アレマ (loan) | 0 | (0) | |||
2013 | チョンブリー | 9 | (2) | |||
2013 | → シーラーチャー (loan) | 11 | (3) | |||
2014 | ヴァンフォーレ甲府 | 0 | (0) | |||
2015-2016 | コンサドーレ札幌 | 7 | (0) | |||
2017-2020 | バリ・ユナイテッド | 66 | (13) | |||
2020-2021 | PSSスレマン | 7 | (1) | |||
2021-2023 | ペルシス・ソロ | 26 | (4) | |||
2023-2024 | プルシク・ケディリ | 11 | (0) | |||
通算 | 205 | (54) | ||||
代表歴 | ||||||
2010-2019 | インドネシア | 42 | (13) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023-24シーズン終了時現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集アラブ系インドネシア人の父とオランダ人の母を持つ[1]。オランダ・アムステルダムで生まれ、アヤックスやFCユトレヒトなどのユースチームに在籍した。2007年にユトレヒトのトップチームへ昇格。2008年2月17日のVVVフェンロー戦で初出場し、90分間プレーした(この時対戦相手のVVVフェンローには本田圭佑が在籍し、試合に出場している[2])。2009年に移籍したHFCハールレムでプロ初ゴールを決めるが、チームは財政破綻により2010年に消滅。その後はユース時代も在籍したSVアルゴン(en)へ移籍するも、出場機会に恵まれなかった。
2010年8月、父の母国であるインドネシアへ渡り、インドネシア・プレミアリーグのプルセマ・マランに入団。ここで2シーズン51試合に出場し28得点と大活躍する。同時期インドネシア代表にも選出され、2010 AFFスズキカップでは2得点を挙げている。2012年途中にアレマ・インドネシアFCへ期限付き移籍をするも、その年限りで退団。2013年はタイ・プレミアリーグのチョンブリーFCで、シーズン途中からはタイ・ディヴィジョン1リーグのシーラーチャーFCでプレーした。
2014年にJリーグ・ヴァンフォーレ甲府へ移籍。インドネシア国籍の選手としては初のJリーガーとなった[3]。2014年5月21日、ナビスコ杯の徳島ヴォルティス戦でデビューした[4] が、リーグ戦での出場はなかった。
2015年にコンサドーレ札幌へ移籍[5]。同年5月3日に行われたジュビロ磐田戦でインドネシア人初のJリーグデビューを果たした[6]。2016年シーズン終了後に契約満了により退団[7]。
2017年1月、インドネシアのバリ・ユナイテッドFCと契約[8]。
エピソード
編集甲府加入まで日本における知名度は皆無であったが、母国インドネシアでは絶大な人気を誇っている。甲府加入時点でのTwitterのフォロワー数は約427万人で、これは日本人最多である有吉弘行の約292万を大きく上回っている[10]。また、甲府加入後もフォロワー数は増加し続け、2018年1月時点では501万人まで増加している。
個人成績
編集国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
オランダ | リーグ戦 | リーグ杯 | KNVBカップ | 期間通算 | |||||||
2007-08 | ユトレヒト | エールディヴィジ | 1 | 0 | 1 | 0 | |||||
2008-09 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||
2009-10 | ハールレム | エールステ | 12 | 2 | 12 | 2 | |||||
2010-11 | アルゴン | トップクラッセ | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||
インドネシア | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2010-11 | プルセマ・マラン | ISL | |||||||||
IPL | |||||||||||
2011-12 | ISL | ||||||||||
IPL | |||||||||||
アレマ | ISL | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||
IPL | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||
タイ | リーグ戦 | リーグ杯 | FA杯 | 期間通算 | |||||||
2013 | チョンブリー | タイ・プレミア | 9 | 2 | 9 | 2 | |||||
シーラーチャー | タイDiv.1 | 11 | 3 | 11 | 3 | ||||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2014 | 甲府 | 13 | J1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 |
2015 | 札幌 | 26 | J2 | 6 | 0 | - | 1 | 0 | 7 | 0 | |
2016 | 22 | 1 | 0 | - | 1 | 0 | 2 | 0 | |||
通算 | オランダ | エールディヴィジ | 1 | 0 | |||||||
オランダ | エールステ | 12 | 2 | ||||||||
オランダ | トップクラッセ | 0 | 0 | ||||||||
インドネシア | ISL | ||||||||||
インドネシア | IPL | ||||||||||
タイ | タイ・プレミア | 9 | 2 | ||||||||
タイ | タイDiv.1 | 11 | 3 | ||||||||
日本 | J1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | ||
日本 | J2 | 7 | 0 | - | 2 | 0 | 9 | 0 | |||
総通算 |
代表歴
編集試合数
編集- 国際Aマッチ 42試合 13得点(2010年-2019年)[11]
インドネシア代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2010 | 8 | 2 |
2011 | 4 | 0 |
2012 | 13 | 5 |
2013 | 2 | 0 |
2014 | 3 | 1 |
2015 | 0 | 0 |
2016 | 3 | 3 |
2017 | 4 | 1 |
2018 | 0 | 0 |
2019 | 5 | 1 |
通算 | 42 | 13 |
ゴール
編集# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 | 出典 |
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1. | 2010年12月1日 | インドネシア | マレーシア | ○ 5-1 | 2010 AFFスズキカップ | |
2. | 2010年12月4日 | インドネシア | ラオス | ○ 6-0 | 2010 AFFスズキカップ | |
3. | 2012年6月5日 | フィリピン | フィリピン | △ 2-2 | 親善試合 | |
4. | 2012年9月26日 | ブルネイ | ブルネイ | 〇 5-0 | 親善試合 | |
5. | ||||||
6. |
タイトル
編集- コンサドーレ札幌
- バリ・ユナイテッドFC
- リーガ1:1回(2019)
- ペルシス・ソロ
- リーガ2:1回(2021)
- 個人
- リーガ1ベストイレブン:1回(2017)
脚注
編集- ^ “Irfan Bachdim Bikin Bangga”. ラジオ・ネーデルランド (2010年12月2日). 2014年1月31日閲覧。
- ^ 甲府移籍のイルファン、J加入の理由は“本田への憧れ”(2014年1月31日、スポーツニッポン)
- ^ イルファン選手 加入内定のお知らせ(2014年1月27日)
- ^ “甲府・イルファンがJデビュー「わくわくした」/ナビスコ杯”. サンスポ. (2014年5月21日) 2014年5月25日閲覧。
- ^ ヴァンフォーレ甲府 イルファン選手 新加入のお知らせ(2014年12月22日)
- ^ 札幌イルファン インドネシア人選手として初J出場 日刊スポーツ(2015年5月4日)
- ^ 契約満了選手のお知らせ(2016年11月29日)
- ^ Amal Ganesha (2017年1月19日). “Dutch-Born Forward Irfan Bachdim Optimistic as He Returns to Indonesian Football”. Jakarta Globe. 2020年2月12日閲覧。
- ^ “Gerah Jadi Cadangan Bali United, Irfan Bachdim Resmi Ke PSS Sleman” (インドネシア語). FOX Sports Indonesia (2020年2月12日). 2020年2月12日閲覧。
- ^ “ツイッター王子”フォロワー数427万人のインドネシア代表MFイルファン、甲府加入が内定(2014年1月27日、ゲキサカ)
- ^ イルファン・バフディム - National-Football-Teams.com
関連項目
編集外部リンク
編集- イルファン・バフディム - National-Football-Teams.com
- イルファン・バフディム - Soccerway.com
- イルファン・バフディム - FootballDatabase.eu
- イルファン・バフディム - WorldFootball.net
- イルファン・バフディム - Transfermarkt.comによる選手データ
- イルファン・バフディム - FIFA主催大会成績
- イルファン・バフディム - J.League Data Siteによる選手データ
- イルファン・バフディム - playmakerstats.com
- 公式サイト
- イルファン・バフディム (@IrfanBachdim10) - X(旧Twitter)
- イルファン・バフディム (@ibachdim) - Instagram