イボウミヘビ(Enhydrina schistosa)は、有鱗目コブラ科ヘビ[1]

イボウミヘビ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門Vertebrata
: 有鱗目Perciformes [1]
: コブラ科[1]
: Enhydrina
: E. schistosa
学名
Enhydrina schistosa
和名
イボウミヘビ[1]
英名
Beaked sea snake[1]

分布

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セーシェルマダガスカル南部、パキスタンインドバングラデシュミャンマータイベトナムアラビア海ペルシャ湾で発見されている。

形態

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濃い灰色をしており、毒牙を持つ。その毒は、マムシの150倍の猛毒で死亡事故も毎年多い[1]、人の致死量は1.5 mgと推定されている[2]

生態

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マングローブ林河口などに生息し、ナマズフグなどの魚類を食べる[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 今泉忠明監修『危険生物大図鑑』、株式会社カンゼン、2014年、126頁
  2. ^ O'Shea, Mark (2005). Venomous Snakes of the World.. New Jersey, USA: Princeton U Press. ISBN 978-0-691-15023-9. http://toxipedia.org/display/toxipedia/Beaked+seasnake#Beakedseasnake-Reference