イチボは、牛肉の部位の一種であり、ブラジルシュラスコ料理で特にピッカーニャの用語で利用される肉の部位になる。「イチボ」の語の由来は英語の"aitchbone"からとされている[1]テイストアトラス英語版はカタログに掲載された10,927の料理のうち、395,205件のユーザー評価(有効評価271,819件)に基づいて、2023-2024年版世界で最も美味しい料理ランキングベスト100の中で、ブラジルのピッカーニャを1位に選んだ[2]

イチボ
ブラジル式(イチボは8番)
日本式(らんいち

希少部位の1つ[3]。牛の尻の柔らかい部位を切り出したものである[4]サーロインに続く腰の部分であり、ランプと合わせてランイチと呼ぶこともある[5]。ランプと比較した場合にはイチボのほうがやや固い[5]

出典

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  1. ^ スーパーでも手に入るようになった「希少部位」おうちでおいしく食べる調理術をお肉の達人が伝授します | お肉ステーション”. エバラ食品. 2022年5月28日閲覧。
  2. ^ 100 Best Dishes in the World - TasteAtlas Awards 23/24”. TasteAtlas. 2024年7月31日閲覧。
  3. ^ 『関西肉の店 2021』ぴあ、2020年、35頁。ISBN 978-4835648095 
  4. ^ 暮らしの達人研究班「うまい「焼肉店」をみつける方法」『美味しい店をひと目で見ぬく方法 失敗しない店選びの裏ワザ・隠しワザ、教えます!』河出書房新社、2005年。ISBN 978-4309495651 
  5. ^ a b 『上沼恵美子のおしゃべりクッキング日本一の絶品おかず肉のおかず編』ワン・パブリッシング、2021年、97頁。ISBN 978-4651011967 

関連項目

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