イオン松江ショッピングセンター
イオン松江ショッピングセンター(イオンまつえショッピングセンター)は、島根県の松江市に立地するショッピングセンター。
イオン松江ショッピングセンター ÆON MATSUE SHOPPING CENTER | |
---|---|
2024年10月撮影 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒690-8530 島根県松江市東朝日町151番地 |
座標 | 北緯35度27分50.2秒 東経133度4分10.5秒 / 北緯35.463944度 東経133.069583度座標: 北緯35度27分50.2秒 東経133度4分10.5秒 / 北緯35.463944度 東経133.069583度 |
開業日 | 1994年(平成6年)5月1日[1] |
正式名称 | 松江片倉フィラチャー |
施設所有者 | 片倉工業株式会社 |
施設管理者 |
株式会社マイカル松江 ↓ 株式会社マイカル ↓ イオンリテール株式会社[注 1][2] |
敷地面積 | 49,132 m² |
商業施設面積 | 30,893 m² |
中核店舗 | イオンスタイル松江 |
店舗数 | 101店舗 |
営業時間 | 店舗により異なる |
駐車台数 | 2,043台 |
前身 |
片倉工業松江工場 ↓ 松江サティ |
最寄駅 | 松江駅 |
最寄IC | 松江中央IC・津田IC |
外部リンク | 公式サイト |
敷地はかつての片倉工業松江工場の跡地であり、開業後も同社が施設を所有する。
概要
編集1994年(平成6年)5月1日[1]、マイカル松江が運営する「松江サティ」として開業した。
松江サティの開業により、ジャスコ松江店を核店舗とする商業施設「ピノ」や松江やよいデパートなどといった近隣商業施設との間で競合状態が発生したが、これら既存施設はのちに売り上げの減少に伴い閉店した。2011年(平成23年)3月、マイカルがイオンリテールに吸収されたことにより施設名を「イオン松江ショッピングセンター」、核店舗名を「イオン松江店」にそれぞれ改称した。
2020年(令和2年)4月にイオン松江店がイオンスタイル松江に業態転換した。2024年(令和6年)4月26日にイオンスタイル松江のリニューアルが行われ、産地直送売場の設置や冷凍食品売場の拡大が行われた。専門店街の一部も同時にリニューアルされた[3]。
沿革
編集- 1994年(平成6年)5月1日 - 松江サティとして開業[1]。
- 2008年(平成20年)9月27日 - 増床リニューアルオープン。
- 2011年(平成23年)3月1日 - イオングループ全体の店舗ブランド変更に伴い、施設名をイオン松江ショッピングセンターに、核店舗名をイオン松江店にそれぞれ改称。
- 2013年(平成25年)11月1日 - 管理・運営がイオンモール株式会社に移行。
- 2020年(令和2年)4月24日 - 核店舗のイオン松江店がイオンスタイル松江に業態転換。管理・運営がイオンリテールに戻る。
- 2024年(令和6年)4月26日 - イオンスタイル松江及び専門店街の一部がリニューアル[3]。
- 2025年(令和7年)
主なテナント
編集イオンスタイル松江を核店舗に約100の専門店テナントが出店している。
出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」を、営業時間およびATMを設置している金融機関の詳細は公式サイト「インフォメーション」を参照。
松江東宝5
編集松江東宝5 | |
---|---|
松江東宝5のコンセッション | |
情報 | |
開館 | 1994年5月1日 |
閉館 | 2025年1月12日 |
収容人員 | 786人 |
設備 |
DTS(シアター3) SRD-EX(シアター4) デジタル3-D(円偏光方式)[6][7] |
運営 | 関西共栄興行株式会社 |
所在地 |
島根県松江市東朝日町151 イオン松江ショッピングセンター3F |
最寄駅 | 松江駅 |
外部リンク | 松江東宝5 |
松江東宝5(まつえとうほうファイブ)は、東宝グループの関西共栄興行が運営する5スクリーン・786席を備えるシネマコンプレックス。
座席数はシアター1が142席、シアター2が143席、シアター3が164席、シアター4が219席、シアター5が118席である[6]。音響設備はシアター3がDTSに、シアター4がサラウンドEXにそれぞれ対応する[6]。
- 沿革
1994年(平成6年)5月1日、松江サティ開業と同時に県内初のシネマコンプレックス松江SATY東宝(まつえサティとうほう)として開館[8]。当時マイカルはワーナー・ブラザースと合弁で各地のサティなどに「ワーナー・マイカル・シネマズ」を開館させていたが、本館は当初東宝との合弁会社「サティ東宝株式会社」によって展開[注 2][8]。翌年にはマイカルの手を離れて関西共栄興行の運営となった[8]。
サティがイオンに転換した翌年の2012年(平成24年)9月1日には松江東宝5に改称した[9]。
2024年(令和6年)、運営会社の関西共栄興行は、契約更新をめぐりイオンリテールとの合意ができなかったとして、2025年1月上旬の閉館を発表[10]。その後、閉館日が2025年1月12日に決定された[11]。
閉館当日となった2025年1月12日には10作品が上映され、映画館の入口付近などに過去の上映作などの映画チラシ約400枚が展示された[5]。
跡地はイオングループ傘下のイオンエンターテイメントが継承し、同年夏頃に「イオンシネマ松江(仮)」として開館する予定[4]。イオンシネマとしては山陰地方に初進出となり[4]、他社の劇場跡への出店はイオンシネマ新青森に次ぐ2例目となる。
- 特徴
「港町キネマ通り」の取材によると、客層は中高年、特に高齢者の観客が多く、これに関して取材を受けた劇場スタッフは、駅から近い立地のため年配者でも足を運びやすいことが強みと述べている[8]。一方、夏休みなどの長期休暇中はファミリー層や学生も増え、子供会の映画鑑賞会が催されることもあった[8]。
今日シネマコンプレックスは全席指定席となっていることが殆どだが、かつては人気映画の上映の際、立ち見があったとされる[5]。また、座席はスタジアムシートではなくワンスロープ式となっていた[8]。
アクセス
編集周辺施設
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 一時期イオンモール株式会社が管理していた時期がある。
- ^ マイカルと東宝の合弁で展開された映画館は、他に『米子SATY東宝』(後に米子ビブレ東宝を経て米子駅前SATY東宝、1990年(平成2年)開館・2012年(平成24年)8月31日閉館)があった。
出典
編集- ^ a b c “島根県|全国都道府県別SC一覧”. 日本ショッピングセンター協会. 204年8月9日閲覧。
- ^ “イオングループ店舗「イオン松江ショッピングセンター」店舗情報”. イオンリテール株式会社. 2020年5月6日閲覧。
- ^ a b “イオン松江ショッピングセンター/4/26リニューアルオープン”. 流通ニュース. 2024年8月8日閲覧。
- ^ a b c d 山陰放送 (2024年9月2日). “「松江東宝5」閉館へ…30年の歴史に幕 来年夏「イオンシネマ」オープンへ”. TBS NEWS DIG. 2024年9月2日閲覧。
- ^ a b c 山陰中央新報 (2025年1月13日). “松江市唯一の映画館、東宝5が閉館 市民訪れ思い出に浸る 今夏イオンシネマに”. Yahoo!ニュース. 2025年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月14日閲覧。
- ^ a b c “劇場案内”. 松江東宝5. 関西共栄興行株式会社. 2025年1月8日閲覧。
- ^ “3Dめがねについて”. 松江東宝5. 関西共栄興行株式会社. 2025年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月8日閲覧。
- ^ a b c d e f “松江東宝5(港町キネマ通り)”. 映画館専門サイト「港町キネマ通り」 (2017年7月). 2025年1月8日閲覧。
- ^ “米子駅前SATY東宝が閉館”. 文化通信編集部ブログ“BunLOG” (2012年8月7日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月9日閲覧。
- ^ “松江唯一の「シネコン」リニューアルに期待 “空白地”鳥取では構想前進?市民は歓迎”. FNNプライムオンライン. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “お知らせ”. 松江東宝5. 2024年11月16日閲覧。
- ^ a b “アクセス|イオン松江ショッピングセンター”. イオンリテール株式会社. 2012年1月31日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- イオン松江ショッピングセンター
- イオンスタイル松江
- 松江東宝5
- 松江東宝5 - 「港町キネマ通り」(2017年7月)