アンドリュー・トールズ

アメリカの野球選手 (1992-)

アルビン・アンドリュー・トールズAlvin Andrew Toles, 1992年5月24日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ディケーター出身のプロ野球選手外野手)。右投左打。MLBロサンゼルス・ドジャース所属。

アンドリュー・トールズ
Andrew Toles
ロサンゼルス・ドジャース #60
ロサンゼルス・ドジャース時代
(2016年10月22日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ディケーター
生年月日 (1992-05-24) 1992年5月24日(32歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2012年 MLBドラフト3巡目
初出場 2016年7月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

NFL選手のアルビン・トールズ英語版を父に持つ[1]

経歴

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プロ入り前

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2010年MLBドラフト4巡目(全体137位)でフロリダ・マーリンズから指名されたが[2]、契約せずにテネシー大学へ進学した。

プロ入りとレイズ傘下時代

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チポラ大学英語版在学時の2012年MLBドラフト3巡目(全体119位)でタンパベイ・レイズから指名され[3]、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ英語版でプロデビュー。51試合に出場して打率.281、7本塁打、33打点、14盗塁を記録した。

2013年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ英語版でプレーし、121試合に出場して打率.326、2本塁打、57打点、62盗塁を記録した。

2014年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズとA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、2球団合計で52試合に出場して打率.265、1本塁打、15打点、24盗塁を記録した。

2015年3月29日に自由契約となった[4]。この年はどの球団にも所属せず、プレーしなかった。

ドジャース時代

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2015年9月23日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[5]

2016年は傘下のA+級ランチョクカモンガ・クエークスで開幕を迎えた。AA級タルサ・ドリラーズとAAA級オクラホマシティ・ドジャースを経て、7月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。同日のサンディエゴ・パドレス戦にて「8番・中堅手」で先発出場してメジャーデビューを果たし、アンドリュー・キャッシュナーから初安打を記録した[7]。その後、8月3日に1度AAA級オクラホマシティへ降格したが、21日に再昇格した後はメジャーに定着。この年メジャーでは48試合に出場して打率.314、3本塁打、16打点、1盗塁を記録した。

2017年5月9日の本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦で、フェンス際のレフトフライを追いかけている時に右膝を痛めて負傷退場となり、検査の結果で靭帯損傷が判明し、シーズン中の復帰は絶望的となった[8]

2018年に2週間の入院後、統合失調症双極性障害と診断された[9]。これ以降メジャー・マイナー共にプレーしていない。
また、メンタルの不調は2015年からであり、不眠などの問題からプレーに影響が出ていたことや、レイズを退団して1シーズン無所属だった理由もこのメンタルの不調であることを明らかにした。

2020年6月26日にフロリダ州キーウェスト国際空港で不法侵入したとして、逮捕された[10]。この時ホームレスであったことが判明した。

2024年現在、ドジャースは毎年トールズとメジャー契約を結び、常に制限リストに掲載している。これは制限リストに掲載されることでトールズは試合に出場できない上に無給ではあるが、球団の健康保険を利用して統合失調症と双極性障害の治療を続けることができる様にする為の措置である[11][12][13]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2016 LAD 48 115 105 19 33 9 1 3 53 16 1 1 0 1 8 2 1 25 1 .314 .365 .505 .870
2017 31 102 96 17 26 3 0 5 44 15 0 1 0 0 5 0 1 16 3 .271 .314 .458 .772
2018 17 32 30 5 7 2 0 0 9 4 1 0 0 0 2 1 0 8 1 .233 .281 .300 .581
MLB:3年 96 249 231 41 66 14 1 8 106 35 2 2 0 1 15 3 2 49 5 .286 .333 .459 .792
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2016 LAD 18 26 3 1 0 .967 9 8 0 0 0 1.000 8 21 0 1 0 .955
2017 21 24 0 1 0 .960 10 18 0 0 0 1.000 -
2018 2 1 0 0 0 1.000 8 11 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 .000
MLB 41 51 3 2 0 .964 27 37 0 0 0 1.000 9 21 0 1 0 .955
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 60 (2016年 - )

脚注

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  1. ^ Driller to watch: Andrew Toles”. Tulsa World (2016年6月9日). 2016年10月11日閲覧。
  2. ^ 2010 DRAFT TRACKER” (英語). MLB.com. July 16, 2023閲覧。
  3. ^ 2012 DRAFT TRACKER” (英語). MLB.com. July 16, 2023閲覧。
  4. ^ Andrew Toles released by Rays” (英語). Montgomery Advertiser (2015年3月29日). 2016年10月11日閲覧。
  5. ^ MLB公式プロフィール参照。2016年10月11日閲覧。
  6. ^ J.P.Hoornstra (2016年7月8日). “Sources: Dodgers calling up Andrew Toles, who was out of baseball last year.” (英語). LA Daily News. 2016年10月11日閲覧。
  7. ^ July 8, 216 San Diego Padres at Los Angeles Dodgers play-by-play and box score” (英語). Baseball Reference (2016年7月8日). 2016年10月11日閲覧。
  8. ^ Andrew Toles of Los Angeles Dodgers exits with right knee injury” (英語). ESPN (2017年5月10日). 2017年5月27日閲覧。
  9. ^ Nightengale, Bob. “'He really needs help': Family seeks help for Dodgers outfielder Andrew Toles, who is homeless and hospitalized”. USA TODAY. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  10. ^ Connor Byrne (2020年6月26日). “Andrew Toles Arrested On Trespassing Charge” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年6月27日閲覧。
  11. ^ Gaines, Cork (March 28, 2023). “The Dodgers keep giving a retired player with bipolar disorder and schizophrenia $0 contracts so he can keep his health insurance”. Yahoo! News. March 28, 2023閲覧。
  12. ^ McGee, Noah A. (April 18, 2023). “Los Angeles Dodgers Renew Andrew Toles' Contract To Provide Him With Health Insurance”. The Root. https://www.theroot.com/los-angeles-dodgers-renew-andrew-toles-contract-to-pro-1850348964 July 2, 2023閲覧。 
  13. ^ Henderson, Rutschman among contract renewals”. ESPN (March 13, 2024). March 13, 2024閲覧。

関連項目

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外部リンク

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