アンドイ
アンドイ(ノルウェー語: Andøy)は、ノルウェーのヌールラン県最北端に位置する自治体。ベステローデン諸島の一部から成る。最大の島はアン島で、行政の中心地であるアンデネス村も位置している。
アンドイ Andøy | |||||
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アンデネス村(2006年6月) | |||||
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位置 | |||||
ヌールラン県の位置 | |||||
アンドイの位置 | |||||
座標 : 北緯69度5分40秒 東経15度45分52秒 / 北緯69.09444度 東経15.76444度 | |||||
行政 | |||||
国 | ノルウェー | ||||
県 | ヌールラン県 | ||||
自治体 | アンドイ | ||||
首長 | ヨニ・ヘルゲ・ソルスヴィク (保守党) | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
自治体域 | 656 km2 (253.3 mi2) | ||||
陸上 | 616 km2 (237.8 mi2) | ||||
人口 | |||||
人口 | (2006年現在) | ||||
自治体域 | 5,245人 | ||||
人口密度 | 9人/km2(23.3人/mi2) | ||||
その他 | |||||
等時帯 | CET (UTC+1) | ||||
夏時間 | CEST (UTC+2) | ||||
ノルウェー統計局のサイトより | |||||
公式ウェブサイト : www.andoy.net/ |
1964年1月1日にアンデネス、ビョルンスキン、ドヴェルベルグの各自治体が合併し誕生した。現在、アンデネス村は漁村として栄え、年がら年中多くの観光客でにぎわう。
基礎情報
編集紋章
編集現在の紋章は1983年7月7日に国王の認可を得た。デザインの波形はアンドイが沿岸部に位置していることと、この地における漁業の重要性を象徴している[1]。
歴史と観光
編集アンデネス村は鉄器時代から比較的大きな漁村として栄えてきた。現在では夏にこの地へやってくるマッコウクジラを観察するホエールウォッチングの出発地になっている。
地理
編集アンドイはベステローデン諸島最北のアン島の全域と、ノルウェーで最大かつ最も人口の多いヒン島の北部、さらにBleiksøya、Vomma、Stavaøyanなどの岩礁から成る。島の中央部は湿地帯になっており、ホロムイイチゴが自生している。また、ノルウェー大陸部では唯一、石炭や恐竜の化石が産出される。ヒン島のフォルフィヨルド渓谷自然保護区にはスカンジナビア半島で最も古い、樹齢700年以上のマツの木がある[2]。
交通
編集アン島のリソイハムン村にはノルウェーの沿岸急行船「フッティルーテン」が停泊し、アンデネスのアン島空港にはヴィデロー航空が乗り入れている。夏にはアンデネスとセニヤ島の漁村、グリレフィヨルドとの間でフェリーが運航される。車ではソルトランからルート82で北へ向かうと着く。
軍事
編集アンデネスの近郊にはアンドーヤ空軍基地があり、ノルウェー空軍第333飛行隊のP-3C海上哨戒機が配備されている。また、アンデネスから数キロ南へ行くと観測ロケットを発射するアンドーヤロケット発射場がある。
脚注
編集- ^ Norske Kommunevåpen (1990年). “Nye kommunevåbener i Norden”. 2008年11月18日閲覧。
- ^ “Forfjorddalen naturreservat”. 2008年11月18日閲覧。
- ^ “Bleiksøya naturreservat”. 2008年11月18日閲覧。