アリシューザ (軽巡洋艦・2代)

アリシューザ (HMS Arethusa, 26) は、イギリス海軍の軽巡洋艦。アリシューザ級のネームシップ。


「アリシューザ」(1942年4月撮影)
基本情報
建造所 チャタム造船所
運用者 イギリス海軍
艦種 軽巡洋艦
級名 アリシューザ級
艦歴
発注 1932年9月1日
起工 1933年1月25日
進水 1934年3月6日
就役 1935年5月23日
除籍 1945年
性能諸元
排水量 基準:5,220トン
全長 506 ft (154.2 m
水線長 - ft (146.8m m)
全幅 51 ft (15.54 m)
吃水 16.5 ft (5.03 m)
機関 アドミラリティ式重油専焼三胴型水管缶4基
+パーソンズギヤードタービン 4基4軸推進
最大出力 64,000shp
最大速力 32.25ノット
航続距離 10ノット/12,000海里
燃料 重油:1,325トン
乗員 500名
兵装 Mk XXIII 15.2cm(50口径)連装砲3基6門
10.2cm(45口径)単装高角砲4基4門
12.7mm四連装機銃2基
53.3cm魚雷発射管三連装2基
装甲 舷側:70mm(水線部、機関区のみ)
甲板:25mm(機関区)
火薬庫:25~60mm
主砲塔:25mm(前盾)
航空兵装 水上機:1機
カタパルト1基

艦歴

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チャタム造船所にて1933年1月25日起工、1934年3月6日進水し、1935年5月23日に就役、地中海の第3巡洋艦戦隊に配属された。 しかし、1940年の初めに「アリシューザ」及び「ペネロピ」は本国艦隊より呼び戻され、本国帰投後は第2巡洋艦戦隊を編成する。

1940年4月にノルウェーの戦いに参加後、5月8日にノア管区に配備され、カレーの防衛軍を支援した。

1940年6月28日、ジブラルタルで新しく編成されたH部隊に加わり、1940年7月にメルセルケビール海戦に参加した。 H部隊にて、「アリシューザ」は大西洋及び地中海の哨戒任務に就く。

1941年5月、「アリシューザ」はアイスランドとフェロー諸島の海域で運用されていたが、 7月に地中海に戻り、マルタ船団を護衛及び補給航路の維持に努めた。

1941年12月、ロフォーテン諸島の襲撃に参加した際に船体に損傷を負い、1942年4月までチャタムで修理及び補修を行った。 その後、1942年6月に地中海に戻り、マルタの補給を主に支援する第15巡洋艦戦隊に加わった。

「アリシューザ」は戦没することなく第二次世界大戦の終戦を迎え、その後は除籍、解体された。

脚注

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出典

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  • Chesneau, Roger, ed (1980). Conway's All the World's Fighting Ships 1922–1946. Greenwich: Conway Maritime Press. ISBN 0-85177-146-7 
  • Rohwer, Jürgen (2005). Chronology of the War at Sea 1939–1945: The Naval History of World War Two (Third Revised ed.). Annapolis, Maryland: Naval Institute Press. ISBN 1-59114-119-2 
  • Whitley, M. J. (1995). Cruisers of World War Two: An International Encyclopedia. London: Cassell. ISBN 1-86019-874-0 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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