アブドゥ・ディウフ
アブドゥ・ディウフ(Abdou Diouf、1935年9月7日 - )は、セネガル共和国の政治家。同国大統領、首相などを歴任した。
アブドゥ・ディウフ Abdou Diouf | |
任期 | 1981年1月1日 – 2000年3月31日 |
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任期 | 1970年2月26日 – 1980年12月31日 |
アフリカ統一機構
第30代 議長 | |
任期 | 1992年6月29日 – 1993年6月28日 |
西アフリカ諸国経済共同体
第14代 議長 | |
任期 | 1992年 – 1993年 |
出生 | 1935年9月7日(89歳) フランス領西アフリカ、ルーガ |
政党 | セネガル社会党(PSS) |
配偶者 | エリザベス・ディウフ(Elisabeth Diouf) |
経歴
編集セネガル(当時はフランス領西アフリカの一部であった)のルーガで生まれた(父はセレール族、母はプル族)。小中学校をサンルイで学んだ。ダカールで法学を学んだ後、パリのフランス海外領国立学校(Ecole nationale de la France d'Outre-Mer :ENFOM)に学び1960年修了した。
1963年、ディウフはサンゴール大統領の下でセネガル政府高官となり、1968年から1979年まで計画・産業大臣を務め、1970年2月に1962年12月以来廃止されていた首相に任命された。
さらにサンゴール大統領勇退の後、セネガルの第2代大統領に就任(1981年1月1日)し1983年、1988年、1993年に再選された。1996年フランス語圏大賞受賞[1]。1998年キング・ファイサル国際賞イスラーム奉仕部門を受賞。
ディウフはセネガルの声を世界に広めることに尽くした。
ディウフは2000年3月19日、大統領選の決選投票でアブドゥライ・ワッドに敗れ、それ以降、妻のエリザベスとともにフランスに在住している。
2002年10月20日、ディウフはフランス語圏国際機構(Organisation internationale de la Francophonie)の第2代事務総長に選出されている(初代はエジプトのブトロス・ブトロス=ガーリ(1997年-2002年))。 2003年より2014年までフランコフォニー国際機関の事務総長を務めた。
脚注
編集- ^ “Abdou DIOUF”. www.academie-francaise.fr. Académie française. 2019年6月26日閲覧。
外部リンク
編集公職 | ||
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先代 レオポール・セダール・サンゴール |
セネガル共和国大統領 第2代:1981 - 2000 |
次代 アブドゥライ・ワッド |
外交職 | ||
先代 ジュリウス・ニエレレ イブラヒム・ババンギダ |
アフリカ統一機構議長 第23代:1985 - 1986 第30代:1992 - 1993 |
次代 ドニ・サスヌゲソ ホスニー・ムバーラク |
先代 イブラヒム・ババンギダ |
西アフリカ諸国経済共同体議長 第14代:1992 - 1993 |
次代 ニセフォール・ソグロ |
先代 ブトロス・ブトロス=ガーリ |
フランコフォニー国際機関事務総長 第2代:2003 - 2014 |
次代 ミカエル・ジャン |