アバーナント
アバーナント (Abernant) とはイギリスで生産されイギリスで調教を受けた競走馬である。競走馬引退後は種牡馬として活躍した。
アバーナント | |
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欧字表記 | Abernant |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
生誕 | 1946年 |
死没 | 1970年 |
父 | Owen Tudor |
母 | Rustom Mahal |
生国 | イギリス |
生産者 | Lady Macdonald-Buchanan |
馬主 | R.Macdonald-Buchanan |
調教師 | Noel Murless(イギリス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 17戦14勝 |
獲得賞金 | 26,394ポンド |
主戦騎手はゴードン・リチャーズ。
戦跡
編集デビュー戦はスタートで出遅れて2着だったものの、その後ミドルパークステークス勝ちなどを含む6連勝で2000ギニーへ向かう。が、果敢に逃げたもののゴール前にニンバスに捉えられ、ハナ差で敗戦を喫してしまい連勝もストップする。しかしこの後ダービーステークスには向かわずに短距離路線に照準を合わせてキングズスタンドステークスやジュライカップ、ナンソープステークスなど、イギリス短距離路線の所謂「王道レース」を全て圧勝という結果で総なめにした。古馬になってからの初戦も制し、再び連勝を5とするが、連覇を目指したキングズスタンドステークスは[1]珍しく後方から追い込むもタングルに届かず2着と惜敗してしまう。しかしこれが生涯最後の敗戦で、続くジュライカップ、キングジョージステークス、ナンソープステークスをどれも圧勝で連覇、堂々の成績を残して現役を引退した。
年度別競走成績
編集※当時グループ制なし
種牡馬時代
編集主に短距離からマイルの競走を得意とする産駒を輩出したが、G1級競走を複数制するような馬は出て来なかった。現在の競走馬の血統からは母系からでのみ名前を確認することが出来る。
代表産駒
編集- Abermaid - 1000ギニー、アズマハンター・ベストブラッドの祖母
- Even Star - アイリッシュ1000ギニー
- Farhana - アベイ・ド・ロンシャン賞
血統表
編集アバーナントの血統(ハイペリオン系/Chaucer4×5=9.38%、Bay Ronald5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Owen Tudor 1938 黒鹿毛 |
父の父 Hyperion1930 栗毛 |
Gainsborough | Bayardo | |
Rosedrop | ||||
Selene | Chaucer | |||
Serenissima | ||||
父の母 Mary Tudor1931 鹿毛 |
Pharos | Phalaris | ||
Scapa Flow | ||||
Anna Bolena | Teddy | |||
Queen Elizabeth | ||||
母 Rustom Mahal 1934 芦毛 |
Rustom Pasha 1927 黒鹿毛 |
Son-in-Law | Dark Ronald | |
Mother in Law | ||||
Cos | Flying Orb | |||
Renaissance | ||||
母の母 Mumtaz Mahal1921 芦毛 |
The Tetrarch | Roi Herode | ||
Vahren | ||||
Lady Josephine | Sundridge | |||
Americus Girl F-No.9-c |
脚注
編集- ^ デビュー当初は後方からの競馬を得意としていたが、次第に前からの競馬に専念するようになり、この頃になると専ら前からの競馬が普通になっていた。