アダム・アルナ
アブドゥライェ・アダム・アルナ(Abdoulaye Adamou Harouna、Harouna Adamou(アルナ・アダムとも表記される[1]))は、ニジェールの軍人。階級は少佐[2][3]あるいは大佐[2]。2010年2月18日に軍事クーデターを導き、タンジャ・ママドゥ大統領を退陣に追い込んだ[4][5]。
1999年クーデターの際には、リーダーであったダオダ・マラム・ワンケの側近を務めた[6]。
2010年クーデターでは、兵士が首都ニアメへ進撃し、大統領官邸に攻撃を行いママドゥ大統領を拘束した。クーデター成功後、サル・ジボ(chef d'escadron、戦隊司令官)が民主主義復興最高評議会の議長としてニジェールの事実上の元首となった[7][1][8]。
脚注
編集- ^ a b "Un Conseil militaire prend le pouvoir au Niger"、ラジオ・フランス・アンテルナショナル、2010年2月19日。
- ^ a b "Group called Restoration of Democracy kidnaps Niger's president in coup"、ダラス・モーニングニュース、2010年2月19日。
- ^ "Coup leaders suspend Niger's constitution"、グローブ・アンド・メール、2010年2月19日。
- ^ Armed soldiers storm Niger presidential palace、AP通信、2010年2月18日。
- ^ Niger leader Mamadou Tandja 'held by soldiers'、英国放送協会、2010年2月19日。
- ^ Niger's military coup is condemned by France and Africa、英国放送協会。
- ^ "Niger junta names leader after coup"、英国出版協会、2010年2月19日。
- ^ "Niger : le chef d'escadron Salou Djibo, "président" du CSRD"、フランス通信社、2010年2月19日。