アセトゲニン
アセトゲニン (acetogenin) 類は、バンレイシ科植物に含まれるポリケチド天然物の一群である。ヒドロキシル基やケト基、エポキシド、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピランなどの酸素化官能基を含む炭素数32あるいは34の直鎖を特徴とする。末端にはしばしばラクトンあるいはブテノリドを持つ[1]。これまでに51種の植物から400を越えるアセトゲニン類が単離されている[2]。
アセトゲニン類の例:
脚注
編集- ^ Li, N.; Shi, Z.; Tang, Y.; Chen, J.; Li, X. (2008). “Recent Progress on the Total Synthesis of Acetogenins from Annonaceae”. Beilstein Journal of Organic Chemistry 4 (48): 1–62. doi:10.3762/bjoc.4.48. PMC 2633664. PMID 19190742 .
- ^ Bermejo, A.; Figadère, B.; Zafra-Polo, M.-C.; Barrachina, I.; Estornell, E.; Cortes, D. (2005). “Acetogenins from Annonaceae: Recent Progress in Isolation, Synthesis and Mechanisms of Action”. Natural Product Reports 22 (2): 269–303. doi:10.1039/B500186M. PMID 15806200. Erratum: “Back Matter”. Natural Product Reports 22 (3): 426. (2005). doi:10.1039/B503508M.
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、アセトゲニンに関するカテゴリがあります。