アサー・トンプソン
アサー・XLNC・トンプソン（Ausar XLNC Thompson, 2003年1月30日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド出身のプロバスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズに所属している。ポジションはシューティングガードまたはスモールフォワード。同じくNBA選手のアメン・トンプソンは双子の兄。
| デトロイト・ピストンズ No.9 | |
|---|---|
| ポジション | SG / SF |
| 所属リーグ | NBA |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 アメリカ合衆国 |
| 生年月日 | 2003年1月30日（22歳） |
| 出身地 | カリフォルニア州オークランド |
| 身長 | 201cm (6 ft 7 in) |
| 体重 | 99kg (218 lb) |
| キャリア情報 | |
| 高校 | パイン・クレストスクール |
| NBAドラフト | 2023年 / 1巡目 / 全体5位[1] |
|
デトロイト・ピストンズから指名 | |
| プロ選手期間 | 2021年–現在 |
| 経歴 | |
| 2021–2022 | チーム・エリート |
| 2022–2023 | シティ・リーパーズ |
| 2023– | デトロイト・ピストンズ |
| 受賞歴 | |
| |
|
Stats Basketball-Reference.com | |
経歴
編集ハイスクール
編集双子の兄弟のアメンと共にパイン・クレストスクールでプレーし、4年目のシーズンは平均22.6得点・7.2リバウンド・3.4アシストを記録した[1]。
オーバータイム・エリート
編集大学へは進学せず、アメンと共に2021年から創設されたオーバータイム・エリートと契約した[2]。
1年目の2021-22シーズンはチーム・エリートに配属された。プレーオフの優勝決定戦ではアメンの所属するチームOTEと対戦。勝利した方が優勝となる第3戦で20得点を記録して勝利に貢献し、MVPを受賞した[3]。
2年目の2022-23シーズンはリーグの拡張に伴いチームが一新。新たにシティ・リーパーズへ配属され、アメンとチームメイトになった[4]。
デトロイト・ピストンズ
編集2023年のNBAドラフトにて1巡目全体5位でデトロイト・ピストンズから指名され、兄・アメンは全体4位でヒューストン・ロケッツから指名された[5]。これにより、同じドラフトで兄弟のどちらも全体5位以内で指名されたNBA史上初の事例となった[6]。
10月25日のマイアミ・ヒート戦でNBAデビューを果たして4得点、7リバウンド、3アシスト、5ブロックを記録し、NBAデビュー戦で5ブロックを記録した史上最年少選手（20歳269日）となった[7]。
2024年3月20日に血栓の手術のために残りのシーズンを全休することが発表された[8]。このシーズン、アサーは63試合（内38試合先発）に出場して平均8.8得点、6.4リバウンド、1.9アシストを記録した。
個人成績
編集| 略称説明 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
| FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
| RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
| BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
編集レギュラーシーズン
編集| シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023–24 | DET | 63 | 38 | 25.1 | .483 | .186 | .597 | 6.4 | 1.9 | 1.1 | .9 | 8.8 |
| 通算 | 63 | 38 | 25.1 | .483 | .186 | .597 | 6.4 | 1.9 | 1.1 | .9 | 8.8 | |
脚注
編集- ^ “Broward 5A-1A boys basketball co-players of the year: Ausar Thompson and Amen Thompson, Pine Crest juniors”. Sun Sentinel. 2022年10月11日閲覧。
- ^ “Overtime Elite lands another set of twins as Amen and Ausar Thompson choose professional program over college” (英語). CBSSports.com. 2022年10月11日閲覧。
- ^ “OT7” (英語). OT7. 2022年10月11日閲覧。
- ^ Sprung, Shlomo (2022年9月22日). “Overtime Elite Announces 2022-23 Rosters & League Expansion” (英語). Boardroom. 2022年10月11日閲覧。
- ^ Siegel, Brett (2023年6月22日). “Ausar Thompson: Meet the Pistons' No. 5 pick in 2023 NBA Draft”. ClutchPoints. 2023年6月22日閲覧。
- ^ Woodyard, Eric (2023年6月23日). “Amen, Ausar Thompson first brothers taken in top five of same NBA draft”. ESPN.com. 2023年6月27日閲覧。
- ^ Pagaduan, Jedd (2023年10月25日). “Pistons wing Ausar Thompson smashes Shawn Bradley's rookie record with scary defense vs. Heat”. ClutchPoints. 2023年10月25日閲覧。
- ^ Sam, Doric (2024年3月20日). “Pistons' Ausar Thompson Will Miss Rest of 2023-24 NBA Season for Blood Clot Treatment” (英語). syndication.bleacherreport.com. 2024年3月20日閲覧。