アイ・ハヴ・ア・ドリーム (ABBAの曲)
1979年のABBAの曲
「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」(I Have A Dream)は、スウェーデンの音楽グループ、ABBAの楽曲である。1979年12月にシングル盤としてリリースされ、1970年代最後のシングル曲となった(ただし日本やアメリカ合衆国では、シングルカットされていない)。
「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」 | ||||||||
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ABBA の シングル | ||||||||
初出アルバム『ヴーレ・ヴー』 | ||||||||
リリース | ||||||||
録音 | 1979年 | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | ポラー・ミュージック | |||||||
作詞・作曲 | ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース | |||||||
プロデュース | ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ABBA シングル 年表 | ||||||||
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オリジナル・ヴァージョン
編集アルバム『ヴーレ・ヴー』(1979年)からのシングル・カット。終盤に於ける児童合唱が特徴である。
全英シングルチャートではピンク・フロイド「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」に負けて2位が最高だった。しかしオーストリア、ベルギー、スイス、オランダではチャート1位を獲得した。スペイン語バージョンも"Estoy Soñando"(英語で言えば " I'm dreaming " , 日本語なら「私は夢見る」の意)というタイトルでリリースされ、メキシコで3位、アルゼンチンで4位、スペインで9位を獲得した。
アルバム『ヴーレ・ヴー』のデラックス・エディション盤(2010年発売)に付属されたDVDには、本作のミュージック・ビデオが収録された。劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』では、「夢があるから」という邦題がつけられている。
カバー
編集ウエストライフ
編集「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」 | ||||||||
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ウエストライフ の シングル | ||||||||
初出アルバム『ウエストライフ、ザ・グレイテスト・ヒッツ~アンブレイカブル~』 | ||||||||
リリース | ||||||||
録音 | 1999年 | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | Sony BMG | |||||||
作詞・作曲 | ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース | |||||||
プロデュース | ルイ・ウォルシュ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ウエストライフ シングル 年表 | ||||||||
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20年後の1999年にアイルランドの男性グループ、ウエストライフがカバーし、UKチャート1位をマークした(日本やアメリカ合衆国では、シングル・カット自体されていない)。また、この2年後の2001年には、インドネシアの子役兼少女歌手のシェリナ・ムナフ(Sherina Munaf, 1990年 - )をメインヴォーカルにフィーチャーしたウエストライフによるカヴァー・ヴァージョンがリリースされ、それも英国などでヒットした。
その他
編集- ナナ・ムスクーリ - アルバム『Quand on revient』(1983年)に、歌詞をフランス語に改作したカバー"Chanter La Vie"収録(歌詞の内容が原詞とは大幅に違うため「訳詞」とは言えない)。後に英語詞でもカバーした。また彼女は、ドイツ語でもこの曲をカバーしている(1983年のアルバム“Farben”にて。訳詞者は K. Däumer なる人物である)。
- 篠原恵美 - 1998年にメルダックより発表された、5人の女性声優(篠原の他には井上喜久子、かないみか、川村万梨阿、日髙のり子の4名)によるオリビア・ニュートン=ジョンと ABBA のカヴァーアルバム『ダンシング・クイーン』にてカヴァー。このアルバムに於いては、奇数番トラックが ABBA の曲、偶数番トラックがオリビア・ニュートン=ジョンの曲という構成になっていた。篠原による「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」は7曲目である。
- コニー・タルボット - アルバム『オーヴァー・ザ・レインボー』(2007年)に収録。
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