アイルック環礁
座標: 北緯10度19分40秒 東経169度56分00秒 / 北緯10.32778度 東経169.93333度
アイルック環礁(マーシャル語: Aelok, [ɑelʲokʷ][1])は、57の小島から成る太平洋上の環礁で、国際法上はマーシャル諸島のラタック列島に所属する。
概要
編集小島を合わせた陸地の面積は5.3km2であるが、環礁の面積は175km2にもなる。小島の内の主なものは、アジェレップ、アリージェ、アイルック、アルキルウェ、バロルカン、ビケン、エネジャブロック、エネジェラー、カペン、そしてマリブである。環礁の西側には3本の通路(エラップ・ヅャンネル、マロック・チャンネル、及びエネマン・チャンネル)があり、環礁の内側に通じている。
環礁の人口は2021年度で235人である[2]。
歴史
編集1565年1月10日、ミゲル・ロペス・デ・レガスピのスペイン遠征隊によって初めて発見された。
第一次世界大戦後、大日本帝国の南洋委任統治領となった。第二次世界大戦後、1986年にマーシャル諸島が独立するまで、太平洋諸島信託統治領の一部としてアメリカの支配下にあった。
教育
編集マーシャル諸島公立学校システムが公立学校を運営している[3]。
- アイルック小学校
- エネジェラール小学校
主な出来事
編集脚注
編集- ^ “Marshallese-English Dictionary - Place Name Index”. www.trussel2.com. 2024年12月8日閲覧。
- ^ Pacific Community (SPC) (2024). REPUBLIC OF THE MARSHALL ISLANDS 2021 CENSUS ON POPULATION AND HOUSING. p. 22. ISBN 978-982-00-1582-1 .
- ^ “Instruction & Primary Schools”. 2024年12月8日閲覧。
- ^ “環礁に無人船漂着、中にコカイン649キロ マーシャル諸島”. CNN (2020年12月17日). 2020年12月19日閲覧。