アイダホ (BB-24)
アイダホ(USS Idaho, BB-24)はアメリカ海軍のミシシッピ級戦艦。アイダホ州の名前がつけられたアメリカ海軍で2隻目の船である。
艦歴
編集1903年3月3日に承認され、1904年5月12日にペンシルベニア州フィラデルフィアのウィリアム・クランプ・アンド・サンズ社で起工された。1905年12月9日進水。1908年4月1日に就役した。
1908年の4月と5月はキューバへの慣熟航海をおこない、パナマを訪れた後フィラデルフィアに戻った。1909年2月22日、アイダホはハンプトンローズでのグレート・ホワイト・フリートの帰還を祝う観艦式に参加した。3月、アイダホはカリブ海に戻り1910年10月までそこで活動した。1910年10月29日、アイダホはイギリスとフランスでの演習に向かった。それからの帰還後、1911年3月19日から28日までチェサピーク湾で砲術訓練を行った。
1911年5月4日にアイダホはフィラデルフィアからルイジアナ州へ向かい、それから演習のためフロリダ州東岸へ向かった。1918年10月27日、フィラデルフィアでアイダホは予備役となった。1914年5月9日、アイダホは海軍兵学校生徒を乗せて地中海への訓練航海に出発した。
1914年7月30日にアイダホはニューポートニューズで退役し、同日ギリシャ海軍に引き渡された。アイダホはギリシャ海軍のレムノスとなり、第二次世界大戦中にドイツ国防軍によって撃沈された。