アイウトン・ゴンサウヴェス・ダ・シウヴァ

ブラジルのサッカー選手

アイウトン・ゴンサウヴェス・ダ・シウヴァAílton Gonçalves da Silva, 1973年7月19日 - )は、ブラジルパライバ州モゲイロ出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはフォワードセンターフォワード)。

アイウトン
名前
本名 アイウトン・ゴンサウヴェス・ダ・シウヴァ
Aílton Gonçalves da Silva
カタカナ アイウトン
ラテン文字 AÍLTON
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
ドイツの旗 ドイツ
生年月日 (1973-07-19) 1973年7月19日(51歳)
出身地 モゲイロポルトガル語版
身長 177cm
体重 74kg
選手情報
ポジション FW (CF)
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1993-1994 ブラジルの旗 イピランガ 12 (2)
1994-1995 ブラジルの旗 インテルナシオナル 21 (4)
1994-1995 ブラジルの旗 モジミリン 28 (8)
1995-1996 ブラジルの旗 サンタクルス 21 (7)
1996-1997 ブラジルの旗 グアラニ 43 (20)
1997-1998 メキシコの旗 ティグレス 23 (5)
1998-2004 ドイツの旗 ブレーメン 169 (88)
2004-2005 ドイツの旗 シャルケ 29 (14)
2005-2006 トルコの旗 ベシクタシュ 14 (5)
2006 ドイツの旗 ハンブルガー 13 (3)
2006-2007 セルビアの旗 レッドスター 13 (4)
2007 スイスの旗 グラスホッパー 13 (8)
2007-2008 ドイツの旗 デュースブルク 8 (1)
2008 ウクライナの旗 メタルルフ・ドネツィク 2 (1)
2008-2009 オーストリアの旗 アルタッハ 12 (7)
2009 ブラジルの旗 カンピネンセ 1 (1)
2009 中華人民共和国の旗 重慶力帆 5 (0)
2010 ドイツの旗 ユルディンゲン 13 (4)
2010-2011 ドイツの旗 オーバーノイラント 12 (3)
2011 ブラジルの旗 リオ・ブランコ 4 (1)
2012-2013 ドイツの旗 ハッシア・ビンゲン 21 (19)
通算 477 (205)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

経歴

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ずんぐりとした体型からは想像できない突破力と強烈なシュート、柔らかなボールタッチが持ち味。ヴェルダー・ブレーメン時代の2003-04シーズンにはドイツ・ブンデスリーガ得点王に輝き、ドイツ人以外では初のリーグ年間最優秀選手 (Fußballer des Jahres) にも選ばれた。また、ドイツ・ブンデスリーガで100ゴール以上を挙げた外国人選手は、アイウトンを含め3人しかいない。

ドイツでの成功とは裏腹に、ブラジル代表への招集は一度もない(素行不良が原因といわれている)。一時期はブラジル代表を諦め、カタール代表入り寸前までいったり(結局国際サッカー連盟の新ルール適用により実現しなかった)、ドイツ国籍を取得しドイツ代表でのプレーを目指したこともあったが、いずれも断念している。

2004年にブレーメンを退団して以降は自己管理の甘さや素行の悪さが露呈し、世界各地のクラブを転々としている。2007-08シーズンはMSVデュースブルクと契約、ドイツ・ブンデスリーガへ復帰した。しかし、2008年2月に同チームとの契約を打ち切り、ウクライナFCメタルルフ・ドネツィクに移籍した。同年、再びSCラインドルフ・アルタッハレンタル移籍するも、2009年には母国ブラジルに戻りプレーしていたが、2009年7月に中国重慶力帆足球倶楽部へ移籍した。12月にドイツ下部リーグのKFCユルディンゲン05へ移籍。2010年にはFCオーバーノイラントでプレー。

2012年にハッシア・ビンゲンドイツ語版に加入し、2013年に現役引退を表明。引退試合は自身のキャリアの中で最も輝いたヴェルダー・ブレーメンのホームスタジアムであるヴェーザーシュタディオンで行われ、4万2000人のサポーターが詰め掛けた[1]

人物

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サッカーを始めた理由は、若い頃怠け者で寝るか乗馬するかしかしなかったため、母親が軍隊に入れるためのトレーニングとして始めさせたことによる。

ブラジルの小さな村のチームでプレーしていたところ、そのプレーを見たサンパウロFCのスカウトの目に留まり入団を誘われるも「寂しいので村を出たくない」という理由でこのオファーを蹴ったという過去を持つ。

ドイツ・ブンデスリーガで得点王を獲得した2003-04シーズンにおいて、全28ゴール中ヘディングでのゴールはわずか1ゴールと、重い体型が邪魔をしてか空中戦は苦手である。また、利き足ではない右足のプレーも苦手であり、彼のプレーの大半は左足が中心である。

タイトル

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クラブ

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ブレーメン
レッドスター

個人

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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