道の駅うつのみや ろまんちっく村

栃木県宇都宮市にある国道293号の道の駅・公園
ろまんちっく村から転送)

道の駅うつのみや ろまんちっく村(みちのえき うつのみや ろまんちっくむら)は、栃木県宇都宮市新里町にある[5][6]国道293号道の駅である。

うつのみや ろまんちっく村
道の駅うつのみや ろまんちっく村
所在地
321-2118
新里町丙254番地
座標 北緯36度38分00秒 東経139度49分53秒 / 北緯36.6333度 東経139.8314度 / 36.6333; 139.8314座標: 北緯36度38分00秒 東経139度49分53秒 / 北緯36.6333度 東経139.8314度 / 36.6333; 139.8314
登録路線 国道293号
登録回 第37回 (09021)
登録日 2012年3月26日
開駅日 2012年[1]9月22日[2]
営業時間 8:30 - 18:00[2][3]
外部リンク
地図
テンプレート プロジェクト道の駅
宇都宮市農林公園ろまんちっく村
道の駅うつのみや ろまんちっく村の位置(栃木県内)
道の駅うつのみや ろまんちっく村
分類 農業公園
所在地
栃木県宇都宮市新里町丙254
運営者 宇都宮市(指定管理者:株式会社ファーマーズ・フォレスト[4]
設備・遊具 道の駅、温泉施設
駐車場 あり
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概要

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宇都宮市の市制施行100周年記念・農政事業の一環として農林業の振興、地域の活性化、市民の余暇活動の充実を目的に事業化され、1996年平成8年)9月14日ろまんちっく村が開園した(正式名称は宇都宮市農林公園ろまんちっく村[7][8][9]2012年(平成24年)9月22日に道の駅としてリニューアルオープンした[2][8]

施設

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いちご摘みやラベンダー摘みなど、年間を通して農産物の収穫体験イベントが催され、また入園料が無料であることや1,000台を超える無料駐車場を有し宇都宮環状道路の周縁に所在するためアクセスがよいことも手伝って、年間140万人前後の入場者がある[5][9][10]。園内は主に農園施設と農産物の物販施設で構成されるが、農業関係の施設以外にレジャー施設として温泉施設「ヴィラ・デ・アグリ(旧・ろまんの湯)」が併設されるほか、オリジナルの「地ビール」や、「地ビールソフトクリーム」なども販売され、これらを目的とする利用者も多い。園内のビール醸造所にてチョコレート風味のショコラビールというものもつくられている。

計画時は入場料金徴収を予定していたため、料金ゲートが設けられているが開園以来使用されていない。利用者数は開園した1997年以降年々減少し、開園10周年を期にリニューアル等さまざまな対策が施されたが経営は好転しなかった。市は指定管理者制度の導入に踏み切り、地場の外食企業に決定したものの不祥事により辞退された。再度の選定で「株式会社ファーマーズ・フォレスト」と契約、第三セクター会社「株式会社ろまんちっく村」を清算した。ファーマーズ・フォレストによる斬新な運営構造改革により、収支は大幅に改善され入場者数も増加に転じ、好調に推移している[要出典]

農園施設

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  • クラインガルテン
  • ろまんちっくファーム
    • 園内の飲食店で使用する野菜・果物の栽培のほか、収穫を体験できる施設[11]
  • 堆肥プラント
  • 体験センター
  • 展示棟

飲食・物販

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出典[12]

  • 村の食堂・畑の台所「麦の楽園」
    • ブルワリー併設
  • パン焼き工房のっぽさん
  • ファーストフード&パン工房 DELI
  • ファーストフードコートとちのは
    • そば処くにもと
    • ラーメン餃子処にっさと
  • ろまんちっく村市場「あおぞら館」
  • 多目的ドーム「ローズハット」
    • イベント・催事・休憩コーナーなどから成る温室ドーム。
    • 2023年2月4日より旧熱帯温室を改装した「大谷石ギャラリー」開設[13]

保養施設

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出典[14]

  • ヴィラ・デ・アグリ
    • 温泉施設 天然温泉「湯処あぐり」
    • 温水プール「アグリ・スパ」(屋内プール、屋外プール(夏季限定)、内風呂
    • 飲食「ゆず庵」
    • 宿泊施設(和室6室、洋室3室、和洋室1室。宿泊料は素泊まりのみで、夕食・朝食は別料金となるが要予約で園内の施設利用可能)。

公園施設

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  • おいしい街・噴水プラザ
    • モニュメント広場で滝、噴水などがある憩いの場所。
  • みのりの森
    • 落葉・広葉樹林で散策路が整備されている。孟宗竹が植生されており、筍掘りもできる。[15]
  • つるの家
  • にぎわい広場
    • 広大な芝生広場。宇都宮シクロクロス[16] などスポーツ大会の会場ともなる[11]
  • ポケットパーク
    • 遊具施設を有し、ファミリーで遊べる芝生公園であったが、後述のホテル建設のため遊具施設はみのりの森へ移設され閉鎖。

アクセス

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自動車

  • 国道293号 - 登録路線
  • E4 東北自動車道 10 宇都宮ICより約5分。

公共交通機関路線バス

外部施設

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脚注

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  1. ^ “宇都宮の道の駅、10周年記念でプレミアム商品券など発売”. 日本経済新聞. (2022年9月16日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1666W0W2A910C2000000/ 2022年11月12日閲覧。 
  2. ^ a b c よくある質問 「農林公園ろまんちっく村」について知りたい”. 宇都宮市観光交流課 (2020年4月9日). 2022年11月12日閲覧。
  3. ^ 『最新版 道の駅完全ガイドブック 2022-23』コスミック出版、2022年8月11日、79頁。ISBN 978-4-7747-4143-7 
  4. ^ 指定管理者制度導入施設一覧
  5. ^ a b c d “宇都宮・ろまんちっく村に米マリオット系ホテル”. 産経ニュース. (2020年10月7日). https://www.sankei.com/article/20201007-MBWO2QAMEVKPTEAXPECDALHW7E/ 2022年11月12日閲覧。 
  6. ^ “【あなた発 とちぎ特命取材班】道の駅で車中泊、どんな人? 尋ねてみたら…浮かぶ人間模様”. 下野新聞SOON. (2022年9月24日). オリジナルの2022年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220924082124/https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/638475 2022年11月12日閲覧。 
  7. ^ 宇都宮市農林公園ろまんちっく村条例
  8. ^ a b とちぎの百様大図鑑」栃木県 2016年3月 P180
  9. ^ a b ろまんちっく村、開園20年で大感謝祭 17日から記念メニュー販売やツアー”. きたかんナビ(下野新聞) (2016年9月16日). 2022年11月12日閲覧。
  10. ^ a b c “積水ハウスとマリオット 宇都宮の道の駅にホテル開業”. 日本経済新聞. (2020年10月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64732860X01C20A0L60000/ 2022年11月12日閲覧。 
  11. ^ a b 里のエリア 道の駅 宇都宮ろまんちっく村
  12. ^ 集落のエリア 道の駅 宇都宮ろまんちっく村
  13. ^ 2023年2月3日付下野新聞19面
  14. ^ ヴィラ・デ・アグリ 道の駅 宇都宮ろまんちっく村
  15. ^ a b 森のエリア 道の駅 宇都宮ろまんちっく村
  16. ^ アクセス 2022 宇都宮シクロクロス公式サイト
  17. ^ 積水ハウスとマリオットが新しい旅のカタチを提案 「道の駅」をハブに、地域の魅力を体感しながら自由にニッポンを渡り歩く 地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」始動 ロードサイド型ホテル 2020年秋から5府県15カ所開業” (PDF). 積水ハウス、マリオット・インターナショナル (2018年11月28日). 2018年11月29日閲覧。
  18. ^ a b 滋賀県における「道の駅」の現状と今後の展望” (PDF). しがぎん経済文化センター. p. 12 (2020年11月). 2022年11月12日閲覧。
  19. ^ a b “<デジタル発>マリオット・インターナショナル 道内で一挙3ホテル開業 スピード経営の極意とは?”. 北海道新聞 どうしん電子版. (2022年7月28日). オリジナルの2022年7月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220728034438/https://www.hokkaido-np.co.jp/article/710687/ 2022年11月12日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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