りあす丸
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りあす丸(りあすまる)は岩手県立宮古水産高等学校が使用している岩手県共同実習船である[5]。本項目では、2001年に就航した船舶を取り扱う。
りあす丸 | |
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実習船「りあす丸」 | |
基本情報 | |
船種 | 練習船[要出典] |
船籍 | 日本 |
所有者 | 岩手県 |
運用者 | 岩手県立宮古水産高等学校 |
建造所 | ヤマニシ[1] |
母港 | 宮古港[2] |
信号符字 | JPYT[3] |
IMO番号 | 9238947[要出典] |
MMSI番号 | 432288000[2] |
経歴 | |
竣工 | 2001年3月15日[4] |
就航 | 2001年[要出典] |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 |
499 トン(国内)[5] トン(国際) |
全長 | 57.52m |
全幅 | 9.4m |
深さ | 6.9m |
機関方式 | ディーゼル[要出典] |
主機関 | ディーゼル 1基 |
出力 | 1,400PS |
航海速力 | 12.5ノット[5] |
搭載人員 | 65名(乗組員・教員名、学生名、その他名)[5] |
略歴
編集特徴
編集エピソード
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- 長年に渡って海上気象を観測し通報した功績から、気象庁より2012年に気象庁長官表彰を受賞した[8]。
- 長年に渡って海上気象を観測し通報した功績から、気象庁より2020年に国土交通大臣表彰を受賞した[9]。
- 釣り上げたマグロはマイヤやびはんで販売される事がある[10]。
- 船内食堂が一般公開された事がある[11]。
- 東日本大震災の津波に焼津港の南東1200キロの太平洋上で遭遇したが、被害は無かった[12]。焼津港で水揚げした後、宮古港が使用できなかったので生徒と乗組員は飛行機で帰郷した[13]。4月23日には静岡県立焼津水産高等学校からの段ボール箱およそ300箱の支援物資を積んで宮古港に向けて出航した[13]。
- 熊本地震_(2016年)の被災者支援のため、支援物質を東京まで運び熊本県立苓洋高等学校の熊本丸に積み込んだ[14]。
- 長期航海実習への出航は岩手県のニュースになるのが毎年の風物詩[15][16][17]。
脚注
編集- ^ “建造実績一覧”. ヤマニシ (2018年). 2021年5月1日閲覧。
- ^ a b “船舶局名録 有効期限:令和03年12月31日 37/217ページ”. 総務省 (2016年). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “海上移動業務において使用されるアルファベット順の局の呼出符号表 有効期限:令和03年12月31日 13/24ページ”. 総務省 (2016年). 2021年5月1日閲覧。
- ^ a b 佐々木剛, 平山裕章「水産・海洋系高等学校における戦後実習船教育の歴史的変遷」『水圏環境教育研究誌』第5巻第1号、東京海洋大学水圏環境教育学研究室、2012年9月、10-15頁、CRID 1050282677548127616、ISSN 2188-2851、2023年12月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “実習船の紹介”. 宮古水産高等学校. 2021年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “学校の歴史”. 宮古水産高等学校. 2021年5月1日閲覧。
- ^ “りあす丸便りNo.5”. 宮古水産高等学校 (2019年). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “第137回「気象記念日」 気象庁業績表彰受賞者名簿”. 国土交通省 (2012年6月1日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “第145回気象記念日について”. 気象庁 (2020年5月29日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “平成最後 恵方巻 予約承り中”. マイヤ・びはん (2018年12月). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “生徒レストラン「幸富堂(し~ふうどう)」りあす丸船内で限定オープン”. マイヤ・びはん (2009年7月15日). 2021年5月4日閲覧。
- ^ “「りあす丸」船長が定年退職 震災の教訓伝える”. 朝日新聞 (2017年5月23日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ a b “海が結ぶ絆 静岡県立焼津水産高等学校”. サラト (2012年). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “岩手から熊本へ 水産高校が災害支援”. 日本テレビ (2016年4月21日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “復興支援室だよりNo.119 宮古発山さんりく元気ラジオ!(ワイドステーション内毎週水曜日放送)”. IBC岩手放送 (2015年2月5日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “成長の大海原へ出港 宮古水産高生、2カ月間実習航海”. 岩手日報 (2021年1月16日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “実習船、ハワイへ 宮古水産高生徒23人を乗せ出港”. 毎日新聞 (2018年1月18日). 2021年5月1日閲覧。