ららぽーと磐田

静岡県磐田市にあるショッピングセンター
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ららぽーと磐田(ららぽーといわた)とは、静岡県磐田市にある三井不動産商業マネジメント運営のショッピングセンターである。

ららぽーと磐田
LaLaport Iwata
店舗入口のひとつ(2009年平成21年)7月2日撮影)
地図
地図
店舗概要
所在地 438-0801
静岡県磐田市高見丘1200番地
座標 北緯34度45分01秒 東経137度50分31秒 / 北緯34.75028度 東経137.84194度 / 34.75028; 137.84194 (ららぽーと磐田)座標: 北緯34度45分01秒 東経137度50分31秒 / 北緯34.75028度 東経137.84194度 / 34.75028; 137.84194 (ららぽーと磐田)
開業日 2009年(平成21年)6月25日
施設所有者 フロンティア不動産投資法人[1]
施設管理者 三井不動産商業マネジメント株式会社
設計者 設計 大林組
環境デザイン MTMインターナショナル フェルナンド・バスケス[3]
施工者 大林組[3]
敷地面積 66,915 m²[1]
延床面積 131,578 m²[1] 
商業施設面積 50,000 m²[4][5]
中核店舗 エブリィビッグデー
店舗数 175店舗[2]
駐車台数 3,400[2]
最寄駅 JR東海道本線 磐田駅
最寄IC 東名高速道路 遠州豊田スマートIC
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建物外観の一部

概要

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磐田市高見丘の遠州豊田PA周辺土地区画整理事業地内に、ららぽーととしては6施設目、また静岡県初進出として、2009年平成21年)6月25日に開業した[6]

本施設事業地は、内閣府によって地域再生計画認定を受け、さらに「全国都市再生モデル調査地区」に選定の上、整備が進められ[7]、磐田市によって工場、物流、商業施設が誘致された[3]。また本施設の隣接地において、クア・アンド・ホテルによる大規模宿泊施設の建設が予定されているが、着工はしていない。

本施設は鉄骨造地下1階 地上4階建。売り場は3層で、核テナントにはオークワが運営するパレマルシェ、そのほか磐田市が情報発信拠点を設けたほか、3階にTOHOシネマズららぽーと磐田が入った。また東名高速道路遠州豊田パーキングエリアに隣接し、ETC専用スマートインターチェンジからダイレクトなアプローチが可能となっている[6][8]

事業者の三井不動産は、プレスリリースにおいて「ショッピング飲食エンターテインメントに対する地域の幅広いニーズに応えるとともに、施設で過ごす時間そのものの快適さ、楽しさを提供する事で、地域コミュニティの核となることを目指す。」と述べた[3]

周辺には、公園がある。

歴史・沿革

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主なテナント

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食料品

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専門店

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ファッション

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IWATA FOOD STYLE

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フードコートなど

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生活・趣味雑貨

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服飾雑貨

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サービス・他

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設備

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TOHOシネマズららぽーと磐田

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TOHOシネマズららぽーと磐田
TOHO CINEMAS LaLaPORT IWATA
情報
正式名称 TOHOシネマズららぽーと磐田
完成 2009年
開館 2009年7月23日
収容人員 (10スクリーン)1,642[10]
設備 5.1chデジタルDLP
用途 映画上映
運営 TOHOシネマズ株式会社
所在地 静岡県磐田市高見丘1200番地
ららぽーと磐田3階
最寄駅 磐田駅
外部リンク TOHOシネマズららぽーと磐田
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TOHOシネマズ ららぽーと磐田(トウホウシネマズ ららぽーといわた)は、ららぽーと磐田の3階に所在するTOHOシネマズ運営のシネマコンプレックス映画館)。静岡県内としては浜松2000年11月20日開業)・サンストリート浜北2007年8月10日開業)に続く3サイト目のTOHOシネマズ直営館で、10スクリーン/1,642席(車椅子21席)を有している[10]

かつて磐田市域には映画館が複数存在しており、1955年時点で磐田市内で5館[書籍 1]、後の合併相手となる竜洋町掛塚に1館[書籍 2]福田町に2館[書籍 3]の計8館が存在していた。全国の映画館の観客動員数がピークに達した1958年頃に掛塚劇場[書籍 2]が閉館[書籍 4]したのを皮切りに市域の映画館は徐々に減少。1983年10月に最後まで残った「磐田中活劇場」が閉館[書籍 5]して以降、TOHOシネマズ開館まで26年のブランクが生じる事となった。中活閉館から4年後の1987年に生まれた磐田市出身女優・長澤まさみは、幼い頃に磐田市民文化会館の上映会で映画を鑑賞したという[11]

当初の運営会社はコロナワールドの予定で、実際に同年2月までコロナ仕様の内装工事をしていたが、諸事情によりTOHOシネマズに変更された経緯がある[注 1]

スクリーン詳細[10]
No. 座席数 サイズ(m) 備考
通常 車椅子
1 170 2 4.2 10.2
2 138 2 4.2 10.0
3 130 2 3.4 8.0
4 331 3 5.3 12.6
5 150 2 3.7 8.8
6 107 2 3.5 8.3
7 135 2 3.8 9.3
8 108 2 4.2 10.2
9 203 2 4.5 10.7
10 170 2 4.1 9.8


周辺施設

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  • クア・アンド・ホテル磐田健康ランド(仮称、計画中

アクセス

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施設内にららぽーと磐田バス停があり、30磐田天竜線磐田駅方面 / 山東方面)が発着している。以前は磐田市バスも停車していた。

自家用車利用の場合、東名高速道路 遠州豊田スマートインターチェンジから約500メートル磐田インターチェンジから約2キロメートル。なお遠州豊田パーキングエリアに車を駐車してのアクセスは不可。

近隣ショッピングセンター

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テレビ番組

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脚注

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注釈

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  1. ^ その後2019年10月4日にオープンしたららぽーと沼津内にコロナワールドが出店しているが[12]、シネマコンプレックスはコロナシネマワールドではなくシネマサンシャインが出店している。

出典

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  1. ^ a b c 三井ショッピングパークららぽーと磐田 ”. フロンティア不動産投資法人. 2015年6月6日閲覧。
  2. ^ a b ららぽーと磐田 施設/サービス案内 ”. 三井不動産商業マネジメント. 2015年6月6日閲覧。
  3. ^ a b c d “三井不動産のリージョナル型商業施設第9弾「(仮称)ららぽーと磐田」起工式挙行”. 三井不動産株式会社. (2008年6月16日). http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2008/0616/ 2017年10月19日閲覧。 
  4. ^ 2010年(平成22年)3月期 投資家説明資料 ”. 三井不動産. 2015年6月6日閲覧。
  5. ^ 全国都道府県別SC一覧(PDF) ”. 一般社団法人日本ショッピングセンター協会. 2015年6月6日閲覧。
  6. ^ a b 『販売革新』2008年8月号
  7. ^ “都市再生整備計画(第3回変更)遠州豊田PA周辺地区” (PDF). 磐田市. (2010年3月). オリジナルの2016年7月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160705160751/http://www.city.iwata.shizuoka.jp/keikaku/pdf/toshisaisei/2203.pdf 2017年10月19日閲覧。 
  8. ^ “中日本高速、ETC専用インターを増設 新たに10カ所”. 日本経済新聞. (2011年4月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFD05003_V00C11A4L91000/ 2017年10月19日閲覧。 
  9. ^ “「三井ショッピングパーク ららぽーと磐田」大規模リニューアル9月19日(土)より49店舗が新規・改装オープン”. 三井不動産株式会社. (2015年7月15日). http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2015/0715_01/ 2017年10月19日閲覧。 
  10. ^ a b c TOHOシネマズ ららぽーと磐田 施設紹介”. TOHOシネマズ株式会社. 2024年7月8日閲覧。
  11. ^ 「ららぽーと磐田『シネコン』オープン 女優・長澤さんが来館呼びかけ」『静岡新聞』2009年7月24日
  12. ^ コロナワールド ららぽーと沼津店”. コロナワールド. 2024年7月8日閲覧。
  13. ^ ショッピングセンター戦国時代~復活なるか“小売りの覇者”~ - テレビ東京 2009年4月14日

書籍

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  1. ^ 『全国映画館総覧 1955』時事通信社、1955年、80-81頁。「磐田市(5館)」 
  2. ^ a b 『全国映画館総覧 1955』時事通信社、1955年、82頁。「掛塚劇場(掛塚町)」 
  3. ^ 『全国映画館総覧 1955』時事通信社、1955年、83頁。「福田劇場(福田町)・豊浜劇場(福田町豊浜)」 
  4. ^ 「掛塚劇場(旧「帝国館」)調査」『みんなと倶楽部 掛塚』第11、みんなと倶楽部・掛塚、2018年10月、3頁、2024年7月8日閲覧 
  5. ^ 磐田市史編さん委員会「磐田市史 通史編下巻 近現代」、磐田市、1994年。 

関連項目

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外部リンク

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