ゆめタウンはません
ゆめタウンはませんは、熊本県熊本市南区に位置するショッピングセンターである。
ゆめタウンはません youme Town Hamasen | |
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外観(2018年3月) | |
地図 | |
![]() | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒862-0965[1] 熊本県熊本市南区田井島1丁目2-1[1] |
座標 | 北緯32度46分19秒 東経130度43分33.8秒 / 北緯32.77194度 東経130.726056度座標: 北緯32度46分19秒 東経130度43分33.8秒 / 北緯32.77194度 東経130.726056度 |
開業日 | 1998年(平成10年)2月20日[2] |
施設所有者 | 九州都市開発[1] |
施設管理者 |
ニコニコ堂[4][5] ↓ ゆめタウン熊本[5][6] ↓ イズミ[5] |
設計者 | 牛建務+インタースペースタイム[4] |
敷地面積 | 約114,000 m2[8] |
延床面積 | 63,186 m²[1] |
商業施設面積 |
37,155m2[1] ↓ 38,913m2[8] ↓ 43,146[8] m2 |
中核店舗 |
ニコニコ堂[4][7] ↓ イズミ[1] |
店舗数 | 136店 |
営業時間 | 9:30 - 22:00 |
駐車台数 |
2,450台[8] ↓ 2,500台[8] ↓ 2,696台 |
前身 | クリスタルモールはません[3] |
商圏人口 | 約650,000人 |
外部リンク | ゆめタウンはません |
youme |
国道266号熊本浜線バイパスと国道57号熊本東バイパス沿いに立地している。
元々は、ニコニコ堂が「クリスタルモールはません(略称:クリモ)」という名称で運営していたショッピングセンターである。
概要
編集ニコニコ堂が[4]、1998年(平成10年)2月20日に[2]「クリスタルモールはません」として開業したのが始まりである[3]。
1999年(平成11年)9月には[7]、ニコニコ堂直営の売り場を増床し[7]、「ホームファッションニトリ」の商品を導入した家具売り場を開設する[9]など営業力の強化を図った[7]。
しかし、運営母体であった[4]「ニコニコ堂」が2002年(平成14年)4月9日に熊本地方裁判所に民事再生法の適用を申請して事実上破たん[10]。そして、同年6月11日に同社がイズミの支援を受けて経営再建をすることで合意し[11]、その一環として大型店4店を譲渡することになった[12]。この合意に伴い、同年7月からゆめタウン熊本がその4店舗を賃借して運営することになったため、当店の運営も同社に移管されることになった[6]。
その後大規模な改装を行い、2003年(平成15年)10月23日に「ゆめタウンはません」として新装開業した[13][6]。
競合する「ダイヤモンドシティ・クレア(現:イオンモール熊本)」が[14]2005年(平成17年)10月10日に開業し[15]、その影響を受けて当ショッピングセンターの売上は減少した[14]。
しかし、「ダイヤモンドシティ・クレア」の開業後も、熊本市南部の大型ショッピングセンターの中で最も集客力がある状態を維持し、熊本県内の郊外型ショッピングセンターの集客範囲は店舗の近隣がほとんどとされている中では「ゆめタウン光の森」に次いで広域からの集客する郊外型ショッピングセンターとされている[16]。
2006年(平成18年)3月にシネマコンプレックス棟を増設して「TOHOシネマズはません」を[17]、本館とシネマコンプレックス棟の間にレストラン棟を開設して[17]同年7月には1階の新レストラン街を[18]、同年12月13日にはレストラン棟2階の物販フロアを[18]、各々開設するなど大規模な施設の増強を行った[8]。
また、シネマコンプレックス棟を増設した際に同館2階に家電量販店を招致し[19]、2008年(平成20年)には家電棟を新設してベスト電器を入居させることになった[8]。
2010年(平成22年)には、OUTLET-Jが出店したほか[14]、4月16日に「ユニクロ」が当時としては熊本県内最大規模の店舗を出店し[20]、売上が「ダイヤモンドシティ・クレア(現・イオンモール熊本)」の開業前の水準まで回復した[14]。
平成28年熊本地震による影響
編集この節の加筆が望まれています。 |
沿革
編集- 1998年(平成10年)2月20日[2] - 「クリスタルモールはません」として開業[3]。
- 1999年(平成11年)9月 - ニコニコ堂直営の売り場を増床し[7]、「ホームファッションニトリ」の商品を導入した家具売り場を開設[9]。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)10月23日 - 大規模改装を行い、「ゆめタウンはません」として新装開業[13][6]。
- 2006年(平成18年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2016年(平成28年)
- 4月 - 平成28年熊本地震の影響を受け、一時休業。
- 2018年(平成30年)
- 3月1日 - 3階に「ロフト」が開店。
主なテナント
編集出店テナントの詳細は公式サイト「ゆめタウンはませんフロア案内」を参照。
- イズミ:約21,525m2[1]。
- ベスト電器:約4,233m2[8]。
- ユニクロ:約1,580m2[20]、2010年(平成22年)4月16日開店[20]。
- 紀伊國屋書店:約1,485m2[21]、2009年(平成21年)10月8日開店[21]。
- ロフト:約1,199m2、2018年(平成30年)3月1日開店[24][25]。
- アカチャンホンポ:2016年(平成28年)11月30日開店[26]。
- ライトオン:約600m2[18]、2006年(平成18年)12月13日開店[18]。
- タオル美術館:2011年(平成23年)11月15日開店[27]。
- ジュエルカフェ:2013年(平成25年)2月19日開店[28]。
- TOHOシネマズ:9スクリーン・1800席[19]。開館から2008年2月29日までは九州東宝による運営・経営であったが現在はTOHOシネマズが担っている。
- リビングカルチャーセンターはません校:2013年(平成25年)3月開業[29]。
なお2022年の時点において、大戸屋についてはゆめタウンはませんに入居している店舗が熊本県内で唯一の出店となっている。
過去に存在したテナント
編集- ホームファッションニトリゆめタウン熊本店:2009年(平成21年)12月6日閉店[22]。
- OUTLET-J:2010年(平成22年)4月8日開店 - ?年?月?日閉店[14]。
- ヒマラヤスポーツ:2013年(平成25年)9月20日開店 - ?年?月?日閉店
交通アクセス
編集鉄道
編集バス
編集- 熊本中央病院バス停下車徒歩1分。
関連項目
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2004年版』 東洋経済新報社、2004年。
- ^ a b c 都道府県別・政令指定都市別・市町村別SC (Report). 日本ショッピングセンター協会. (2013年12月)
- ^ a b c 堀満 『熊本市における公共交通と特定公共施設分布の関係分析に基づく都市形成の考察』 熊本都市政策 vol.2 (熊本市都市政策研究所) (2013年).
- ^ a b c d e 『New Shop & Environment─新しい環境デザインのSC4題』 月刊商店建築 1998年8月号 (商店建築社) (1998年8月).
- ^ a b c 佐藤奈 “ゆめタウン熊本を吸収合併 広島市のイズミ 9月に”. 週刊経済 2008年4月22日発行 No. (地域経済センター) (2008年4月22日).
- ^ a b c d e “ニコニコ堂債務弁済で山西・イズミ社長語る、2社の本格的事業再建軸に計画完遂”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2003年10月31日)
- ^ a b c d e “ニコニコ堂がクリスタルモールを9月下旬に直営売場増床 熊本県熊本市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年8月21日)
- ^ a b c d e f g h 佐藤奈 “ゆめタウンはませんに延べ1万1千m2の家電棟を建設 イズミ テナントにベスト電器を誘致”. 週刊経済 2007年6月19日発行 No.1430 (地域経済センター) (2007年6月19日).
- ^ a b “(株)ニコニコ堂が札幌市のニトリから商品供給を クリスタルはませんSCの増床改装に際して新しくホームファニシング売場を新設して”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (1999年8月19日)
- ^ a b “ニコニコ堂が破たん、負債総額900億円超、中国事業の失敗響く”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2002年4月10日)
- ^ a b “ニコニコ堂、イズミが支援/大型店譲渡、資金など提携”. 四国新聞(四国新聞社).(2002年6月11日)
- ^ a b 『経済日誌 2002』 地域流通経済研究所、2003年1月。
- ^ a b “イズミ「ゆめタウンはません」10月23日リニューアルオープン 熊本県熊本市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2003年12月1日)
- ^ a b c d e f 佐藤奈 “支配人に沼本真輔ゆめタウン八代店長 イズミ・ゆめタウンはません”. 週刊経済 2010年12月21日発行 No.1603 (地域経済センター) (2010年12月21日).
- ^ 『読売年鑑 2006年版』 読売新聞社、2006年3月9日。ISBN 978-4643060010
- ^ 『SC時代に求められる小売機能 〜SCは怖くない!?熊本SC戦争の実態〜』 地方経済総合研究所、2006年7月。
- ^ a b c d 佐藤奈 “ゆめタウンはませんにレストラン棟を建設 ㈱イズミ 4月10日に着工の予定”. 週刊経済 2006年2月7日発行 No.1363 (地域経済センター) (2006年2月7日).
- ^ a b c d e 佐藤奈 “ゆめタウンはませんに新物販フロアをオープン 広島市の㈱イズミ 飲食棟2階に”. 週刊経済 2006年12月26日発行 No.1407 (地域経済センター) (2006年12月26日).
- ^ a b 佐藤奈 “はません店に1800席のシネコンなどの別棟建設 ㈱イズミ サンピアンにはベビー専門店導入”. 週刊経済 2005年7月5日発行 No.1333 (地域経済センター) (2005年7月5日).
- ^ a b c d 佐藤奈 “4月16日に「ゆめタウンはません店」オープン ユニクロ 県内最大級の店舗”. 週刊経済 2010年4月13日発行 No.1569 (地域経済センター) (2010年4月13日).
- ^ a b c 和田 “ゆめタウンはません内に書店をオープン 紀伊国屋書店 10月8日に”. 週刊経済 2009年9月29日発行 No.1542 (地域経済センター) (2009年9月29日).
- ^ a b 佐藤奈 “17日に熊本近見店をオープン 札幌市のニトリ 県内2店舗に”. 週刊経済 2009年12月15日発行 No.1553 (地域経済センター) (2009年12月15日).
- ^ 『新ショップ『フレンズ』(ペット専門店)誕生!』(プレスリリース)株式会社イズミ、2012年3月28日 。2018年2月27日閲覧。
- ^ “ロフト、熊本県内初出店 3月、ゆめタウンはません内に”. 熊本日日新聞. (2018年1月18日) 2018年1月19日閲覧。
- ^ 『【ロフト】3月1日(木)ゆめタウンはませんロフト オープン』(プレスリリース)株式会社ロフト、2018年2月7日 。2018年2月27日閲覧。
- ^ 『熊本県に初出店します「アカチャンホンポゆめタウンはません店」11月30日(水)にオープン!』(プレスリリース)株式会社赤ちゃん本舗、2016年11月8日 。2018年2月27日閲覧。
- ^ 藤井 “ゆめタウンはませんに雑貨店をオープン 東京都のタオル美術館 県内2店舗目”. 週刊経済 2011年11月1日発行 No.1646 (地域経済センター) (2011年11月1日).
- ^ 東矢 “手取本町からゆめタウンはません内に店舗を移転 東京都のクレイン”. 週刊経済 2013年2月19日発行 No.1711 (地域経済センター) (2013年2月19日).
- ^ a b 石井 “「リビングカルチャーセンター」オープン 熊本リビング新聞社 ゆめタウンはません内に”. 週刊経済 2013年3月26日発行 No.1716 (地域経済センター) (2013年3月26日).