みのる産業株式会社(みのるさんぎょう、英文名称:MINORU INDUSTRY CO.,LTD)は、岡山県赤磐市下市に本社を置く農業機械製造企業である。

みのる産業株式会社
MINORU INDUSTRY CO.,LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
709-0892 
岡山県赤磐市下市447番地
設立 1949年7月
業種 機械
法人番号 5260001007261 ウィキデータを編集
事業内容 農業機械、食品加工機、花卉関係器材、環境関連商品、ゴルフ関係機の開発・製造・販売。
代表者 生本尚久(代表取締役社長)
資本金 7,200万円
売上高 72億(2020年現在)
従業員数 440名(2020年現在)
主要子会社 みのる化成(株)、(株)みのるガーデンセンター、(株)みのるゴルフセンター、みのるホテル事業(株)
関係する人物 生本實(創業者)
外部リンク http://www.agri-style.com/
テンプレートを表示
ポット成苗田植機

概要

編集

主力の田植機は、大手4社(クボタヤンマー井関農機三菱マヒンドラ農機)のマット苗(稚苗)式と違った独自開発のポット苗(成苗)であり、北海道では60%のシェアを誇る[1]。また、農業機械の他に家庭用の餅つき機や精米機の製造販売も行っている[2]

創業者の生本が社是とした「創意工夫」を守る研究開発型の企業である。同社の開発、設計、製造する農業機械には独特なものが多く、「農機具界のソニー」とも呼ばれるなどその独自性から他メーカー[誰?]から良い意味で異端と表現されることもある。知的財産権の活用も独創的で、同社が発明し特許を得た家庭用餅つき機については特許使用料を得るのではなく、特許を無料開放する代わりに一定量の生産を請け負う形を取っている[要出典]

沿革

編集
  • 1945年昭和20年)10月 - 創業者の生本實が個人経営で農機具製造を開始する[3]
  • 1949年(昭和24年)7月 - みのる産業株式会社設立[3]。社名は創業者の生本實から取られた。
  • 1987年(昭和62年)11月 - 創業者の生本實が勲四等旭日小綬章を授与される。

事業内容

編集
  • 農業機械
  • 食品加工機
  • 花卉関係器材
  • 環境関連商品
    • 固化培土エクセルソイル。壁面緑化事業など。
  • ゴルフ関係機
    • ゴルフ練習場専用打球機。

事業所

編集

グループ会社

編集
  • みのる化成株式会社(1961年11月設立)
  • 株式会社みのるガーデンセンター(1966年6月設立)
  • みのる産業株式会社(1992年7月設立)
  • 株式会社みのるゴルフセンター(1973年7月設立)
  • みのるホテル事業株式会社(後楽ホテル)(1998年11月設立)

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ みのる産業株式会社 農業機械の企画・設計・製造・販売 ■みのるグループ■”. リクナビ. 2017年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月19日閲覧。
  2. ^ みのる産業株式会社 agri-style.com”. みのる産業株式会社 agri-style.com. 2025年1月5日閲覧。
  3. ^ a b 会社の歩み”. みのる産業株式会社. 2025年1月5日閲覧。
  4. ^ みのる水田駆動除草機”. みのる産業. 2017年11月19日閲覧。
  5. ^ 江戸時代の農書における水田の多数回中耕除草とその効果”. 土壌物理学会. 2017年10月30日閲覧。
  6. ^ 光合成細菌が生物多様な田んぼを育む【栽培を科学する】”. 養生LABO. 2017年10月30日閲覧。
  7. ^ 中耕除草を現代稲作に(山形新聞)2008.10.27”. 山形新聞. 2017年10月30日閲覧。

外部リンク

編集