たかとう匡子
日本の詩人
たかとう 匡子(たかとう まさこ、1939年2月16日[1] - )は、日本の詩人。兵庫県神戸市生まれ。本姓・高藤(たかふじ)。1961年武庫川女子大学卒。1961年から2004年まで高校の国語教師。詩人・歌人の野田かおりは、教え子[2]。2006年詩集『学校』で第8回小野十三郎賞受賞[3]。2015年、第39回井植文化賞受賞[4]。2018年『私の女性詩人ノートⅡ』で第39回日本詩人クラブ詩界賞受賞。詩誌「イリプス」同人。
著書
編集- 『失われた調律 詩集』芸風書院 1981
- 『たかとう匡子詩集』芸風書院 日本現代女流詩人叢書 1983
- 『危機たちの点描 たかとう匡子詩集』摩耶出版社<神戸現代詩叢書> 1985
- 『詩集 ヨシコが燃えた』編集工房ノア 1987
- 『詩集 対話』素人社 1991
- 『地図を往く』土曜美術社出版販売 21世紀詩人叢書 1993
- 『竹内浩三をめぐる旅』編集工房ノア 1994
- 『神戸・一月十七日未明 たかとう匡子詩集』編集工房ノア 1995
- 『地べたから視る 神戸下町の詩人林喜芳』編集工房ノア 1995
- 『ユンボの爪 たかとう匡子詩集』砂子屋書房 1997
- 『立ちあがる海』思潮社 1999
- 『水嵐』思潮社 2001
- 『水よ一緒に暮らしましょう』思潮社 2003
- 『学校』思潮社 2005
- 『神戸ノート』編集工房ノア 2005
- 『詩集 女生徒』思潮社 2009
- 『私の女性詩人ノート』思潮社 2014 ISBN 978-4-7837-1691-4
- 『私の女性詩人ノートⅡ』思潮社 2017 ISBN 978-4-7837-3809-1
- 『たかとう匡子詩集』思潮社<現代詩文庫>、2018年。ISBN 978-4-7837-1017-2
- 『耳凪ぎ目凪ぎ』思潮社、2020年。ISBN 978-4-7837-3675-2
- 『私の女性詩人ノートⅢ』思潮社、2023年。ISBN 978-4-7837-3828-2
外部リンク
編集- 朝日新聞web『好書好日』「「私の女性詩人ノート」完結」2023年12月11日公開。
注
編集- ^ 『文芸年鑑』2008年
- ^ 野田かおり『宇宙の箱』澪標、2016年。ISBN 9784860783297, 帯にたかとう匡子の八行の推薦文あり。あとがきにも野田かおりが、たかとう匡子の教え子との記述あり。
- ^ 『よしこがもえた』著者紹介
- ^ 「井植文化賞」に4人と2団体 兵庫