しきぶ駅
しきぶ駅(しきぶえき)は、福井県越前市畷町に開業予定の、ハピラインふくい線の駅である[1][2]。駅名は近隣にある紫式部公園にちなむ[1]。
しきぶ駅 | |
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しきぶ Shikibu | |
◄王子保 (- km) (-* km) 武生► | |
所在地 | 福井県越前市畷町 |
所属事業者 | ハピラインふくい |
所属路線 | ■ハピラインふくい線 |
キロ程 | - km(敦賀起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 2026年春開業予定 |
* 武生駅から1.7 km地点に設置予定 |
概要
編集王子保駅と武生駅のほぼ中間地点(武生駅から1.7 km)に設置される予定であり、当初は近接する福井県立武生商工高等学校のワンキャンパス化と同時期である2025年(令和7年)春の開業を目指していたが[3]、建設工事にあたって実施された指名競争入札に応札がなく、工期を延ばして再入札を行ったため、開業予定は2026年(令和8年)3月頃に変更された[4][5]。新駅整備にあたっては幹線鉄道等活性化事業費補助(形成計画事業)を活用し、第三セクターであるハピラインふくいを主体として国(鉄道・運輸機構経由)および地方公共団体の補助金など財源として事業が進められている[6]。
歴史
編集駅構造
編集4両編成に対応した長さ85 mを有する千鳥式ホーム2面2線を有する地上駅となる予定であり、ホーム間は構内踏切で連絡する[5][10]。改札口は東西に配置するが、ともに無人である[3][10]。また、市によって駅西口に駐輪場やバス停が整備される予定である[11]。
利用状況
編集利用者数は1日あたり約570人を想定している[11]。
駅周辺
編集辺りには民家が点在し、越前市の市道が駅から西へ少し離れた所を通る。主要施設はすべて駅西側から駅北西側と駅南西側に集約されている。西へ抜けると福井県道28号福井朝日武生線を経て福井県道19号武生米ノ線に至るが、福井県道19号線は駅からやや離れた所を通っている。紫式部に関連する施設として資料館と公園があるが、こちらも駅西側にある。
駅東側にはプラスチック製品の物流センターがあり、その付近には漁業協同組合の連絡所がある。日野川はそこから東へ少し離れた所を線路と並行して流れる河川であり、対岸を結ぶ橋として日野大橋が架けられている。東へ抜けると国道8号福井バイパスに至るが、国道バイパスは駅からやや離れた所を通っている。
なお、駅の東西は屋根付き跨線橋(歩行者・自転車)[5]と越前市市道第1807号線の跨線橋(自動車・自動二輪)で結ばれているが[注釈 1]、駅の開業後は構内踏切で歩行者(主に当駅での乗降客)の往来が可能となる予定である[5]。また、駅の開業に併せて駅前ロータリーが整備され、路線バス乗り場(バス停)やタクシー乗り場などが併設される予定である[5]。
- 紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)
- 紫式部公園
- 福井県立武生商工高等学校 工業キャンパス
- 越前市武生第二中学校
- 越前市武生南小学校
- 越前市弓道場
- キョーセー 日野物流センター
- 日野川漁業協同組合連絡所
- 福井県道28号福井朝日武生線(旧国道8号)
- 福井県道136号帆山王子保停車場線
- 越前市市道第1807号線(旧国道365号)
- 福井鉄道「畷町」停留所 - 王子保・河野海岸線
- 日野川 - 当駅と国道8号(福井バイパス)を結ぶ道路上に日野大橋が架けられている。
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紫式部公園
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福井県立武生商工高等学校 工業キャンパス
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越前市武生第二中学校
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越前市武生南小学校
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 越前市市道第1807号線の跨線橋には歩道が付いていない。
出典
編集- ^ a b c “「ハピラインふくい」越前市に設置する新駅名決まる”. 福井 NEWS WEB. 日本放送協会. 2024年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ 「ハピラインふくい最初の新駅「最短」で準備中…ただの駅じゃない、誕生を心待ちにする住民たちの思いとは」『福井新聞ON LINE』福井新聞社、2023年11月11日。オリジナルの2024年4月30日時点におけるアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ a b 『並行在来線新駅 駅名案の募集について』(PDF)(プレスリリース)越前市、2023年7月31日。オリジナルの2023年11月8日時点におけるアーカイブ 。2024年2月24日閲覧。
- ^ a b 「ハピラインふくい「しきぶ駅」開業時期に遅れ 福井県越前市の王子保-武生間の新駅」『福井新聞ON LINE』福井新聞社、2024年6月11日。オリジナルの2024年6月22日時点におけるアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ a b c d e f 「越前市内のハピラインふくい新駅「しきぶ駅」開業1年遅れに 入札不調で工期延長」『中日新聞電子版』中日新聞社、2024年6月11日。2024年8月16日閲覧。
- ^ “鉄道助成ガイドブック 令和5年度”. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構. p. 30 (2023年). 2024年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月23日閲覧。
- ^ 「駅名「しきぶ駅」要望 武生-王子保間の新駅 越前市長」『中日新聞電子版』中日新聞社、2023年12月28日。2024年1月26日閲覧。
- ^ 「ハピライン 越前市の新駅 「しきぶ駅」に名称決定」『中日新聞電子版』中日新聞社、2024年2月9日。2024年8月16日閲覧。
- ^ “新駅は、『しきぶ駅』に決定!”. 福井の不動産情報 サンウッド. 不動産の窓口サンウッド ブログ. サンウッド (2024年3月14日). 2024年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ a b 「ハピラインふくい最初の新駅名候補は「しきぶ」 福井県越前市、ゆかりの紫式部にちなみ選定」『福井新聞ON LINE』福井新聞社、2023年11月24日。オリジナルの2023年12月4日時点におけるアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ a b 「福井県に新駅、紫式部にちなみ「しきぶ駅」…1日の乗降者数570人と想定」『読売新聞オンライン』読売新聞、2024年2月20日。オリジナルの2024年2月20日時点におけるアーカイブ。2024年2月24日閲覧。