かまえインターパークは、大分県佐伯市蒲江大字森崎浦にある直売所・レストランを備えた休憩施設である[1]東九州自動車道蒲江ICから南へ800メートル (m) 進んだ海沿いにある。

かまえインターパーク 海べの市
かまえインターパーク(2015年5月撮影)
地図
地図
店舗概要
所在地 876-2404
大分県佐伯市蒲江大字森崎浦142番地16
座標 北緯32度48分20秒 東経131度53分36.5秒 / 北緯32.80556度 東経131.893472度 / 32.80556; 131.893472 (かまえインターパーク)座標: 北緯32度48分20秒 東経131度53分36.5秒 / 北緯32.80556度 東経131.893472度 / 32.80556; 131.893472 (かまえインターパーク)
開業日 2015年平成27年)3月20日
正式名称 かまえインターパーク 海べの市
施設所有者 海べ株式会社
外部リンク かまえインターパーク 海べの市
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概要

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国道388号沿い(旧・森崎グラウンド跡地)にあり、眼前にはリアス式海岸の猪串湾(日向灘)が広がる。

施設の運営は「海べ株式会社」により行われており、物販所「海べ(あまべ)」、レストラン「笑魚(わらいよ)」、24時間利用可能なトイレ駐車場、観光案内所等が備わっている。蒲江・名護屋地区への観光客呼び込みや漁業の振興に加え、東九州道のSA/PA代替施設の整備(後述)を目的として建設された[2]

大分県の南の玄関口というコンセプトのもとに愛称を募集[3]した結果、施設名は「かまえインターパーク 海べの市」(かまえインターパーク あまべのいち)に決定した[1]

2015年平成27年)3月18日19日のミニオープンを経て、同年3月20日にグランドオープンした。

SA/PA代替機能

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蒲江ICの前後が新直轄方式による無料区間であることを踏まえて、施設にSA/PAとしての機能を持たせるために、蒲江ICから約800 mという比較的近い位置に建設された。

インターパーク建設に至った背景として、東九州道の大分松岡PA - 川南PA(約150 km)間では2019年9月に佐伯弥生PAが完成するまでSA/PAが1つも無い状況が続いていたことから、沿線住民等によりSA/PA代替機能を持つ施設の整備を望む声が挙がっていた[4][5]。なお、佐伯弥生PAは上り線のみの開業のため、下り線については引き続き150kmの空白地帯が残ることになる。

また、近くのガソリンスタンド(インターパークより約200 m)に日曜日も営業するよう協力を求め、施設を利用する車を案内している[6]。(東九州道では、今川PA別府湾SA川南PA・九州道重複区間の桜島SA上り線のみ本線休憩施設でガソリンスタンドを営業している。)

東九州道におけるSA/PA代替施設の整備を行った例としては他に、道の駅北川はゆま宮崎県延岡市)や道の駅野方あらさの鹿児島県曽於郡大崎町)等がある[7][8]

施設

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  • 物販所「海べ(あまべ)」 : 9:00 - 18:00
  • レストラン「笑魚(わらいよ)」 : 平日11:00 - 15:30(オーダーストップ 15:00)、土日祝11:00 - 16:00(オーダーストップ 15:30)
  • 観光案内所
  • トイレ : 24時間利用可
  • 駐車場 : (小型)121台、(大型)8台、(身障者用)4台

休館日

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  • 元旦のみ

周辺施設

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周辺道路

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脚注

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  1. ^ a b かまえインターパーク 海べの市 - 公式ホームページ
  2. ^ 東九州自動車道 佐伯IC〜蒲江ICに物販所「海べ」 - PAの役割も - 大分経済新聞 2015年3月11日
  3. ^ 「かまえインターパーク」の愛称及びキャラクター募集の詳細 (PDF) - 海べ株式会社 かまえインターパーク開発準備室
  4. ^ 東九州道・大分-宮崎150キロ間、SAやPAゼロ トイレなど不安 - 西日本新聞経済電子版 2014年9月11日
  5. ^ 東九州道「あの区間」にトイレが出来る? - 西日本新聞経済電子版 2014年10月29日
  6. ^ 蒲江で休憩どうぞ 来年3月に新施設 - 大分合同新聞プレミアムオンライン
  7. ^ 南九州の玄関「道の駅北川はゆま」 - 道の駅北川はゆま 公式ホームページ
  8. ^ 「道の駅」北方よっちみろ屋・野方あらさの 新たに登録〜九州地方整備局管内では118箇所に〜 - 国土交通省九州地方整備局 Press Release 平成26年10月10日

関連項目

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外部リンク

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