飯田エフエム放送

日本の長野県飯田市にある特定地上基幹放送事業者
いいだFMから転送)

飯田エフエム放送株式会社(いいだエフエムほうそう)は、長野県飯田市下伊那郡喬木村及び高森町の各一部地域を放送対象地域[1]として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。

飯田エフエム放送株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
395-0033
飯田市常盤町41
設立 2001年5月1日
業種 情報・通信業
法人番号 8100001022892
事業内容 コミュニティ放送
代表者 代表取締役社長 小池 孝司
資本金 9千万円
外部リンク http://www.iida.fm/
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飯田エフエム放送株式会社
愛称 i ステーション
コールサイン JOZZ4AM-FM
周波数/送信出力 76.3 MHz/20 W
本社・所在地
395-0033
長野県常盤町41 飯田商工会館ビル2階
北緯35度30分48.2秒 東経137度49分38.6秒 / 北緯35.513389度 東経137.827389度 / 35.513389; 137.827389座標: 北緯35度30分48.2秒 東経137度49分38.6秒 / 北緯35.513389度 東経137.827389度 / 35.513389; 137.827389
設立日 2001年5月1日
開局日 2001年10月15日
演奏所 本社と同じ
送信所 飯田市本町1-15 トップヒルズ本町屋上
中継局 遠山局
放送区域 飯田市、喬木村、高森町の各一部
ネット配信 FM++
公式サイト http://www.iida.fm/
本社・スタジオが入居する飯田商工会館ビル(2022年7月)

i(アイ)ステーションの愛称でコミュニティ放送を行っている。

概要

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2001年(平成13年)開局。地元の広告代理店、エージェンシー広宣及びながのアド・ビューロなどが中心になり、2000年(平成12年)に免許人とすべく株式会社を設立。翌2001年(平成13年)に開局した。前述の2社がマスメディア集中排除原則にいう支配関係にある[1]

本社・演奏所(スタジオ)は、当初はりんご並木通り南端の飯田市知久町にあったが、飯田商工会館建替えにあわせ、2014年(平成26年)に同市常盤町に移転した。商工会館1階にスタジオ、2階に事務所[2]がある。

送信所は飯田市本町のトップヒルズ本町屋上にあり、周波数76.3MHz、空中線電力は20Wで、放送区域は飯田市、喬木村、高森町の各一部地域[3]。サービスエリアは飯田市周辺と称している[4]。2016年(平成28年)には、遠山中継局を飯田市南信濃和田に開設した。周波数76.3MHz、空中線電力は5Wで放送区域は飯田市の一部(遠山地区)[5]。飯田市の遠山郷地域は本町の親局との間に伊那山地が横たわり聴取不能であったため、開局以来飯田ケーブルテレビ再送信を行っていたが、遠山中継局の開局により聴取可能となった。

インターネット配信はFM++による。

エフエム豊橋豊橋市)や浜松エフエム放送浜松市)との交流が盛んであり、三局のパーソナリティやスタッフが共同で公開生放送をすることもある。『もっと!三遠南信情報局』は三局共同制作番組である。

飯田市・周辺町村や飯田国道事務所とは災害時の緊急放送に関する協定を締結[6][7][8][9][10][11]している。

沿革

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  • 2001年平成13年)
    • 5月1日 - 飯田エフエム放送株式会社設立。
    • 7月27日 - 放送局の予備免許を取得[12]
    • 9月26日 - 放送局の免許取得[3][13]
    • 10月15日 - 開局[13]。周波数の76.3MHzにちなみ午前7時6分3秒に放送開始[4]
  • 2007年(平成19年)8月22日 - 飯田市と「飯田市災害緊急放送に関する協定」を締結[6]
  • 2013年(平成25年)1月1日 - JCBAインターネットサイマルラジオとFM++によるインターネット配信を開始。
  • 2014年(平成26年)2月24日 - 本社・スタジオを飯田市知久町から同市常盤町に移転[2]
  • 2016年(平成28年)
    • 10月12日 - 遠山中継局の予備免許取得[5]
    • 10月14日 - 遠山中継局の免許取得[14]
  • 2017年(平成29年)
    • 6月23日 - 松川町・豊丘村と災害緊急放送に関する協定を締結[7]
    • 7月28日 - 高森町と「高森町災害緊急放送に関する協定」を締結[8][9]
    • 10月28日 - 阿南町・阿智村・下條村と災害緊急放送に関する協定を締結[10]
  • 2019年(平成31年)4月4日 - 飯田国道事務所と「災害時における災害緊急放送に関する協定」を締結[11]
  • 2020年(令和2年)1月31日 - JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信を廃止[15][16]

主な制作番組

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2024年(令和6年)10月現在

生放送
  • サニーアップ(月曜 - 金曜 7:00 - 9:00)
  • ひるテラス(月曜 - 金曜 12:00 - 13:00)
  • For Your Times(月曜 - 金曜 17:00 - 19:00)
  • ゆた・きの喫茶室(月曜 13:00 - 14:30)
  • ビビビ ビーナス(金曜 13:00 - 13:30)
  • どようはど〜よ!(土曜 10:00 - 12:00)
収録
  • みんなの経済新聞 ハッピーニュースアワー(水曜 13:00 - 13:30)
  • MUSIC SALON 763(金曜 22:00 - 22:30)
  • Weekly かざこし(土曜・日曜 17:00 - 18:00)
  • 外国語広報(土曜・日曜 18:00 - 18:30)
  • ピックアップ市議会(第2週日曜 18:30 - 19:00)

かつて制作していた番組

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  • Wake up Radio(月曜 - 金曜 6:30 - 9:00)
  • ハイ!から~ハイ!飯田下伊那から(月曜 - 金曜 11:00 - 13:30)
  • レディ GO!!(水曜 - 金曜 15:00 - 16:30)
  • 1st~いちスタ(月曜 - 金曜 16:30 - 20:00)
  • 半生の読み語り劇場(月曜 - 金曜 21:30 - 22:00、再放送あり)
  • モーニングパレット(月曜 - 金曜 7:00 - 9:00)
  • 南信州 EAT-ころ(月曜 11:30 - 14:00)
  • アイステ まちづくり応援団(火曜 11:30 - 14:00)
  • ゆたかさのゆうゆうトーク(水曜 11:30 - 14:00)
  • こどもといっしょ おさんぽ日和(木曜 11:30 - 14:00)
  • はなきん。(金曜 11:30 - 14:00)
  • report-ターミナル(月曜 - 木曜 17:00 - 19:30)
  • おいでよ!LOVE★飯田パラダイス(木曜 19:20 - 19:30)
  • こちら りんご並木の街放送局 ~こちりん~(金曜 16:30 - 20:00)
  • 心のふるさと~飯田下伊那小中学校歌~(土曜 17:45 - 18:00、日曜の同時間帯に再放送)
  • かざこし歳時記 飯田市からの広報コーナー(月曜 - 木曜 7:05 - 7:18、12:40 - 12:53、再放送あり)

その他の時間帯にはJ-WAVEの番組をネットすることが多い。

ポムとピム

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イメージキャラクター。愛称ともども県内外からの公募により決定した。飯田はりんごの街でもあることから情報をキャッチしたり発信するアンテナのついた、りんごの妖精をイメージしている。愛称は、男の子はりんごのフランス語「ポム」から、女の子はポムと語呂のいい「ピム」となった。森の仲間は全部で四人だが残りの二人は名前が無い[4]

脚注

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  1. ^ a b コミュニティ放送事業者 平成27年11月1日現在(総務省電波利用ホームページ - マスメディア集中排除原則について)(2015年12月2日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  2. ^ a b 飯田エフエム放送移転に関するお知らせ(iステーション 2014年1月30日) - ウェイバックマシン
  3. ^ a b コミュニティ放送局「いいだエフエム」に免許(信越総合通信局 報道資料 平成13年9月26日)(2007年8月8日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  4. ^ a b c iステーションのご紹介(iステーション) - ウェイバックマシン(2004年10月20日アーカイブ分)
  5. ^ a b コミュニティ放送局に予備免許 - 飯田エフエム放送 遠山地区に放送区域拡大(信越総合通信局 報道資料 平成12年10月12日)(2016年11月2日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  6. ^ a b 飯田市地域防災計画(資料編)資料95(飯田市 - 手続き・申請・業務 - 飯田市地域防災計画について 平成25年3月26日更新)(2013年5月25日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  7. ^ a b 松川町・豊丘村と災害緊急放送に関する協定を締結しました。(iステーション 2017年6月2日) - ウェイバックマシン(2021年3月2日アーカイブ分)
  8. ^ a b 高森町と災害緊急放送に関する協定を締結しました(iステーション 2017年7月28日) - ウェイバックマシン(2021年3月2日アーカイブ分)
  9. ^ a b 災害応援協定(高森町 - 総務課 - 防災安全係 - 消防・救急) - ウェイバックマシン(2022年4月15日アーカイブ分)
  10. ^ a b 下伊那南西部3町村と災害緊急放送協定を締結しました。(iステーション 2017年10月17日) - ウェイバックマシン(2017年12月13日アーカイブ分)
  11. ^ a b 飯田エフエム放送株式会社と災害緊急放送に関する協定を締結(飯田国道事務所 お知らせ 2019年4月4日)(2019年5月5日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  12. ^ コミュニティ放送局「いいだエフエム」に予備免許(信越総合通信局 報道資料 平成13年7月27日)(2007年8月8日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  13. ^ a b コミュニティ放送局の現状 平成16年4月1日現在(総務省電波利用ホームページ - 電波利用システム - 放送関係)(2004年12月13日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  14. ^ 無線局等情報検索 平成30年1月6日現在(総務省電波利用ホームページ)(2018年2月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  15. ^ パソコンでの聴取方法変更のお知らせ(i-STATION - ニュース - お知らせ 2020年1月24日) - ウェイバックマシン(2020年9月26日アーカイブ分)
  16. ^ パソコンからの聴取方法の変更についてNO.2(i-STATION - ニュース - お知らせ 2020年1月31日) - ウェイバックマシン(2020年9月26日アーカイブ分)

関連項目

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外部リンク

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