あわしま (掃海艇・2代)
海上自衛隊の掃海艇。はつしま型掃海艇の22番艇
あわしま(ローマ字:JDS Awashima, MSC-670)は、海上自衛隊の掃海艇。はつしま型掃海艇の22番艇。艇名は粟島に由来する。神島型敷設艇「粟島」、うきしま型掃海艇「あわしま」に次いで日本の艦艇としては3代目。
あわしま | |
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基本情報 | |
建造所 | 日立造船神奈川工場 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 掃海艇 |
級名 | はつしま型掃海艇 |
艦歴 | |
発注 | 1987年 |
起工 | 1988年5月12日 |
進水 | 1989年6月6日 |
就役 | 1989年12月13日 |
除籍 | 2009年3月6日 |
要目 | |
基準排水量 | 490トン |
満載排水量 | 550トン |
全長 | 58.0m |
最大幅 | 9.4m |
深さ | 4.2m |
吃水 | 2.9m |
機関 | 三菱6NMU-TA-I ディーゼルエンジン × 2基 |
出力 | 1,400PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 | 14ノット |
乗員 | 45名 |
兵装 | JM61-M 20mm機銃 × 1門 |
レーダー | OPS-9B 水上 |
ソナー | ZQS-2B 機雷探知機 |
その他 |
掃海装備 75式機雷処分具 S-4 67式普通掃海具(O型)改4 85式磁気掃海具 S-6 71式音響掃海具 S-2 |
艦歴
編集「あわしま」は、昭和62年度計画掃海艇370号艇として、日立造船神奈川工場で1988年5月12日に起工され、1989年6月6日に進水、1989年12月13日に就役し、同日付で第2掃海隊群隷下に第20掃海隊が新編され「うきしま」、「さくしま」とともに編入された。定係港は横須賀。
1991年4月26日から自衛隊初の海外派遣となった湾岸戦争後のペルシャ湾掃海任務(湾岸の夜明け作戦)に派遣され、10月30日に帰国した。
1997年3月19日、第20掃海隊が横須賀地方隊隷下に編入。同日付、隊番号の改正により第20掃海隊が第41掃海隊に改称。
参考文献
編集- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)