標準模型のゲージ群 SU(3)×SU(2)×U(1) を含む最小の単純リー群は SU(5) である。
SU(5) GUT モデル を更に拡張すると SO(10) GUT モデルとなる。
SU(5) はランク4で SO(10) はランク5なので extra U(1) が存在する。
これを U(1)X と呼び、これに対応するネーター・チャージがX荷である。
アノマリーが相殺されるようにこのX荷を決めると
となる。
GUTが破れるときに、X荷は弱超電荷に対応する SU(5) の生成子の一つと混合して、バリオン数とレプトン数の差B-Lとなる。