Wikipedia:秀逸な記事の再選考/マクロライド系抗生物質 20080324

(ノート) 効用や問題点については、十分なの解説がなされていますが、以下の理由から再々選考にかけたいと思います。

  • 分りやすい解説がなされているとは言い難い。専門的な内容ですから仕方ないところも多いでしょうが、それにしてもあまり良い記事には思えません。
  • {{要出典}}が長らく放置されている。
    要出典とされていた箇所は削除されました。--氷鷺 2008年6月5日 (木) 12:13 (UTC)[返信]
  • 歴史の節が、実用化第一号について軽く述べているだけで、ほとんど内容がない状態である。開発・発明に至った経緯、実用化後の経緯の記述が必要でしょう。
  • 種類の節はリストにわずかな説明があるだけで、全体的にどのような種類があるのか、どのような違い・区分があるのか一切説明されていない。--氷鷺 2008年3月24日 (月) 01:49 (UTC)[返信]

  • 除去: 薬物動態の「この点では、アジスロマイシンやケトライドは少し普通のマクロライドとは異なるようである。」という記述において、具体的に何が異なるのか明記されていない。また、マクロライドの特性の一つである肺組織への移行性、交差耐性にも触れられておらず、記事としてはまだ加筆の必要がある。--M-lab 2008年3月25日 (火) 13:58 (UTC)[返信]


(コメント)「除去」「保留」「現状維持」という範疇に入らないのでコメントという形で意見を表明させていただきます。前回の再選考のときから問題としているのは要出典が長いこと付けられたままになっていることです。「秀逸な記事」の要件として未完成でないことがありますが、要出典の放置は未完成のまま放置されていることに他なりません。したがって再選考に掛けるのは当然のことと思います。しかし要出典のタグが貼られている部分への対処がなされていないことをもって秀逸な記事でないとするのも拙速に過ぎるように思います。基本的には加筆して存続させるのが再選考という手続きの本質的な機能と認識していますので、そのような対処を考えています。とはいえ、当該案件のような専門性の高い話になってしまうと手が出しにくいですね。近所の公共図書館では調べきれませんでした。都道府県立図書館か大学図書館でないと対応できないでしょう。▼前置きが長くなりました。今回の選考期間内に当該箇所の要出典が解消されない場合、当該箇所を削除した上で存続させることを提案します。当該箇所削除してもマクロライド系抗生物質の理解を左右するような本質的な部分とは思えません。であるならば、その点を問題として全体を否定するような決定をするのは間違っていると思うのです。むしろ、このような場合には当該記述を削除して存続させるのが妥当と考えます。▼なお、当該案件については加筆依頼をするなどの処置が必要かもしれません。--赤い飛行船 2008年3月30日 (日) 05:10 (UTC)[返信]

  • (コメント)マクロライドの歴史について書かれた文献をざっと探したところ、Labro MT. Expert Opin Pharmacother, 2004(英文)とSusaki H. Jpn J Antibiot, 2000(日本語、耳鼻咽喉科限定)が比較的最近のレビューとして見つかりました。が、どちらも私の環境では閲覧不可でした。他に有用な(できればFreeの)レビュー等がありましたら、教えて頂ければ歴史に関しては加筆のお手伝いが可能です(もちろんお手元に専門書がある方の加筆を得られれば、それが一番よいでしょう)。他に気づいた点をいくつか挙げます。
  1. 要出典タグがつけられた「作用機序」の第3段落と、続く第4段落(「切れ味」云々)は率直に申し上げて意味不明です。第4段落は書かれた通りに読めば「マクロライドは概して効きがあまり良くない」ということになりますが、ではなぜ半世紀以上にわたり使用されてきたのかという疑問が湧きます。この2つの段落は削除し、静菌的作用については別に記述した方が良いと思います。
  2. 「種類」「使い分け」において、マクロライド・ケトライド・リンコマイシンの関係をもう少し詳しく示せないでしょうか。「類縁」「親戚」となっていますが、マクロライドの改良品であるのか、別個に開発された類似構造物質であるのか今のままではわかりません。
  3. 「参考文献」に主観的記述が多いように感じます(丁寧・便利・優れた等)。

現時点ではコメントとしますが、この内容のまま秀逸な記事として維持するのは難しいと感じます。再選考期間終了間際までに加筆修正が進まないようであれば、除去票に切り替えるつもりです。--Konowata 2008年3月31日 (月) 13:48 (UTC)[返信]

  • (除去)上記コメントの1と3について対処しました。氷鷺さんの仰る通り、歴史を含む全般への加筆がほとんど見込めない状況にあるようです。除去票を投じさせて頂きます。--Konowata 2008年5月24日 (土) 15:15 (UTC)[返信]
  • (コメント)上で書くのを忘れていましたが、この記事は以前にも再選考にかけられています。その時は、提出者が同時にいくつもの記事をろくに理由も書かずに提出したため、ほとんど相手にされず終了してしまいました。しかし、その3ヶ月間にも上記のような問題点が改善されることもありませんでしたので、この記事への加筆はあまり望めないと考え、(再選考終了後3ヶ月は、再々選考に出せないことになっています)3ヶ月待って再々選考を出させていただいた次第です。--氷鷺 2008年4月8日 (火) 11:03 (UTC)[返信]
  • 除去)通りすがりですが、素人の目から見た場合のコメントを2点ばかり。まず1点目ですが、氷鷺さんのご指摘通り、「分りやすい解説がなされているとは言い難い」と思います。もうちょっと、初学者にも分かるように配慮した解説にしてもらいたいですね。「抗菌スペクトルも広い」とか書かれていても、初めて見る人には「抗菌スペクトルって何?」と思うでしょうし、「マクロライドの活性は化学構造上のマクロライド環に由来する」と書かれても、肝心の「マクロライド環」が何なのかが分からないので、どうにも理解できないような気がします(記事中に解説されていないようですし、リンクすら張られていません)。2点目ですが、皆さんが問題にされている「歴史」の部分について、私も同感です。しかも、「歴史」というよりは「開発の経緯」といったところですよね。この「開発の経緯」って、科学系の調べものをする人は必ずと言ってよいほど知りたがる部分だと思います。ここの解説が三行程度で終わっている上、肝心の実用化に至る過程がまったく抜け落ちてしまっているというのでは、「秀逸な記事」に推薦できるレベルに至っていないのではないでしょうか。もう少し、記事の充実を図ってから推薦すべきものと思います。今後の記事の発展に期待したいと思います。--M.M 2008年6月7日 (土) 13:22 (UTC)[返信]
  • 除去)内容を確認させていただきましたが、みなさんが上記述べているように深く掘り下げたところまで説明がなされていないと感じます。他の薬理系記事と比べても大差を感じられず、“秀逸な記事”と呼ぶにふさわしいとはいえないものと思います。また、履歴等確認しても大幅な改定に乏しく、これ以上の加筆は見込めないようなので除去票とさせていただきます。--Phoneme-Tonnies 2008年6月13日 (金) 04:37 (UTC)[返信]

「除去票が3票以上、全体の75%以上」となった時点から1週間が経過した時点で、まだその条件を満たしていますので、秀逸な記事から除去いたしました。--氷鷺 2008年6月14日 (土) 14:30 (UTC)[返信]