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検定教科書は信頼できる情報源かどうか

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続けての質問申し訳ございません。とある記事のノートで「高校の教科書 (K12)は信頼できる情報源ではないので除外する」ということおっしゃている方がいたのですが、Wikipedia:信頼できる情報源Wikipedia:検証可能性を読んだ限りだと、信頼できる情報源ととらえていいのではないか?と思いましたのでご質問させていただきます。もし、信頼できる情報源でないとすると、高校は専門的な教育を受ける場所ではない・検定教科書はその国独自の解釈が含まれており、世界的な観点から中立的でない記述もあるから。などでしょうか?よろしくお願いいたします。--雑用部 2021年4月10日 (土) 08:38 (UTC)[返信]

  • 普通、百科事典に教科書を引用するとしたら、「かつて教科書ではこう書かれていたが……」「たとえば教科書でも……」というような議論対象としてや、言及例としての位置付けだろうと思います。ただし、"ひどい"状態の(とても百科事典を称するような状態でない)記事もあります。出典がなかったり、もっとはるかに信頼性の低い出典しか付いていなかったりという場面では、教科書をそのまま典拠とすることも否定はできないように思います。いずれはもっといい出典になるといいですが、その途中では使われていい場合もあるのではないか、ということです。分野にもよりますが。 --2001:268:C085:EB08:6840:32C7:C45E:31FD 2021年4月10日 (土) 11:54 (UTC)[返信]
    ありがとうございます。例えば、教科書に付随するような副教材と言った類(地図帳や資料集など)も信頼できる情報源とは言えないのでしょうか?--雑用部 2021年4月10日 (土) 12:41 (UTC)[返信]
  • ノート:国家社会主義ドイツ労働者党#「国民~」への改名提案」の話でしょうか。「Wikipedia:信頼できる情報源#歴史」に「K-12水準の教科書は〜」の記載があります。 --Kto2038会話2021年4月10日 (土) 12:16 (UTC)[返信]
    はい。ちょうどそのページで見かけまして、疑問に思いました。K-12水準の教科書に権威がないとは言い切れないと思います、最近になって高校の検定教科書を見たら、各方面で権威のある先生方が執筆なさっているので、どういう基準なのかが疑問に思いました。--雑用部 2021年4月10日 (土) 12:36 (UTC)(追記)--雑用部 2021年4月10日 (土) 12:46 (UTC)[返信]
  コメント 結論として一言で述べると、「ほかにより好ましい出典がある場合がほとんだが、使える場合もある」ということになるかと。検定教科書の問題点としては、最新の学説が反映されるまである程度時間がかかる、諸説あることが十分に触れられていない場合や単純化されている場合がある、政治的に左右される場合がある(以上について実際にはそうではない場合であっても、そのような懸念が持たれがちであるため、積極的に用いるのは躊躇される)といった点が挙げられるでしょう。そのあたりを踏まえた上でたとえば、学者の間で見解が大きく二分されていたり、専門的な文献それぞれで見解がバラバラだったりする場合には、
〇〇時代の範囲には後述するように諸説ある(#研究史・学説」を参照)が、本記事においては2021年現在の高等学校の教科書[出典]にもとづき、XXX年からXXX年について記述する。
〇〇の推定年代には後述するように諸説あるが、2021年現在の高等学校の教科書には、紀元前XXX年から紀元前XXX年ごろと記載されている[出典]
といった使い方はできそうですね。いずれにせよ、ほかの文献と組み合わせて使うのが適当でしょう。また、上でIP利用者さんが仰っているような暫定的な使用は許容されるかと思います。
  記事名の場合についてはまたちょっと異なってきて、「認知度が高い」や「見つけやすい」という基準の主要な根拠の一つになると思います。
  あとは、似たような話題として最近某外部サイトで、「浮力の式は……である[専門書1]」「球体の体積の式は……である[専門書2]」という2つを元に「球体の浮力の式は……である[専門書1][専門書2]」としてしまうと情報の合成になってしまうけれど、意外と丁度いい出典が見つからない場合に、「球体の浮力の式は……である[専門書1][専門書2][問題集]」というかんじに問題集を補助的に使用するという手が使えるのではないだろうか、という話をしたことがあります。
個別教科について話し出すと長くなるので、とりあえず以上です。--Jutha DDA会話2021年4月10日 (土) 13:40 (UTC)[返信]
ありがとうございます。今、ちょうど書いているページがありその出典に教科書や資料集等を持ち出していいのか疑問に思い質問させていただきました。教科で言うと地理です。--雑用部 2021年4月10日 (土) 13:44 (UTC)(加筆)--雑用部 2021年4月10日 (土) 13:47 (UTC)[返信]
  コメント サンドボックスを拝見しました。前提として、複数の文献を参照して執筆するのが好ましいです。なのでたとえば木材産業の定義ということであれば、日本標準産業分類に当たったり、"木材産業" site:go.jpで検索して行政関連のサイトではどのような定義をしているか調べてみたり、Ciniiで論文における用例を探してみたり、関連しそうな分野の専門的な事典(この場合『人文地理学事典』とか?)や概説書・専門書で調べてみたりするのがよいでしょう(文献を探す場合はNDCで当たりをつけるのもお勧めです)。それらで見つかった文献とともに出典の一つとして教科書や資料集を用いるのであれば、基本的には問題ないと思います。--Jutha DDA会話2021年4月10日 (土) 14:17 (UTC)[返信]
ありがとうございます。そうさせていただきます。--雑用部 2021年4月10日 (土) 14:23 (UTC)[返信]
  •   コメント 検定教科書を出典にするのは個人的にはあまり推奨しません。無出典よりは良いのかもしれませんが、とはいえ、(既出の内容も多いですが)日本であれば検定教科書は高校までなので単純化して説明していたり、あとは検定教科書とはいえ内容に問題のある指摘だったり(日本の高校地理関係だとdoi:10.4157/ejgeo.8.153)、各国の政治的な影響を受ける話だったり(領土問題だと顕著?)、ウィキペディアの記事の執筆のうえで万能とまではいえないと思います。使うとしてもその点は要注意だと思います。それよりは権威のある出版社が出した学術専門書や査読付き投稿論文などを使った方が良いようには思います。サンドボックスを拝見する限りでは木材産業に関してでしょうが、地理(学)の領域は木材産業の分布・空間構造、地域への影響などで、産業そのものの学問ではないので、木材産業そのものの説明であれば地理学の文献よりも、産業関係の分野のテキストにあたった方が良いとは思います。サンドボックスに書かれている内容では世界での木材産業の特徴とかがあるのでそういうのであれば地理学の文献も使えるかもしれませんが、それ以上のことは他の文献を使った方が良いようには思います。NDCだと65あたりになるのでしょうか。なお『人文地理学事典』では「産業を対象とする地理学」という章があります(pp.452-491)が、「森林資源と林業」(pp.464-465)という節はあるものの、個人的にはこのセクションは林業のセクションなので木材産業(加工なども入って工業寄り?)とは違うのか、木材産業に関する記述はあまりないようには思います。一般論として『人文地理学事典』を調べるのは良いとは思いますが、今回に関してはあまり収穫が得られないようには思いました。あと、地誌系の記述を行うのであれば、「世界地誌シリーズ」(朝倉書店)あたりを探してみるのも良いのかもしれません(全巻の内容は確認していませんが、『東南アジア・オセアニア』のpp.87-88の内容あたりは本文に組み込めるかもしれません)。--郊外生活会話2021年4月10日 (土) 14:59 (UTC)[返信]
    ありがとうございます。確かに、本質からそれた内容になっているので、修正したいと思います。--雑用部 2021年4月10日 (土) 22:35 (UTC)[返信]