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投稿ブロックを受けた利用者が何度も多重アカウントを繰り出した場合の適切な措置について

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先日、WP:SCRUTINYを理由としてある利用者およびそのソックパペットが無期限ブロックされました(顛末)。そもそも彼は編集姿勢、特に管理作業(投稿ブロック依頼の常連)に顔を出しては誰でも彼でも見境無く「多重アカウントにつき無期限ブロック」に票を投じるなど、看過し得ない問題問題行動を起こしていたのでした。そしてそのことで彼に対するコメント依頼が提出されると、既存のアカウントを放棄し、自分自身が多重アカウント使いになり果てました。

ここからが本題です。WP:SCRUTINY、つまりソックパペットを作成して監視を逃れる行為は、私が見た限りにおいては日常的に発生しています。ただそのソックパペット自体が特段の問題行動を起こさなかった場合、それでも見つけ出して、あるいは誰の目にも明らかな場合でもWP:SCRUTINYを適用して投稿ブロックという措置をとることに、果たしてどれだけの意味があるのだろうか、と考えるようになりました。具体的な例を挙げるとLTA:HATなどがそうです。彼の登場はある意味実にわかりやすいです。特徴的な名前を持つアカウントを作成し、特定のジャンル(AKB48など)を編集します。すると、「やれ、HATだ、差し戻せ、ブロックしろ」と大騒ぎです。異論があるかもしれませんが、「HATと呼ばれる利用者」の編集自体、必ずしも記事破壊を伴うものでもないと思うのです。HAT取り締まりに熱を上げすぎたあまり、投稿ブロックされた方もいます。本末転倒な気がします。リソースの無駄な気もします。

実は冒頭の利用者、ブロックの翌日にまたまた多重アカウントを作成した可能性があり、今監視を続けています。今後この利用者をどう扱うか相変わらず悩んでいます。LTA:HATのような不毛の戦いを避けるには放っておくべきかもしれませんし、毅然とした措置を執るべきかもしれません。皆様のご意見を聞き、今後の方針に役立てたいと思います。--Sillago (会話) 2012年3月1日 (木) 04:30 (UTC)[返信]

「荒らし行為を行う利用者」として「Wikipedia:管理者伝言板#投稿ブロック」への報告及び管理者による対処依頼で粛々と処理するのがよろしいかと思います。「ルールを守れない方には退場いただく」この点ははっきりと問題利用者に示す必要があるでしょう。編集の差し戻しについては、その内容により個別に判断するということで。画一的な差し戻しは「LTA:HAT」の事例を見る限り、ISPによる処理を依頼する際にむしろ妨げになると考えます。件の利用者については早々にLTAとして扱い、情報を集約した方がいいかもしれませんね。--森藍亭 (会話) 2012年3月1日 (木) 05:37 (UTC)[返信]
森藍亭さんご意見ありがとうございます。現在進行中の案件について、管理者伝言板に通報しようかと思ったのですが…(下記参照)--Sillago会話2012年3月3日 (土) 14:35 (UTC)[返信]
先のWikipedia:コメント依頼/Sbbyakneを提出したものです。少し補足しますがSbbyakne氏については、誰でも彼でも見境無く「多重アカウントにつき無期限ブロック」に票を投じるどころか誰でも彼でも見境無く「多重アカウントにつき無期限ブロック」としてブロック依頼を提出しています。そして無罪だったユーザに何の詫びもなく同じ行為を繰り返していました。コメント依頼後に本アカウントで活動していれば、ブロック依頼提出、無期限ブロックの流れは間違いなかったものと思います。次に、編集の差し戻しに関しては森藍亭様の仰っているようにその内容により個別に判断するというのが適切だと思います。次に、ソックパペット自体が特段の問題行動を起こさなかった場合ですが、元アカウントは何かしらの問題を起こしたから無期限ブロックになったのです。今後も同じ事を繰り返す可能性が非常に高いと思いますので、見つけ次第報告し、コミュニティや管理者判断に任せるとするのが良いかと思います(実際に、Sbbyakne氏のソックパペットも不適切な注意をIPユーザに繰り返すなど同様の問題となるような管理行動がありました)。Sbbyakne氏はWikipedia:荒らしのソックパペットに該当しますので、これも森藍亭様の仰る通り、LTAとして扱う事も考慮に入れる必要があると思います。--JapaneseA (会話) 2012年3月1日 (木) 07:08 (UTC)[返信]
JapaneseAさん、実は対応によっては、彼はLTA一歩手前なんです。(後述)--Sillago会話2012年3月3日 (土) 14:35 (UTC)[返信]
  コメント 他のLTAはともかく、LTA:HATに限って言えば出典を捏造するようなタイプの荒らしですし、(仮にその加筆部分が正しいとしても)編集の仕方が中途半端で破壊行為に近いため、基本的に――その場で「完全に正しい」と判断できる編集でもなければ――淡々と一律差し戻しが無難・安全だろうと思います。--氷鷺 (会話) 2012年3月1日 (木) 13:31 (UTC)[返信]
氷鷺さん、そうでしたか。放っておくとまずいタイプなのですね。私のLTA:HATについての認識が甘かったみたいです。そういえばLTA:HATも瞬時にブロックされるのを承知で活動しているようですしね。WP:SCRUTINYも個別に判断が必要そうですね。--Sillago会話2012年3月3日 (土) 14:35 (UTC)[返信]
  コメント 彼は(ブロックされた翌日から)ほぼ確実に活動を再開しています。管理者伝言板に通報しようかと思ったのですが、その前に彼の会話ページに赴いて対話するのはどうだろうか、と思いました。彼は今までの経緯からは対話を拒否しています。こちらからで向いて「多重アカウント作成をやめるように。かつて迷惑行為を謝罪するように」と説いて、応じるならめっけものです。でも誤認である事も含め、慎重に行動したいです。どう思いますか。聞いてばかりですみません。軽率な行動が出来ない事案だと思いましたので。--Sillago会話2012年3月3日 (土) 14:35 (UTC)[返信]
え?本体とパペット1号がブロックされた後、パペット2号を開始したのですか?呆れますね。しかし、パペットかもしれないユーザへの対処は難しく、もし冤罪であれば自分の首をしめる行為になるので、慎重にすべきなのは申し上げるまでもありません。消極的な策ですが、このユーザの場合、編集に問題があるわけではないので、おかしな管理活動を開始したら対処する、としても良いのでは。--JapaneseA会話2012年3月3日 (土) 15:04 (UTC)[返信]
  コメント「監視」は、特定の利用者がしなければならないものではないので、Sillagoさんがしなくてもいいです。見つけた時に、スルーしても、それはそれで構わないと思います。監視にしても、投稿内容の精査にしても、伝言板への報告にしても、それなりの労力が必要です。
毅然とした措置、というのは、どの程度が「毅然」かというところで、判断が分かれると思います。ブロック逃れではあるので、ブロック逃れだということが明らかならばブロックしない理由はないです。差し戻しをするかどうかは、内容に拠ります。また、ブロックされている人の傾向やブロック理由にも拠ります。そこらへんの判断が適切になされているならば、「不毛」ということにはなりにくいと思います。
ソックパペットの使用自体が問題行為ではあるので、「そのソックパペット自体が特段の問題行動を起こさなかった場合」という表現は微妙なところがあります。多重アカウントを不正に使用しないというのは、「善意」を前提としたウィキペディアの根幹に関るものです。また、ここらへんを「問題行為」と見る人もいるでしょう。
HATにしても、Sbbyakneさんにしても、コミュニティとして意図的にブロックしないという判断をとるのは、難しいと思います。
Sbbyakneさんについて、コメント依頼で問題とされてきたのは、安易なブロック依頼の提出でした。このような行為は、被依頼者を不快にし、編集意欲を削ぐものです。手続き上、多重アカウントの使用によるブロックですので、これを理由としてブロックすべきという強い合意はないですけれど。
「そのようなブロック依頼が問題であるということを理解したという言明」およびブロック逃れはウィキペディアでは認められないということへの理解を得るための対話は、そのための労力をかけることに意義を見出すならば、会話ページで行うのが好ましいです。それによって問題はなくなります。誤認かもしれないなら、誤認であることが明らかになれば解除されるでしょうし、迷惑行為について、迷惑であることを理解し、改善が期待できるなら解除されるでしょう。
そのようなブロック依頼が問題であるということを理解したという言明がない状態では、問題となりそうなブロック依頼が提出されないかを監視し、される前に防ぐ、あるいは提出された後に、依頼の妥当性を評価し、不当であるならば被依頼者が不快を感じたり編集から手を引いてしまったりしないように、あらゆるフォローをするという対応をコミュニティで行うか、そのようなブロック依頼で不快になり、あるいは去っていく利用者をしょうがないものと受け取るか、あるいは、ブロックするか、ということが考えられます。これらのなかでは、ブロックするというのが、リソースは無駄にならないように思います。
「やれ、HATだ、差し戻せ、ブロックしろ」と大騒ぎするのは、リソースの無駄であり、その騒ぎ自体が問題として浮上するのは、本末転倒です。本人が問題点を把握できるように対話をする、ブロック逃れのアカウントやIPは、ブロックする、ブロック逃れの編集に対しては冷静に、抑制効果と記事の質的向上とリソースを考えながら対応を行う。--Ks aka 98会話2012年3月4日 (日) 09:35 (UTC)[返信]
Ks aka 98さん、ありがとうございます。今回の件は靴下2匹がブロックされた後、対話に持ち込んだつもりで、「がっつり灸を据えられて、関係者にしっかり謝罪して地道な編集再開を」できればと思っていた私の思惑は「瞬殺」されました。私は相当認識が甘いのかもしれないし、彼に無駄な希望を与えてしまったかもしれない。荒らしについては管理者の方が適切に対応し、また利用者も適切なアシストをする事が出来ればいちばんいいですね。行き過ぎぬようバランス感覚を養わないと。皆様ありがとうございました。--Sillago会話2012年3月5日 (月) 15:57 (UTC)[返信]