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リンク切れとなっているネット上の出典が余りにも多い記事の信頼性について

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ネット上のニュース報道を出典とした編集について質問です。Wikipediaの記事の多くは出典としてネット上のニュース報道を利用していますが、例えば何らかの事件が起こった際に報道機関はネット上で我先にと速報記事を掲載します。しかし、そういった記事の一部は速報性重視で正確性に欠けていたり、誤報と言えるレベルのものも相当数あり、数日、もしくは数時間で削除されることも散見されます。そういった速報として出されその後削除されたようなネット上のニュースは出典として信頼性を満たしているのでしょうか?

そもそもリンク切れのネット上のニュースを出典にすること自体やや疑問を感じます。小さな報道機関でサーバーが貧弱なため昔の記事をいつまでも保存しておけないと言うならともかく、大手マスコミの場合、ネット上に公開された記事は相当年残しています。全てはそうとは言いがたいかもしれませんが、報道機関が一度公開した記事を削除していると言うことはその記事には何らかの問題があるということではないかと思います。

皆様どのようにお考えでしょうか?なお上記の質問はこのページを閲覧していた際に思い立って行いました。--Hotaruike会話2013年1月6日 (日) 11:26 (UTC)[返信]

はい、その通り、無批判に信頼してはいけません。まずは一般論で申し上げますが、ネットニュースだけで記事を紡ぐ事は、2013年現在はあまりお勧めできません。ただ、「リンクが残っていた頃にはみんなが検証してそれで残っていたんだから、出典が全く付いていない記事よりは、信憑性が高いんだろうな」とは言えると思います。実は、解決策は簡単です。一般的には多くの場合、紙媒体の新聞でも報道がなされます(ネットニュースでしか報道されない様な事件は、あまりありません)。よって、アクセシビリティが瞬間最大的に高いネット記事にリンクを貼りながら、保存性の極めて高い翌朝の朝刊の書誌情報も加えておく、という手をお勧めしたいです。一つの記述に一時的に同様の出典が2つ付く事になり嫌悪感を示される方もいらっしゃるかもしれませんが、数週間後にリンク切れが発生してわやくちゃになるよりは良いでしょう。それが成されなかった場合、善後策としては、「リンク切れにはなっているが恐らくその日か翌日の、紙媒体の新聞にも掲載されたはずだ」との仮定の下、ノーパソなどを持って都道府県立図書館に確認に赴くことです。ですがこんなものは暇人の仕事です。
さて、ここまでが一般論です。・・・ところがお示しの記事は思い切り外国のものですので・・・2009年7月20日 (月) 05:29‎に、英語版から翻訳されているんですよね。効果的な対処法は二つあります。現地版がネットニュースを廃した状態に更新された後に、改めて翻訳して持ってくることが一つです。多くの場合、日本語版よりは適切な状態になっているでしょう。何せ彼らはネィティブですから。もう一つは、日本語文献が充実した時点でその文献をもとに、日本語版編集者である我々がリライトを行う手です。もちろん、一部を翻訳、一部を書き下ろしのハイブリッドでも構いません。まあこの記事は編集合戦を理由に保護中ですので行えませんが、一般的には、Web archiveでフォローできるものは、フォローを試みて下さい。また、もしお暇でしたら、リンク切れのものにはTemplate:リンク切れを貼って置いていただけますと、他の方が善処して下さるかもしれません。あくまで気が向いた時に、暇な人が、やる程度の、のんびりさで参りましょう。--Hman会話2013年1月6日 (日) 11:56 (UTC)[返信]
リンク切れの出典を見つけた場合は、WP:DEADREFに従ってリンク切れの修復を試みていただければと。Internet Archiveを使えばたいがい見つかりますし、それでも見つからない場合は、新聞各社が提供する「聞蔵II」や「YOMIDASU」といった有料記事データベースを利用することでほぼ確実に無料ウェブ記事に相当する有料紙面記事は見つかります(「ほぼ確実」というのは日付が間違っていたりして探すのにえらく苦労するということはあります)。
リンク切れは技術的なことであって、出典の信頼性とは無関係なのでは。報道機関が一度公開した記事を削除していると言うことはその記事には何らかの問題があるということではないでしょう。どんな記事もそのうちリンク切れになりますので。無料ウェブ記事を削除するのは、有料記事にプレミアを付けるための経営戦略でしょう、たぶん。リンク切れを避けたいというであれば、産経は比較的リンク切れになりにくいですし、47ニュースはリンク切れにならないです。--Bugandhoney会話2013年1月7日 (月) 04:44 (UTC)[返信]
産経切れにくいでしょうか?私がこの話題を井戸端に持ち込むに至った一番の理由は最近読み始めた記事群の出典にリンク切れのMSN産経ニュースが他社と一線を画すくらい多かったからなのですが(他社もそれなりにリンク切れの記事はありますが)。--Hotaruike会話2013年1月7日 (月) 14:18 (UTC)[返信]
それは単に産経をソースにしている記事が多いというだけなのでは。たとえば、2009年ウイグル騒乱では、日本語媒体では産経が突出して多いですよね。リンク切れになりにくい(後からでも参照できる)という点で、ソースとして好まれているんじゃないかな。私の経験では、四大紙の中では、産経以外は時事報道は普通数週間でリンク切れになりますね。日経はそれよりも早いです。ですから、これらの無料ウェブ記事が出典にされるのは報道された直後に限ります。産経の場合、ものによっては半年から1年くらいは閲覧可能なので、出典になりやすいのでは。--Bugandhoney会話2013年1月7日 (月) 15:56 (UTC)[返信]
そうなんですか、個人の経験からの感触なのでこれ以上この話を引っ張るつもりはありませんが、私個人の経験としては、上記で例示した記事以外でも出典をたどろうとするとMSN産経ニュースはリンク切れの確率が高いように感じていました。手元に届く紙の産経新聞の記事の量と比較してもMSN産経ニュースのWeb記事の量のほうがかなり多いので、ネタを掴むんだらとりあえずWeb記事として飛ばしておいて裏取りなど出来たものは紙面に載せて、そうでなければWebからも消す、位の流れなのかと思っていました。--Hotaruike会話2013年1月8日 (火) 17:06 (UTC)[返信]
注意していただきたいのが、ネットのニュースサイトなどが出典となっている場合に、元記事が削除されてリンク切れになっているからといって単純に取り除くのは出典除去になるので宜しくありません。出典となった記事を載せたメディアや日付・表題などが判っていれば、新聞の縮刷版などを当たって出典を置き換えられる可能性がありますので{{リンク切れ}}を使ってください。--KAMUI会話2013年1月7日 (月) 09:43 (UTC)[返信]
みなさま、ご意見ありがとうございます。若干誤解があるようなので意見を付け加えておきます。私は何もリンク切れになっている出典は全部ダメだ、とは思っていません。出典としてリンク切れを扱うのが問題となるのは上記で上げた例のように、何かしらの事件や事故が起こった時に、速報性重視でアップされて数日のうちに削除されてしまうような記事です。そういった記事は紙面には載らないものがほとんどですし、逆に大きな事件事故を事後検証し紙面にも掲載されたような記事は10年でもウェブ上に残っているものも多数あります。ちなみに、私の感覚に過ぎないのですが、朝夕の新聞に掲載される記事と、ウェブ上に掲載される記事の数は軽く三倍以上ウェブ上に掲載される記事の方が多いように感じます。--Hotaruike会話2013年1月7日 (月) 14:18 (UTC)[返信]
ベタ記事よりも特集記事のほうがリンク切れになりにくいという感覚は私にもありますね。一方で、速報性重視でアップされて数日のうちに削除されてしまうような記事という認識が共有されていないように思うのですが、たとえば、スポーツの試合結果を伝える記事なんかも、結果が後で変わってしまうわけでもないですけど、そのうちリンク切れになりますよね。報道各社が無料ウェブ記事を取り下げるのは、信頼性に問題があるということではないと思うのですが。--Bugandhoney会話2013年1月7日 (月) 15:56 (UTC)[返信]
よくよく読み返してみると私の書き方に問題があり誤解が生じたように思いますが、私が「ちょっとどうよ?」と思っているのは「『数日のうちに取り下げられてしまった記事(極稀ですがそのURLでググっても何も引っかからないような、最初から存在していなかったんじゃないかと思うようなリンク切れにも遭遇します)』をWikipedia:信頼できる情報源として扱えるのだろうか?」という点です。報道機関がWeb記事を取り下げる理由自体はここでは別の話かなと思っています(まぁそこそこ気になる点ではありますし、それを上で話題にしてしまっていますが)。--Hotaruike会話2013年1月8日 (火) 17:06 (UTC)[返信]
2009年ウイグル騒乱でリンク切れになっている産経ソースの記事は、Web.archive.orgに軒並み残ってないです。なんだか変な感じですね...。ただ、対応する紙面記事は、調べた限りではいずれも産経の記事データベースに今でも残ってます。いつリンク切れになったのかというのは調べにくいのですが、たとえば、産経の同時期2009年7月10日のウイグル関係の記事で【ウイグル暴動】安定維持へ厳罰と教育 少数民族政策に変化なしというのは、一年後の2010年8月でもまだリンク切れになっていなかったみたいです[1]。Web archiveで産経のアーカイブが見つかるときはだいたいこういう感じだと思います。「数日のうちに取り下げられてしまった記事」というのは具体的にどの記事のことか覚えてますか?--Bugandhoney会話2013年1月9日 (水) 22:33 (UTC)[返信]
すみません、このページを例に挙げたのはこのページ自体が特に問題だと思ったからというわけではなく、このページを見ている時に「訳がどうのこうの」という感じで編集合戦になっていたので検証してみようと出典をたどってみたらリンク切れがやたらと多かったので、井戸端でリンク切れ出典の多い記事を話題にしようと思ったかでです。ですので、このページ自体のリンクがいつ切れたかなどは分かりかねます。
私としては特定記事を問題視するのではなく、時には数日で切れてしまうWeb上の記事がWikipedia:信頼できる情報源として扱えるのだろうか?という疑問に関してみなさまの意見を拝聴しようと思いました。
私としては、リンク切れの出典が多い記事に対して貼り付けることができる、リンク切れ出典を別出典に張り替えることを促すようなテンプレート、などあれば便利だろうなと、考えています。--Hotaruike会話2013年1月10日 (木) 15:41 (UTC)[返信]
WP:RSの精神は、記事主題と文脈に応じてある文献が「信頼できる情報源」とみなせるのかどうか個別的に検討するということなので、一般論としては「数日でリンクが切れてしまう」というような事実だけからは、信頼できる情報源であるともないとも決められない、ということしか言えないと思います。ただ、読者の便利としては、すぐにリンク切れになりそうな記事よりもなりにくそうな記事を使ってほしいですよね。たとえば、共同の同じ配信記事が複数の媒体で見つかるという場合、朝日や毎日といったすぐにリンク切れになってしまうような媒体ではなくて47ニュースを使うようにしたりとか。
いちおう、{{リンク切れ}}を使うと、Category:外部リンクがリンク切れになっている記事に自動的に入るようになっています。出典のうちいくつリンク切れになっているかは分かりませんが、メンテナンスしようという人はそこから必要な記事を見つけることができるようにはなっています。ただ、リンク切れの修復は不人気な作業なので、記事冒頭に貼り付けるメッセージ・テンプレートというのはよいアイデアかもしれないです。--Bugandhoney会話2013年1月10日 (木) 16:40 (UTC)[返信]
Bugandhoneyさん、ご意見ありがとうございます。やはり現状ではリンク切れに気づいたら地道に{{リンク切れ}}貼るのがベターな対処なんですね。--Hotaruike会話2013年1月11日 (金) 18:30 (UTC)[返信]
  報告2009年ウイグル騒乱のリンク切れを直そうとしたのですが、編集保護されていて無理でした。--Bugandhoney会話2013年1月7日 (月) 21:47 (UTC)[返信]