Wikipedia:井戸端/subj/ガイドラインの改訂提案は「井戸端」で告知を

ガイドラインの改訂提案は「井戸端」で告知を

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ガイドラインはウィキペディアの運用の基礎となるもので、その改訂はウィキペディア全体に影響が及びますから、改訂提案は出来るだけ広く告知して沢山の意見を集め、それらをすりあわせる必要があります。 ところが現在は適当な告知手段がありません。 まず考えられるのは「コメント依頼」ですが、これが主としてページ内の意見の対立などの調整に第三者の参加を求めるものでウィキペディア全体の問題にうまく適合しないことを除いても、実際には一般の人がそこを覗くことはきわめて少なく、広く告知する目的には役立っていないように感じます。 その点では「井戸端」の方がはるかに一般の目に触れやすいと思いますので、これから「ガイドラインの改訂提案」をするときは、かならずそれを「井戸端」で告知するように推奨したら如何でしょうか。

私がこの「告知の方法」の問題に逢着したのは「函数/関数」の論争の過程でです(「Wikipedia:井戸端/subj/「函数/関数」など複数の表記がある語の扱い」)。 その過程で論争は「「関数」をよしとする」論と「「関数」と「函数」が混在していても構わない」とする論との争いとなり、当時の「Wikipedia:表記ガイド#その他」にあった「表記はページ内で統一します。ウィキペディア全体での統一に過度にこだわる必要はありません」という文章との関連が問題になりました。 そしてその途中で一人の混在派がこの表記ガイド文の改訂提案をしましたが、提案提出を上記論争の場へさえ告知しませんでしたのでその提案の存在を知る人はごく少なく、1週間経っても寄せられたコメントは改訂文に関する意見1つだけでした。 そこで提案者は「反対意見がなかった」として現在の文章への書き直しを行いました。 この改訂は内容にも問題がありますので、私はこの改訂方法は上で述べたウィキペディアの理念に反するとして、原文へ戻すようにとの提案を行いました。 そして私はこれがガイドラインの信頼性の問題ですから、出来るだけ広く多くのウィキペディア人の意見を求めたく、まずは「コメント依頼」を出しましたが、一般の人のコメントをまったく貰えませんでした。 そこでこれはむしろ「井戸端」で取り上げて頂くべき問題だと思い至り、この提案になった訳です。 私の上記「原状回復提案」はまだ進行中ですので、その中の「コメントの場」にコメントをお寄せ下さい。 そこには「提案者の主張」と「反対者の主張」もまとめ、並べて書いてありますので、それらを読み比べてウィキペディア全体の立場で公平に判断して下さることを希望します。 上記論争のしがらみのない多数のコメントを頂けると幸いです。 なお、この問題では上記井戸端の論議の末尾近くにある「Jmsによるまとめ」節の中でのやり取りも参考になると思います。

なお現在ではガイドラインについてまとめた「Wikipedia:ガイドライン」というガイドラインがありませんので、冒頭で述べた「ガイドラインの改訂には広く多数の意見を集めてすりあわせて行うこと」という理念や「広く意見を求めるための告知に井戸端を使うことを推奨する」をどこに書くべきか分かりませんが、どなたかのお骨折りでそのようなガイドラインが出来ると幸いに存じます。 皆様のご意見をお待ちします。 --Midz 2009年8月14日 (金) 02:11 (UTC)[返信]

(コメント)ガイドラインのありようの議論の場としてポータルなりプロジェクトなりを起こすという方が人が集まり、居着きやすいですし、過去の議論も集約するのでよろしいように考えますが。(そういうポータルなりプロジェクトなりの具体的な呼称はノーアイデアです)--あら金 2009年8月14日 (金) 03:14 (UTC)[返信]
◆考慮すべきガイドラインの「改訂」は、誤字脱字の修正から全面改訂までさまざまであり、程度に応じ必要ならば告知がなされるべきでしょう。このあたりの段取りについてはWikipedia‐ノート:表記ガイドすでに説明した通りですので繰り返しません。変更内容に問題があれば、内容についてあらためて議論すればよいことです。--Jms 2009年8月14日 (金) 03:21 (UTC)[返信]
Wikipedia:お知らせが「適当な告知手段」に該当するのでは。そもそも意見交換がこの井戸端の主旨ですし、告知を確認する箇所がお知らせと井戸端に分散するというのも良くないと思います。--ととりん 2009年8月14日 (金) 09:06 (UTC)[返信]

「井戸端」は告知にはあまりそぐわず、その性質から議論が分散する可能性もあります。手続きとしては、Wikipedia:お知らせを使うことが定着してきていると思います。「上記提案に沿って、」の段落は、お知らせに転記しました。

また、議論の案内や議論場所への誘導を行う際には、参加者が中立的に議論に参加できるように、また議論の拡散を避けるために、自分の意見を書く事はできるだけ慎んでいただければと思います。「私がこの「告知の方法」の問題に逢着したのは」以下は、ここではコメントアウトし、必要なら議論場所で述べていただければと思います。

節名として掲げられているガイドライン(および方針類)の改訂提案の手続き論のような話については、井戸端でざっくり話してみるのがよいと思いました。なお、ガイドライン関係についてはWikipedia:基本方針とガイドラインWikipedia:ウィキプロジェクト プロジェクト関連文書などがあります。--Ks aka 98 2009年8月14日 (金) 09:28 (UTC)[返信]


いくつもの貴重なご意見をいただき、有難うございました。 以下、個別のご意見について私の考えを述べます。

  •  「あら金」さま。 議論の場についてのご教示を有難うございました。 まだ具体的行動は考えていませんが、将来への参考にさせていただきます。
  •  「Jms」さま。 「改訂」には「誤字修正」から「全面改訂」までさまざまあり、「誤字訂正」など万人が内容に変更がないと認める「改訂」の告知の必要がないことは確かでしょうが、内容に実質的な変更があり、「改訂提案」という手続きを必要とするような「改訂」は、表面に現れないどのような副作用があるかも知れませんから、かならず公知手順を踏むべきであると考えます。
  •  「ととりん」さま。 「適当な告知手段」として「Wikipedia;お知らせ」があるとのご教示をありがとうございました。 私はうっかりして知りませんでしたが、これからは私も活用すると同時に、ウォッチリストに加えて気を付けていきます。 ただ、表記ガイドで最近にも「学術用語」、「中黒」などの改訂提案がありましたが、それらが「お知らせ」にほとんで反映されていないようですので、このことをまず周知させる必要があるように感じています。 手段は思いつきませんが。 
  • 「Ks asa 98」さま。 いつもながら条理をつくした懇切丁寧な解説を有難うございました。 おおむねお説に納得し、従っていきたいと存じます。 ただ、「自分の意見を出来るだけ書くな」の下りには多少の違和感を感じます。 というのは「お知らせ」に書くのは提案の表題だけだとすると、読んだ人は何か遠い世界の内輪もめのように感じて、よほどおせっかいでなけれれば議論に参入する気が起こらないのではないかと危惧するからです。 そこで提案者が、それはウィキペディアの基本に関係する皆さん自身の問題ですよと説得して、初めて議論に参入して貰えるように感じます。 如何でしょうか。 何か参入を促す、これに代わる適当な手段があればそれを活用したいと思いますが。 --Midz 2009年8月15日 (土) 08:22 (UTC)[返信]
当事者が中立的に書けるならばそれでもいいのですが、おうおうにして、(無意識でしょうけれど)自分に都合のいいように書いて、それを中立と主張されるということもあります。その論点が、多くの人に関係するというものだということを書く分には、その「関係するかどうか」が論点となっている場合はともかく、要点をまとめたものとして受け取られると思いますよ。無理に呼び込む必要はなく、その議論に自発的に参加しようとする人に、参加する必要があるかの判断ができるだけの案内をするということであれば、上で書いたような問題を誘発する事はないでしょう。--Ks aka 98 2009年8月15日 (土) 11:38 (UTC)[返信]