WAVE (ショッピングセンター)

WAVE(ウェーブ)は山口県長門市にかつて存在したショッピングセンターの愛称。設立は協同組合 長門コミュニティータウン。核テナントは地下1階のサンリブ長門。キャッチフレーズは「遊びに来たら、愛。」。

ウェーブ
WAVE
店舗概要
所在地 759-4101
山口県長門市東深川803-8
座標 北緯34度22分26.9秒 東経131度11分13.6秒 / 北緯34.374139度 東経131.187111度 / 34.374139; 131.187111 (WAVE)座標: 北緯34度22分26.9秒 東経131度11分13.6秒 / 北緯34.374139度 東経131.187111度 / 34.374139; 131.187111 (WAVE)
開業日 1991年10月
閉業日 2019年12月31日
施設管理者 協同組合長門コミュニティータウン
中核店舗 サンリブ長門店
営業時間 9:00-19:30
駐車台数 250台
最寄駅 JR長門市駅
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概要

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1975年3月、長門市駅北側の長門総合病院跡地に「ながとプラザ」として開業。その後、移転する形で1991年10月開業した(その為ながとプラザは1991年9月に閉店)。

1991年の開業当初は「サンリブ長門」と地元スーパー「まるみストアー(サンフレールまるみ・サラダ館)」を核テナントとして、ながとプラザ内に入居していた地場資本の専門店と金子みすゞ記念館[1]など約40店舗が出店していた。

2011年、元々同社がFC運営し、2階で展開していた大型アミューズメント施設「さんさんランド長門(旧・セガハイテクランド長門)」が閉店、まるみストアー直営売場を集約の上で家電量販店「ヤマダ電機」が開業した。

閉店直前の店舗展開として、地下は食料品売り場(専門店とサンリブ)、1階はファッション専門店、2階はアミューズメントショップとヤマダ電機テックランド長門店[2]、3階と屋上1階は駐車場、屋上2階はコミュニティFM局であるFMながとが入居している。別館にはカルチャーセンターなどがあった。

ここは、独自にポイントカードウェーブカード」を発行しており一部を除く店内でポイントがたまるほか、サンリブのイベント“サンリブまかせな祭”と連動したイベントも行っていた。

年間売り上げはピーク時に約57億円あったが、売り上げや来客の減少に歯止めがかからず、ピーク時の3分の1程度にまで落ち込んだ。

さらに、2019年7月をもってテナントの中心店舗だった有限会社まるみストアーが総合衣料品店「サンフレールまるみ」を廃業[3]したことが来客数の減少に拍車がかけ、その後2019年12月31日を以って閉店することが発表され、同日に閉店した[4]。組合の債務残高は県の制度融資、中小企業高度化資金や金融機関の借り入れなど含めて約20億円に上るとみられ、2020年1月ごろから破産手続きに入る準備を進める。なお、有限会社まるみストアーは2022年4月28日付けで事業停止し自己破産の手続きに入っている[5]

テナントの一部は市内に店舗を移転して営業を続ける店もあり、例えばFMながとはフジ長門店内、ヤマダ電機は「ヤマダ電機 テックランドNew長門店」と店名を変えた上で同店舗の敷地内の旧ジュンテンドー跡地にそれぞれ移転した一方で、サンリブは移転せず長門地区から撤退、個人事業主の中には廃業を決断した事業者もある。

跡地については閉店後もしばらく残存していたが、長門市との間で周辺地域活性化事業の協定を締結した大和ハウス工業及びウィルコーポレ-ションの仲介により民間主導の再開発が検討され[6][7]、建物を解体の上で、2024年に地場スーパーマーケットチェーンの丸久が大規模食品スーパー「アルク長門店」として出店することになっている。丸久は1990年にショッピングセンター「アトラス長門」として長門市に進出後、1996年に経営難からフジ(現・フジ・リテイリング)に営業譲渡しており、直営店としては28年ぶりの再進出となる。

店舗周辺

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脚注

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  1. ^ 図書館を含む。仙崎に2003年移転し、跡地にFMながとが入居する。
  2. ^ 2011年12月9日開店。長門市・深川に「ヤマダ電機・テックランド長門店」オープン
  3. ^ 長門コミュニティータウンウェーブ・サンリブ長門、2019年12月31日閉店-JR長門市駅前”. 都市商業研究所 (2019年12月8日). 2024年1月18日閲覧。
  4. ^ ウェーブ、今月で閉店長門のSC 売り上げ低迷で」『山口新聞』2019年12月19日。2024年1月18日閲覧。
  5. ^ 信用ニュース (有)まるみストアー」『防長経済新報』2022年5月19日。2024年1月18日閲覧。
  6. ^ 令和4年12月長門市議会定例会 行政報告(令和4年12月2日)”. 長門市 (2022年12月2日). 2024年1月18日閲覧。
  7. ^ 長門市中心部の閉店SC周辺 民間主体で再開発へ周南の不動産会社と市が協定」『山口新聞』2022年11月24日。2024年1月18日閲覧。

外部リンク

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