W45 (核弾頭)
W45はアメリカ合衆国が開発した核弾頭。1960年代に開発が行われ、1962年より生産が開始された。部隊配備は1988年まで行われている。
W45 | |
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中型核爆破資材(MADM)の分解写真、右がW45核弾頭 | |
タイプ | 核弾頭 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 |
アメリカ陸軍 アメリカ海軍 アメリカ空軍 |
開発・生産 | |
開発期間 | -1961年 |
生産期間 | 1961年-1966年 |
配備期間 | 1961年-1988年 |
生産数 | 1,700発 |
要目 | |
核出力 | 0.5-15kt |
弾頭 | 核分裂弾頭(インプロージョン方式) |
直径 | 11.5インチ |
長さ | 27インチ |
重量 | 150-350ポンド |
外形は円筒状であり、直径292mm、長さ686mm、重量68kgである。核分裂弾頭であり、核出力はサブタイプによっても異なるが0.5、1、5、8、10、15キロトンから選択できる。信管は空中爆発や触発、遅延爆発など各種に対応している。総生産数は1,700発。ローレンス・リバモア国立研究所の前身のカリフォルニア大学ローレンス研究所で開発された。セカンダリーは無いが、共通核分裂プライマリーのロビン・プライマリー(Robin primary)を用いている。