UBP-302は、非常に選択性の高いカイニン酸受容体アンタゴニストで、多くの神経過程の研究に用いられる。生体外でもマイクロモルの濃度で作用を持ち、受容体のGluR5サブユニットを特異的に標的にする。この化合物はブリストル大学で開発された[1]。Tocris等の企業で商業的に生産されている。

UBP-302
識別情報
CAS登録番号 745055-91-8
特性
化学式 C15H15N3O6
モル質量 333.296 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

出典

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  1. ^ More, JC; Nistico, R; Dolman, NP; Clarke, VR; Alt, AJ; Ogden, AM; Buelens, FP; Troop, HM et al. (2004), “Characterisation of UBP296: a novel, potent and selective kainate receptor antagonist”, Neuropharmacology 47 (1): 46–64, doi:10.1016/j.neuropharm.2004.03.005, PMID 15165833