Template:Flexbox
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使い方
編集{{Flexbox}}
の第1引数(|content=
引数も利用可)には、表示するコンテンツを入力します。表組みを含むなどの理由により適切に表示されない場合は、{{Flexbox start}}
と{{Flexbox end}}
でコンテンツを挟む方式を採用してください。
コンテンツ内の複数の要素をまとめてひとつの子要素として扱う場合には、{{flex-item}}
、もしくは{{flex-item start}}
と{{flex-item end}}
のペアを使用してください。
使用例(基本)
編集出力例の破線の枠線は、実際には出力されません。
- 入力例A-2
- 出力例A-2(幅が広い場合)
ほげ ふが ぴよ foo bar baz foobar barbaz bazqux foobaz barqux bazquux ほげ ふが ぴよ qux quux corge quxfoo quuxfoo corgefoo quxbaz quuzbaz corgebaz - 出力例A-2(幅が狭い場合)
ほげ ふが ぴよ foo bar baz foobar barbaz bazqux foobaz barqux bazquux ほげ ふが ぴよ qux quux corge quxfoo quuxfoo corgefoo quxbaz quuzbaz corgebaz
以下のように、{{Flex-item}}
や{{Flex-item start}}
・{{Flex-item end}}
と組み合わせて使うことで、セクション全体を左右に並べることもできます。
- 入力例A-2
- 出力例A-2(幅が広い場合)
色は匂へど散りぬるを我が世誰そ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず
ほげ ふが ぴよ foo bar baz foobar barbaz bazqux foobaz barqux bazquux いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせすん
ほげ ふが ぴよ qux quux corge quxfoo quuxfoo corgefoo quxbaz quuzbaz corgebaz - 出力例A-2(幅が狭い場合)
色は匂へど散りぬるを我が世誰そ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず
ほげ ふが ぴよ foo bar baz foobar barbaz bazqux foobaz barqux bazquux いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせすん
ほげ ふが ぴよ qux quux corge quxfoo quuxfoo corgefoo quxbaz quuzbaz corgebaz
引数
編集以下は、{{Flexbox}}
・{{Flexbox start}}
に共通する引数になります。また各出力例では、分かりやすいように、入力例で示す引数指定に加えて|style=border: 1px dashed #888;
の指定を追加しておこなっています。
direction
編集CSSのflex-direction
[注 1]を指定します。
既定値のrow
では、各要素は横並びになります。
- 入力例1-1
- 出力例1-1
|direction=column
を指定すると、各要素は縦並びになります。
- 入力例1-2
- 出力例1-2
|direction=row-reverse
や|direction=column-reverse
を指定すると、並び順が逆になります。
- 入力例1-3
- 出力例1-3
- 入力例1-4
- 出力例1-4
|direction=row
以外を指定する場合は、以下の各引数の説明における上下・左右・行などを適宜、左右・上下・列などと読み換えてください。
wrap
編集nowrap を指定した場合、親要素や画面からはみ出す可能性が高まります。本テンプレートや親要素の指定によっては、はみ出した要素が見えなくなったり、他の要素の上にかぶさってしまったりする場合もあるため、指定には注意が必要です。 |
CSSのflex-wrap
[注 2]を指定します。CSSとは異なり、|wrap=nowrap
ではなく|wrap=wrap
が規定値です。
既定値のwrap
では、画面(ないし親要素や本テンプレート本体)の幅に応じて要素が改行されます。
- 入力例2-1
- 出力例2-1
wrap-reverse
を指定すると、改行される方向が上下逆になります。
- 入力例2-2
- 出力例2-2
nowrap
を指定すると、改行されなくなります。本節冒頭の注意書きも参照してください。
- 入力例2-3
- 出力例2-3
force-row-legacy
編集後述のとおり、複数行のフレックスボックスに対応していない古いブラウザでは、横並びのフレックスボックスを無効化するように本テンプレートは設定されています。これらのブラウザでも横並びのフレックスボックスを有効化する場合には、|force-row-legacy=1
を指定してください。
justify-content
編集CSSのjustify-content
[注 3]を指定します。
既定値のflex-start
では、各要素は左寄りに配置されます。start
を指定した場合も基本的には同じです。
- 入力例3-1
- 出力例3-1
flex-end
を指定すると、各要素は右寄りに配置されます。end
を指定した場合も基本的には同じです。
- 入力例3-2
- 出力例3-2
center
を指定すると、各要素は中央に配置されます。
- 入力例3-3
- 出力例3-3
space-between
を指定すると、各要素は間に均等な空白を開けて配置されます。
- 入力例3-4
- 出力例3-4
space-around
を指定すると、各要素の間だけでなく左右にも空白ができます。左右の空白は、各要素間の空白よりも狭くなります。
- 入力例3-5
- 出力例3-5
space-evenly
を指定した場合は、左右の空白も要素間の空白と同じ大きさになります。- 入力例3-5
- 出力例3-5
align-items
編集CSSのalign-items
[注 4]を指定します。
既定値のstretch
では、可変高の要素は行内で最も高さが大きい要素と同じ高さになり、それ以下に固定高の要素は上寄りに配置されます。
- 入力例4-1
- 出力例4-1
flex-start
を指定すると、各要素は上寄りに配置されます。start
を指定した場合も基本的には同じです。
- 入力例4-2
- 出力例4-2
- 入力例4-3
- 出力例4-3
- 入力例4-4
- 出力例4-4
- 入力例4-4
- 出力例4-4
- hogefugapiyo
- 入力例6-1
- 出力例6-1
- 入力例6-2
- 出力例6-2
- 出力例C-1
ほげ ふが ぴよ foo bar baz foobar barbaz bazqux foobaz barqux bazquux ほげ ふが ぴよ qux quux corge - 出力例C-2
ほげ ふが ぴよ foo bar baz foobar barbaz bazqux foobaz barqux bazquux ほげ ふが ぴよ qux quux corge - 値の候補
row
row-reverse
column
column-reverse
- 既定
- row
- 値の候補
wrap
wrap-reverse
nowrap
- 既定
- wrap
- 値の候補
flex-start
flex-end
center
space-between
space-around
start
end
space-evenly
- 既定
- flex-start
- 値の候補
stretch
flex-start
flex-end
center
baseline
- 既定
- stretch
- 値の候補
stretch
flex-start
flex-end
center
space-between
space-around
start
end
space-evenly
- 既定
- normal
- 既定
- 1em
- 例
- 2em 0.5em
- 例
- border: 1px dashed #888;
- 自動入力値
0
- ^ flex-direction(MDN Web Docs)を参照。
- ^ flex-wrap(MDN Web Docs)を参照。
- ^ justify-content(MDN Web Docs)を参照。
- ^ align-items(MDN Web Docs)を参照。
- ^ align-content(MDN Web Docs)を参照。
- ^ gap(MDN Web Docs)を参照。
- ^ その他のメディアウィキの互換性(2021年3月時点)がグレードC以上のブラウザはのうち、Firefox 63 - 65以外はすべて
margin-inline
に対応している(CSS property: margin-inline〈Can I Use〉参照)ため、margin-right
の指定を上書きすることができます。Firefox 63 - 65では、gap
とmargin-right
の両方が反映されます。 - ^ a b
|style=
引数の指定されたスタイルを除き、本テンプレートを使用しない場合と同様の表示となります。 - ^ 技術的には、Firefox 27が対応していない
-ms-flex-flow
・flex-flow
でflex-direction: column;
を上書きしています。 - ウィキマークアップ(Help:ページの編集#マークアップ) (
{|
|
||
|-
|}
) を使った表作成の処理が出来るかどうか。処理が出来ない場合は、{{(!}}, {{!}}, {{!!}}, {{!-}}, {{!)}}などの要素、または、HTMLタグ (<table>...</table>
,<tr>...</tr>
など) を使用する必要があります。 - Flexboxテンプレートは、セクションや図・表を左右に並べるといった段組み的な表示に使用することができます。CSS columnsを使用するテンプレート同様、複数の画面幅に対応したレイアウトに適しています。
- フレックスボックスの基本概念 - MDN Web Docs
- Flexible Box Layout Module - Can I Use
flex-end
を指定すると、各要素は下寄りに配置されます。end
を指定した場合も基本的には同じです。
center
を指定すると、各要素は縦中央寄りに配置されます。
baseline
を指定すると、各要素の中の文字の縦位置が揃うような配置になります。
align-content
編集この節の加筆が望まれています。 |
CSSのalign-content
[注 5]を指定します。
gap
編集CSSのgap
[注 6](要素間の最小余白)を指定します。既定値は0 1em
です。
後述のようにInternet Explorer 10および11やAndroid 4.4、Opera 18 - 72はこのプロパティーに対応していないため、必要に応じて子要素にstyle="margin-right: 1em; margin-inline: 0;"
[注 7]のようなスタイル指定を加えてください。
1つの値を指定すると、縦横に同じ余白が設定されます。
半角スペースを挟んで2つの値を指定した場合、1つ目が縦方向、2つ目が横方向の余白になります。
style
編集この引数によるスタイル指定は、環境によっては閲覧に不都合を生じさせる場合があるため、慎重に行うようにしてください。たとえばwidth の値によっては、一部環境で親要素をはみ出した内容が表示されなくなる虞があります。 |
|style=
には任意のCSSプロパティを指定することができます。
たとえば、{{Multiple image}}
など一部の要素では、親要素の幅に収まる場合でも要素が改行してしまう場合があります。このような場合には、|style=width: 100%;
を指定することを検討してください。
使用例(応用)
編集表などで高さが異なる場合、既定のalign-items: stretch;
では、
のように一方の表が間延びしてしまうことがあります。このような場合|align-items=flex-start
と指定すれば、
それぞれ異なる高さで表示されるようになります。
ブラウザのサポート状況
編集Internet Explorerには、フレックスボックス関連の複数のバグがあるため、プロパティが対応している場合でも、Internet Explorer 11での閲覧確認を実施することが推奨されます。 |
メディアウィキの互換性(2021年3月時点)がグレードAのブラウザのうちAndroid 4.3は、flex-wrap
に対応しておらず、閲覧に支障をきたす表示となる虞があるため、|force-row-legacy=1
を指定しない限り、横並びのフレックスボックスは強制的に無効化されます[注 8]。Internet Explorer 11およびAndroid 4.4はgap
プロパティに対応していません。Internet Explorer11は、|justify-content=space-evenly
・|align-content=space-evenly
にも対応しておらず、いずれもspace-around
を指定した場合と同じ表示となります。
グレードCのブラウザのうち、Internet Explorer 9はFlexbox全般に対応していません[注 8]。Firefox 27はflex-wrap
に対応しておらず、閲覧に支障をきたす表示となる虞があるため、|force-row-legacy=1
を指定しない限り、強制的に|direction=column
を指定した場合と同様の表示となるように設定されています[注 9]。また、Internet Explorer 10およびOpera 18 - 72もgap
プロパティに対応していません。Edge 12 - 18やChrome、Firefox、Opera、Safariの2017年ごろまでのバージョン、Android 4.3 - 4.4.4も|justify-content=space-evenly
・|align-content=space-evenly
に対応しておらず、いずれもspace-around
を指定した場合と同じ表示となります。
テンプレートデータ
編集CSSでFlexboxを作るためのテンプレートです。(directionにcolumn/column-reverseを指定した場合は、各引数の説明における上下・左右・行を左右・上下・列に読み替えてください)
パラメーター | 説明 | 型 | 状態 | |
---|---|---|---|---|
1 | 1 content | Flexbox内のコンテンツ | 内容 | 必須 |
flex-direction | direction | 要素の並び方。rowは横、columnは縦 | 文字列 | 省略可能 |
flex-wrap | wrap | 画面幅に応じて改行するか | 文字列 | 省略可能 |
justify-content | justify-content | 要素の左右方向の余白の制御 | 文字列 | 省略可能 |
align-items | align-items | 同じ行の要素の上下位置制御 | 文字列 | 省略可能 |
align-content | align-content | 要素の上下方向の余白の制御 | 文字列 | 省略可能 |
gap | gap | 要素間の最小余白(2つ指定する場合は縦 横の順) | 文字列 | 省略可能 |
style | style | 任意のCSSプロパティ | 文字列 | 省略可能 |
レガシー・ブラウザで横並びを有効化 | force-row-legacy | wrapに対応していないブラウザでも横並びを有効化する | ブール値 | 省略可能 |
注釈
編集関連項目
編集段組みテンプレート
編集これらのテンプレートに互換性はありません。例として、{{Multicol}}に{{Multicol-end}}ではなく{{col-end}}を併用すると、HTMLの "div" (division) が閉じられず、以降の表示に不具合が発生します。 |
:可能 | :不可能 |
テンプレート群 | 種類 | ウィキテーブルコード
の処理 |
レスポンシブ・デザイン モバイル対応 |
最初 | 段組み分け | 最後 |
---|---|---|---|---|---|---|
"Col" | Table | {{Col-begin}} または{{Col-begin-small}} |
{{Col-break}} {{Col-2}} .. {{Col-5}} |
{{Col-end}} | ||
"Columns" | Table | {{Columns}} | – | – | ||
"Multicol" | Table | {{Multicol}} | {{Multicol-break}} | {{Multicol-end}} | ||
"Col-float" | CSS float | {{Col-float}} | {{Col-float-break}} | {{Col-float-end}} | ||
"Columns-start" | CSS float | {{Columns-start}} | {{Column}} | {{Columns-end}} | ||
"Div col" | CSS columns | {{Div col}} | {{No col break}}(引数の内容を分割させない指定) | {{Div col end}} | ||
"Columns-list" | CSS columns | {{Columns-list}} | – | – | ||
"Flexbox" | CSS Flexbox | {{Flexbox}} | {{Flex-item}} {{Flex-item start}} .. {{Flex-item end}} |
– | ||
"Flexbox start" | CSS Flexbox | {{Flexbox start}} | {{Flexbox end}} |