TOI-1338 bとは、恒星 TOI-1338 の周囲を公転する太陽系外惑星である。

TOI-1338 b
仮符号・別名 TOI 1338 b
星座 がか座
分類 太陽系外惑星
木星型惑星
発見
発見年 2020年
発見者 TESS[1]
発見方法 トランジット法
軌道要素と性質
軌道の種類 楕円軌道
軌道長半径 (a) 0.4491±0.0088 au[2]
離心率 (e) 0.093+0.0043
−0.0033
[2]
公転周期 (P) 95.141±0.0035 日[2]
軌道傾斜角 (i) 89.22+0.35
−0.26
°[2]
近点引数 (ω) 263+3.7
−4.8
°[2]
TOI-1338 AとTOI-1338 Bの惑星
衛星の数 0
位置
元期:J2000[3]
赤経 (RA, α)  06h 08m 31.9679092936s[3]
赤緯 (Dec, δ) −59° 32′ 28.080175325″[3]
視線速度 (Rv) 47.205±0.652 km/s[3]
固有運動 (μ) 赤経: -12.258 ミリ秒/[3]
赤緯: 34.405 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 2.4774 ± 0.0196ミリ秒[3]
(誤差0.8%)
距離 1320 ± 10 光年[注 1]
(404 ± 3 パーセク[注 1]
TOI-1338の位置
TOI-1338の位置
物理的性質
半径 0.5986±0.0303 RJ[2]
質量 30.2+2.03
−19.6
M[2]
表面温度 724 K[2]
Template (ノート 解説) ■Project

概要 

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この惑星は、2019年夏にNASAとのインターンシップを行っていた、17歳の高校生によって発見された惑星で、2つの恒星の周りを公転している。TOI-1338 bが公転する2つの恒星は、1つは太陽より約10%大きく、もう1つは太陽質量の3分の1で、15日ごとにペアで周回している[4]

大きさは地球の6.9倍で、海王星土星の中間の大きさで、公転周期は93日-95日と不規則である。TOI-1338系で最初に発見された惑星であり、がか座の方向へ約1300光年離れた場所に位置する[4]

この発見は、1月6日にホノルルで開催された第235回アメリカ天文学会パネルディスカッションや、科学雑誌に取り上げられたサンディエゴ州立大学シカゴ大学、および他の機関の科学者と共同で執筆した論文にて発表された[4]

脚注 

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注釈

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  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算

出典

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  1. ^ 17-year-old high school student discovers rare new planet 3 days into NASA internship、CBSNEWS.2020年2月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h Catalog”. 太陽系外惑星エンサイクロペディア. 2021年2月13日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g TOI-1338”. simbad. 2021年2月13日閲覧。
  4. ^ a b c NASA’s TESS Mission Uncovers Its 1st World With Two Stars、NASA.2020年2月8日閲覧。

関連項目 

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