TCPファストオープン
TCPファストオープン(TFO)とは、TCPの3ウェイハンドシェイク中にデータをやりとり出来るようにすることで、接続開始時のRTT(ラウンドトリップタイム)を軽減する技術。[1]
欠点
編集TCPファストオープンに対応していないファイアウォールやIDS(侵入検知システム)によって通信が弾かれてしまうことがある。[3]
類似技術
編集QUICもまたハンドシェイクの段階でのRTTを減らすことを大きな目的としている。こちらはUDPを使用するためファイアウォール弾かれにくい。
脚注
編集- ^ 日経クロステック(xTECH). “GoogleはTCPをCookieで高速化”. 日経クロステック(xTECH). 2021年10月25日閲覧。
- ^ “RFC [https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc7413 7413 - TCP Fast Open 日本語訳]”. tex2e.github.io. 2021年10月25日閲覧。
- ^ ASnoKaze (1494336934). “TCP Fast Openの闇と、Kernelの緩和コミット”. ASnoKaze blog. 2021年10月25日閲覧。