Stir (渋谷すばるの曲)
『Stir』(ステア)は、渋谷すばるの楽曲[1][2]。2022年12月7日にWorld artから5作目の配信限定シングルとして配信リリースされた[1][2]。
「Stir」 | |||||||||||
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渋谷すばるの配信限定シングル | |||||||||||
収録アルバム | 『ALPACA 5』 | ||||||||||
リリース | 2022年12月7日 | ||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||
ジャンル | |||||||||||
時間 | 3分17秒 | ||||||||||
レーベル | World art | ||||||||||
作詞者 | 渋谷すばる | ||||||||||
作曲者 | 渋谷すばる | ||||||||||
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概要
編集- 前作『これ』から約1か月振りのリリース。
- 4か月連続[注 1]配信限定シングルリリースの第4弾[1][2][3]。
- 本曲の作詞・作曲・編曲は全て渋谷自身が担当している[4]。
- 本曲は、4つ打ちのビートとディレイ系のディストーションを使用するなど、自身のこれまでの楽曲とはテイストが異なり、シンセサイザーを使用したダンスチューンとなっている[5][6]。
- 自身のライブツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2022 二歳と1328日』でライブ初披露された[7][8]。
- 2023年8月16日に発売された1stミニアルバム『ALPACA 5』で、本曲がCDに初収録された[9][10][11][12][13][14][5]。
制作
編集本曲は、翌月に配信リリースした「ないしょダンス」の様な自身が得意とするロックンロールではなく、意識的に「今までにやった事が無い感じの曲を作ってみよう」という考えから、シンセサイザーを使用して制作したという[5][15][16][17]。そのため、4つ打ちのビートとディレイ系のディストーションを使用したダンスチューンとなっている[6]。
楽曲を制作する際は常にライブを意識しているというが、それでも曲調が異なるのは切り取ってる場面が違い、「ライブのこういうシーンで聴かせたい」という場面が異なる事だという[17]。本曲の場合はこれまで自身の楽曲の中であまり無かった「何も考えずに体が動いてしまう様な踊れる曲」として[16]、「お客さんがちょっと体を動かしてくれたら良いな」「あわよくば踊って欲しいな」というイメージで制作された[5][17]。また、本曲の制作がライブツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2022 二歳と1328日』の開幕前だったため、「ツアーで何曲目にやりたいな」とセットリストを意識しながら制作していたという[16][17]。
自身は2022年9月から2023年1月にかけて、本曲を始めとした配信限定シングルを5作連続でリリースしたが、「配信で1曲ずつリリースする」という事に対して、「アルバムという考え方が嫌」という事ではなく、リスナーがアルバム単位で聴くよりも、楽曲が流れて来て気になった楽曲を「良いなこの曲、ちょっと聴いてみようかな」という感覚で気軽に聴く風潮が出来てると感じており、「(変化する時代の)良い所はどんどん使った方が良いのではないか」と考え、このリリース形態になったという[16]。
また、円盤でのフィジカルリリースだと「出来立てホヤホヤをすぐにリリースする」というタイム感では出来ないため、「熱の高い時期にどんどん出していってみようかな」という考えに至ったといい、渋谷自身の中でも1つの挑戦だったという[16]。一方で、1stミニアルバム『ALPACA 5』で本曲がCD初収録となる際には、「配信だけじゃなく、(CDとして)手に取ってもらえたら嬉しい」「そこでまた楽しんでもらえるのが一番良い」とも語っている[14]。
プロモーション
編集収録曲
編集- Stir - [3:17]
- 作詞・作曲・編曲:渋谷すばる
収録作品
編集アルバム
編集- 1stミニアルバム『ALPACA 5』
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e “4ヶ月連続リリース第四弾は「Stir」! 12/7(水)に配信決定!”. 渋谷すばるです。 (2022年11月22日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b c d e “新曲連続リリース中の渋谷すばる、最後の1曲はインダストリアル感漂う「Stir」”. 音楽ナタリー. (2022年11月22日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ “渋谷すばる 映画『ひみつのなっちゃん。』×主題歌「ないしょダンス」インタビュー 後編”. awesome!. (2023年1月24日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ 武市尚子「Disc Rush!! 新譜CD&配信作紹介」『B-PASS』2023年9月号、シンコーミュージック・エンタテイメント、2023年7月27日、74頁。
- ^ a b c d e B-PASS 2023, p. 11
- ^ a b B-PASS 2023, p. 13
- ^ a b “渋谷すばる、真摯なロックを熱量たっぷりで届けるライヴツアー『二歳と1328日』オフィシャルレポート”. ぴあ. (2022年10月27日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “渋谷すばるが現在開催中のツアーを紐解くオフィシャルテキスト到着”. SPICE. (2022年10月27日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “限定ミニアルバム『ALPACA 5』2023年8月16日リリース決定!”. 渋谷すばるです。 (2023年7月6日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “渋谷タワレコに渋谷すばるの"遊び場"出現、部屋にも「寄ってかへん?」”. 音楽ナタリー. (2023年7月6日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “渋谷すばるの全てを詰め込んだ遊び場"すば基地"が開催決定”. THE FIRST TIMES. (2023年7月6日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “渋谷すばるの音楽とその全てにまつわる自身の全てを詰め込んだPOP UP SHOP『すば基地』開催決定”. SPICE. (2023年7月6日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “【コラム】渋谷すばる、展示会『すば基地』は遊び場「秘密の場所をこっそり覗いてもらう感じ」”. BARKS. (2023年7月6日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b c awesome! Plus 2023, p. 56
- ^ “【渋谷すばる インタビュー】今、自分の作る音楽がどう変化していくのかがすごく楽しみ”. OKMusic. (2023年1月20日). オリジナルの2023年1月23日時点におけるアーカイブ。 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b c d e “渋谷すばる、近況を語る「今、本当に自分が楽しめていろいろと向き合えているので、本当にいろいろとみんなと一緒に作っていきたい」”. SPICE. (2023年1月20日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b c d “【インタビュー第二弾】渋谷すばる、音楽家としての自身を語る「映像と音はセットだなって思う」”. BARKS. (2023年1月20日) 2023年9月7日閲覧。
参考文献
編集- 武市尚子「Pick Up Music 1 渋谷すばる」『awesome! Plus』Vol.18、シンコーミュージック・エンタテイメント、2023年7月6日、50-57頁。
- 森朋之「渋谷すばる 俺はここにいるぜ」『BACKSTAGE PASS』2023年9月号、シンコーミュージック・エンタテイメント、2023年7月27日、2-19頁。
外部リンク
編集- 紹介ページ
- Stir - World art