Shinji
Shinji(しんじ、2月8日 - )は、日本のミュージシャン、ギタリスト、作曲家。ロックバンド・シド、ロックユニット・fuzzy knotのメンバーである。2008年4月30日までは作曲名を「しんぢ」表記。血液型O型。埼玉県川口市出身。
Shinji | |
---|---|
別名 | しんぢ |
生誕 | 2月8日 |
出身地 | 日本・埼玉県川口市 |
ジャンル | ロック |
職業 |
ミュージシャン ギタリスト 作曲家 |
担当楽器 | ギター |
活動期間 |
シド(2003年 - ) fuzzy knot(2021年 - ) |
共同作業者 |
シド 田澤孝介 |
略歴
編集2004年1月14日、シドに正式加入(それまではサポートメンバーであった)。
2020年11月25日、1年間限定でオンラインギターサロンを開設することを発表[1]。
2021年4月21日、田澤孝介(Rayflower,Waive etc.)をボーカリストに迎えたユニット『fuzzy knot』の結成を発表。同年4月26日、配信シングル『こころさがし』をリリースし、デビュー。同年6月30日、1st Album 『fuzzy knot』リリース。同年11月14日、fuzzy knotとしてZepp Tokyoにて1st LIVEを開催。シドと並行してfuzzy knotとしても活動中。
2022年2月18日より、プライベートな部分にも触れられる新オンラインサロンを開設[2]。当初1年間限定の予定であったが、継続が決定し、2024年現在も継続中。
2024年2月8日、キャリア初のバースデー公演『fuzzy knot LIVE 2024 ~Shinji Birthday~』開催。
エピソード
編集シドでは、メジャーデビューシングル『モノクロのキス』などの作曲を担当。
自身のブログで行った「記事の内容に関わらず太田胃散の画像を貼る」というネタが宣伝活動となり、株式会社太田胃散から感謝状を受け取った事がある。以降もライブ時に「太田胃散体操」と呼ばれるコール&レスポンスを行っていたが、2010年初頭に封印している。(『YEAR END CLIMAX 2010 〜全てのシドへ〜』公演で一度復活している[3][出典無効]。)
近所のラーメン屋のネギラーメンが美味しかったことからネギ好きに目覚める[4]。SID TOUR 2014 OUTSIDERの公式グッズとして、自身がプロデュースする公式マスコット『ネギッピー』を誕生させた。
ラーメンが好き(ラオタ)。ファンクラブの会報の企画でラーメン屋を取材することになり、本格的に研究し始めたことがきっかけでのめりこむ[4]。ラーメンが好きすぎてテレビ番組『有吉反省会』に出演したことがある。
fuzzy knot結成インタビューで、田澤の所属するWaiveのファンであったことを公表。一方田澤も「シドで好きだと思った曲はShinji作曲だった」と語っている[5]。
ギタリストであるが、fuzzy knotの音源においてはベースも演奏している[6]。
絵を描くことが得意。前述の『ネギッピー』のほか、fuzzy knotの公式キャラクター『くるくるのっとさん』もShinjiによって考案された。
使用機材
編集- 2014年頃までfernandesとエンドーズ契約していた。
ギター
編集- Fender American Elite Stratcastet HSS Shawbucker Autumn Blaze Metal
- ツアーNOMADより使用。NOMADツアーではメインで使用。指板はメイプル。ボディーカラーはオータムブレイズ・メタリック。
- Fender American Professional Stratcaster
- ツアーNOMADより使用。ツアーでは「嘘」などの楽曲で使用。ボディーカラーはAntique Olive
- Fender Custom Shop STRATOCASTER
- ボディーが白色。指板がローズウッドの仕様。ノイズレスPUに2点支持式のシンクロナイズド・トレモロ。
- Fender Custom Shop STRATOCASTER(3TS)
- 上記のギターのサンバーストモデル。主に半音下げ用として使われる。
- Fender Custom Shop TELECASTER
- 白色のストラトのサブ機。螺旋のユメのPVに登場。
- Gibson Custom Historic Collection 1959 Les Paul Standard
- 主に歪み系な曲で使用。
- Gibson Custom ES-335
- 「暖炉」等で温か味のあるクリーン〜クランチを響かせる為にShinjiが手に取る1本。主にセンターの音を多用。
- SCHECTER EX-22 FRT Shinji Custom
- シド以前から愛用されていたギター。「laser」等でドロップDチューニング使用でプレイされる。
- ESP E-Ⅱ VINTAGE PLUS
- 上記、SCHECTERのサブ機。
- ERNIE BALL MUSIC MAN John Petrucci JPXI-7
- 7弦ギター。「ENAMEL」「S」等で使用。
- Fernandes Shinji Custom
- 7弦ギター。ERNIE BALLのサブ機。サステイナー搭載モデル。
- Gibson Custom Historic Collection 1950 Southern Jumbo
- メインのアコースティックギター。他には、コリングス製アコギ、アルベルト・カント製ガットギターなど。
- Fernande エンドーズ時代
- FERNANDES DECADE SID Custom 3ts
- アルダーボディーに指板がローズウッドのモデル。PUがKinnman Woodstock。5WayPUセレクター。ブリッジがGOTOH製。
- FERNANDES DECADE SID Custom WH/M
- 白色のアッシュボディー。PUがKinnman Woodstock。3WayPUセレクター。ブリッジがGOTOH製。「ジャンルを選ばないオールラウンドな音特性を持つシグネチュアモデル」をテーマに開発された。ネックジョイントに特殊なスペーサーを使用し、高音域や振動の倍音をコントロールしている。
- FERNANDES DECADE SID Custom BL
- 黒色のアルダーボディー。PUはリンディーフローレン製ウッドストック69。
- FERNANDES DECADE-CUSTOM LESHY
- PUが (Neck) Lindy Fralin Woodstock ’69 (Center) Lindy Fralin Woodstock ’69 (Bridge) Lindy Fralin Pure PAF
- 「どんな場面でも使えるオールマイティなサウンドと、即戦力の演奏性」をテーマに作成された。
- FERNANDES FR Shinji Custom
- ロック式トレモロを搭載された1本。ボディーがマホガニーバック、メイプルトップ。
- (Neck)Seymour Duncan 59
- (Center)SSL-1
- (Bridge)JB
- パワフルさと温かみを備えながら抜けの良い音特性を持つ。
- インディーズ時代のギター
- FERNANDES しんぢ model proto-type
- ナチュラル色のストラトキャスター。
- FERNANDES RTE Custom
- ナチュラル色のテレキャスター。「蜜指」「smile」のPVで登場。主にカッティングメインの曲で使用していた。
- FERNANDES しんぢ custom
- 水色のボディーのストラトキャスター。激しい曲で使用していた。元は、ST135GDで、しんぢ用にモデファイされた。
- FERNANDES TE-1Z Custom
- 2トーンサンバーストのテレキャスター。ハイが強いこともあって、半音下げの曲で使用。「ドレスコード」などLIVEで使用していた。
- Fender Jaguar
- 「刺と猫」のオブリとソロで使用したギター。見た目に惚れて購入した。
- Xotic XSC-2[7]
- Fender Made in Japan Heritage 60s Jazzmaster[7]
- Suhr HSH(JST Standard Blue Nova)[8]
アンプ
編集- Bogner Ecstasy(ハムバッカー・ギター用)
- ÷13(シングル・コイル・ギター用)
- Two-Rock Classic Reverb Signature & 2×12 Speaker Cabinet[7]
弦
編集- elixir 10-46 elixirとはエンドース契約を結んでいる。
楽曲提供
編集- あんさんぶるスターズ!!アルバムシリーズ 『TRIP』 UNDEAD M01. 罪の底[作曲][9]
- Argonavis「Pray」[作曲][10]
- Fantôme Iris「ザクロ」「histoire」[作曲][11][12]
脚注
編集- ^ “Shinjiが「シドの音楽」で伝えたい、ギターの魅力と面白さ”. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “シドのShinji、新オンラインサロンを1年間限定で開設 ここだけのプライベートな内容も公開”. 2022年3月9日閲覧。
- ^ "SIDNAD Vol.6 〜LIVE 2010〜" DISC2内"循環"のメンバーコールにて
- ^ a b “とあるバンドマンの異常なラーメン愛「30時間かけて麺から作る」「製麺機は祖母ゆずり」”. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “Shinji(シド)×田澤孝介(Rayflower)がユニット結成 大型新人が目指す“意味を持たせすぎない”音楽の形”. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “fuzzy knot「BLACK SWAN」インタビュー|闇と向き合い、ダークサイドを全面開花”. 2022年7月18日閲覧。
- ^ a b c “Shinjiがシドで使用する最新サウンド・システムの全貌を解説!”. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “Interview|Shinji(fuzzy knot) “明暗”を操る巧みなギター・アレンジ”. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “シド公式サイト”. 2021年4月30日閲覧。
- ^ https://sid-web.info/news/328515
- ^ https://sid-web.info/mediainfo/326262
- ^ https://sid-web.info/mediainfo/330004
外部リンク
編集- シド Shinji (@shinji_sid) - X(旧Twitter)
- シド Shinji (@sid_shinji) - Instagram
- Shinji's Diary - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - 旧ブログ
- fuzzy knot 公式サイト
- fuzzy knot (@fuzzyknot_official) - Instagram