SYSTEM10
SYSTEM10(システムテン)は、ナムコが開発したPlayStation互換のアーケードゲーム基板。
プレイステーションの互換基板の上位互換基板「SYSTEM12」をベースに、2Dゲームに特化した基板として作られた。数々の機能を削減する一方で各種I/Oインターフェイスを強化した、SYSTEM12の廉価基板といった位置付けとなっている。初採用のタイトルは、2000年7月稼動開始の『ミスタードリラー2』。
内部構成
編集- MAINボードシルク表示
- PCB :(8906970103)
- シルク:8906960103
- JAMMA 56ピンエッジ・コネクタ(電源、サウンド、1PLAYER、2PLAYERコントローラインターフェイス)
- サウンド出力端子
- 電源入力端子
- MEM(M)PCB用拡張コネクタ(100ピン):フラッシュメモリやマスクROMの実装に使用する。
- EXIO PCB用拡張コネクタ(80ピン):I/Oを拡張する際に使用する。
- GTE/MPU:CXD8606BQ
- GPU:CXD8561CQ
- SPU:CXD2938Q
主なタイトル
編集- ミスタードリラー2(2000年7月下旬)
- 太鼓の達人(2001年2月21日)
- フォトバトール(2001年2月26日)
- GAHAHA・一発堂(2001年3月上旬)※開発:メトロ
- ミスタードリラーグレート(2001年3月)
- ハードパンチャー はじめの一歩(2001年7月)※開発:タイトー/パンチングマシン
- ホンネ発見キ(2001年8月)
- 太鼓の達人2(2001年8月初旬)
- GAHAHA・一発堂2(2001年9月)
- ノックダウン2001(2001年11月)※パンチングマシン
- ことばのパズル もじぴったん(2001年12月中旬)
- 雀スペース/撃牌砦 2GAMES in ONE(2001年12月)※開発:メトロ
- プチプチメダルシリーズ(2001年12月)※キッズメダルゲーム機
- ハードパンチャーはじめの一歩2 王者への挑戦(2002年2月)※開発:タイトー/パンチングマシン
- パニクルパネクル(2002年3月上旬)
- 太鼓の達人3(2002年3月下旬)
- WIDEISM SP-02 ナムコ・ワイドプッシャー(2002年3月)※シングルプッシャーゲーム機
- つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ※開発:メトロ
- スタートリゴン(2002年7月下旬)
- 銃武者羅(2002年8月7日)※開発:ミッチェル、販売:カプコン
- 宇宙大作戦チョコベーダー コンタクティー(2002年10月下旬)
- 太鼓の達人4(2002年12月)
- クルクルフード(2002年発売予定・未発売)
- 花鳥風月(2003年3月17日)※プリントシール機
- 青春クイズ カラフルハイスクール(2003年3月下旬)
- 三味線ブラザーズ(2003年7月)※開発:カトウ製作所、販売:コナミ
- 太鼓の達人5(2003年10月上旬)
- このeたこ(2003年11月)※開発:ミッチェル、販売:カプコン
- 太鼓の達人6(2004年7月中旬)※『7』以降から『14』まではSYSTEM256基板が採用された。