SYSTEM10(システムテン)は、ナムコが開発したPlayStation互換のアーケードゲーム基板

プレイステーションの互換基板の上位互換基板「SYSTEM12」をベースに、2Dゲームに特化した基板として作られた[1]。数々の機能を削減する一方で各種I/Oインターフェイスを強化した、SYSTEM12の廉価基板といった位置付けとなっている。初採用のタイトルは、2000年7月稼動開始の『ミスタードリラー2』。

内部構成

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  • MAINボードシルク表示
    • PCB :(8906970103)
    • シルク:8906960103
  • JAMMA 56ピンエッジ・コネクタ(電源、サウンド、1PLAYER、2PLAYERコントローラインターフェイス)
  • サウンド出力端子
  • 電源入力端子
  • MEM(M)PCB用拡張コネクタ(100ピン):フラッシュメモリやマスクROMの実装に使用する。
  • EXIO PCB用拡張コネクタ(80ピン):I/Oを拡張する際に使用する。
  • GTE/MPU:CXD8606BQ
  • GPU:CXD8561CQ
  • SPU:CXD2938Q
    • mp3のデコード用チップが搭載されており一部タイトルではBGMの再生にmp3を使用[2]

主なタイトル

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関連項目

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外部リンク

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  1. ^ 一部タイトルでは2D以外にも3Dポリゴンを使用しているものもある。
  2. ^ ゴルゴ13 銃声の鎮魂歌、青春クイズ カラフルハイスクール、つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミなど