STS-92 は、スペースシャトルディスカバリーによる国際宇宙ステーションへの飛行ミッションであり、スペースシャトル100回目のミッションである。

STS-92
徽章
ミッションの情報
ミッション名 STS-92
シャトル ディスカバリー
発射台 39-A
打上げ日時 2000年10月11日 19:17:00 EDT
着陸または着水日時 2000年10月24日 16:59:47 EDT
エドワーズ空軍基地 22番滑走路
ミッション期間 12日21時間43分47秒
高度 177 海里 (328 km)
軌道傾斜角 51.60 度
乗員写真
年表
前回 次回
STS-106 STS-97

乗員

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ミッション・パラメータ

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ISS とのドッキング

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船外活動

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  • チャオとマッカーサー - EVA 1
  • EVA 1 開始: 2000年10月15日 - 14:27 UTC
  • EVA 1 終了: 10月15日 - 20:55 UTC
  • 期間: 6時間28分
  • ロペス=アレグリアとウィソフ - EVA 2
  • EVA 2 開始: 2000年10月16日 - 14:15 UTC
  • EVA 2 終了: 10月16日 - 21:22 UTC
  • 期間: 7時間07分
  • チャオとマッカーサー - EVA 3
  • EVA 3 開始: 2000年10月17日 - 14:30 UTC
  • EVA 3 終了: 10月17日 - 21:18 UTC
  • 期間: 6時間48分
  • ロペス=アレグリアとウィソフ - EVA 4
  • EVA 4 開始: 2000年10月18日 - 15:00 UTC
  • EVA 4 終了: 10月18日 - 21:56 UTC
  • 期間: 6時間56分

ミッションのハイライト

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シャトルの着陸

STS-92 は国際宇宙ステーション (ISS) の組み立てミッション(3Aフライト)であり、Z1トラスコントロール・モーメント・ジャイロ (CMG)(注:CMGはZ1トラスに装備)、与圧結合アダプタ3 (PMA-3)、2基の DDCU (直流変圧器)を運搬した。

Z1トラスは ISS の外部構造物で、ユニティの上部結合機構に取り付けられた。次の4Aフライトで、このZ1トラスの上に米国製太陽電池パドルを装備したP6トラスを取り付けられるために必要な構造である。Z1トラスには、Kuバンド通信システムも装備している。コントロール・モーメント・ジャイロ (CMG) は、5Aフライトで起動されてモータで回転体を駆動することで姿勢制御(推進力は無い)を行なう。PMA-3は、太陽電池パドルを取り付ける4Aフライトと、実験棟を取り付ける5Aフライトでのシャトルのドッキングポートとなる。

このミッションでは ISS に7日間ドッキングし、船外活動 (EVA) が4回行なわれた。ISS内にも入室したが、この段階では恒久滞在が開始されていなかったため、限定的な作業であった。ISSの恒久滞在は、このフライト終了後にソユーズTM-31宇宙船が到着した時点から開始された。

予定されていた4回の船外活動を通じて2チームの船外活動員と経験豊かなロボットアーム操作員(若田宇宙飛行士)は共同で作業を行ない、Z1(Zは zenith (天頂)に由来する)トラスを米国のユニティ接続ノードの上部に取り付け、3つ目の与圧結合アダプタ (PMA-3) をユニティの下部に取り付けた。

Z1トラスは、ISS 初の(桁によく似た)永久構造物であり、次のシャトル組み立て飛行(STS-97/4A)で取り付けられる巨大な米国製太陽電池パドルを装備したP6トラスを結合する基部としての役割も果たす。

Z1トラスには、コントロール・モーメント・ジャイロ (CMG) と呼ばれる姿勢制御用の巨大なジャイロスコープ装置が4台組み込まれている。これは、米国実験棟の取り付け後に起動されて、軌道上で ISS を適切な方向に向けるのに使われる。

外部リンク

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