STS-108
STS-108は、スペースシャトルエンデバーと国際宇宙ステーション(ISS)で行われたミッションである。このミッションの主目的はISSへの物資の供給とメンテナンスであった。ミッションは成功し、事故もなく地球に帰還できた。またこれはアメリカ同時多発テロ事件以降初めてのミッションであった。
STS-108 | |||||
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徽章 | |||||
ミッションの情報 | |||||
ミッション名 | STS-108 | ||||
シャトル | エンデバー | ||||
乗員数 | 4 | ||||
発射台 | 39-B | ||||
打上げ日時 | 2001年12月5日 22:19:28UTC | ||||
着陸または着水日時 | 2001年12月17日 17:56:13UTC | ||||
ミッション期間 | 11日19時間36分45秒 | ||||
高度 | 283 km | ||||
軌道傾斜角 | 51.6 ° | ||||
航行距離 | 768万km | ||||
乗員写真 | |||||
年表 | |||||
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乗組員
編集- ドミニク・パドウィル・ゴーリー (3), 船長
- マーク・E・ケリー (1), パイロット
- ダニエル・M・タニ (1), ミッションスペシャリスト
- リンダ・ゴドウィン (4), ミッションスペシャリスト
Expedition 4乗組員
編集- ユーリー・オヌフリエンコ (2), ISS船長(ロシア連邦宇宙局)
- カール・ウォルツ (4), ISSフライトエンジニア
- ダニエル・バーシュ (4), ISSフライトエンジニア
Expedition 3乗組員
編集- フランク・カルバートソン (3) ISS船長
- ミハイル・チューリン (1), RSA ISSフライトエンジニア
- ウラジーミル・デジュロフ (2), RSA ISS Soyuz Cdr
かっこ内の数字は、今回を含めたフライト経験数。
パラメータ
編集ISSとのドッキング
編集- 結合 2001年12月7日 20:03:29 UTC
- 分離 2001年12月15日 17:28:00 UTC
- 期間 7日21時間24分31秒
宇宙遊泳
編集- Godwin と Tani - EVA 1
- EVA 1 開始 2001年12月10日 - 17:52 UTC
- EVA 1 終了 2001年12月10日 - 22:04 UTC
- 期間 4時間12分
ミッションハイライト
編集STS-108はISSへの12回目のミッションであり、イタリアの多目的補給モジュール(MPLM)を使用した4回目のミッションとなった。8つの荷物棚と4つの荷物の台が積み降ろされた。
また、ISSのソーラーパネルの基部にあるBeta Gimbal Assemblies(BGA)を断熱材で覆う工事が行われた。BGAは、ソーラーパネルを常に太陽の方向に向けておくための装置である。
同時多発テロの犠牲者を悼んで
編集小さな6000のアメリカ合衆国国旗とニューヨーク市警の大きなアメリカ合衆国国旗がエンデバーの外に掲げられた。これらの国旗は帰還後、同時多発テロの遺族に贈られた。