STOLEN SONG
『STOLEN SONG』(ストールン・ソング)は、ギター演奏をモチーフとしたコンピュータゲーム。ソニー・コンピュータエンタテインメントからPlayStation版が、東芝EMIからWindows 95版[1]が、それぞれ発売された。
ジャンル |
音楽ゲーム 実写ゲーム |
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対応機種 |
PlayStation Windows 95 |
開発元 | ヴァーチャル・ミュージック |
発売元 |
PlayStation ソニー・コンピュータエンタテインメント Microsoft Windows 95 東芝EMI |
音楽 | 布袋寅泰 |
人数 | 1〜2人 |
メディア | CD-ROM2枚 |
発売日 |
PlayStation 1998年5月21日 Microsoft Windows 95 1998年7月8日 |
ヴァーチャル・ミュージック社の音楽ゲーム『クエスト・フォー・フェイム』(en:Quest for Fame)とシステムを同じくしているが、同作がロック・バンドのエアロスミスを起用しているのに対し、本作のメインキャラクターは布袋寅泰である[2]。
限定版には外部コントローラ「Vピック」[3]が付属し、PlayStation版はコントローラ端子に、Windows 95版はシリアル端子に、それぞれ差しこんで使う。なおVピックがなくとも操作は可能。
ゲーム中は画面中央下部に「リズムEKG」(EKGは心電図の意)が表示され、この波に合わせてタイミングよくVピックを反応させて演奏する。一部楽曲は2人でのバンドモードで遊べ、この場合は一方のプレイヤーが上のリズムEKG(ギター)、もう一方のプレイヤーが下のリズムEKG(ドラム)に合わせて演奏することになる。
ゲーム発売前年の1996年に行われた、布袋寅泰のコンサートツアー「SPACE COWBOY TOUR」から、音源や映像が多数使用されている。また、布袋本人及び、同ツアーのメンバーであった辻剛、HIROSHI、中幸一郎も出演(富樫春生のみ出演していない)。当時の布袋のマネージャーやスタッフも、端役で登場している。
収録楽曲
編集布袋寅泰の楽曲
編集- RADIO! RADIO! RADIO!
- バンドモードでの2人プレイが可能。
- CAPTAIN ROCK
- POISON
- I'M FREE
- バンドモードでの2人プレイが可能。
- SERIOUS?
- バンドモードでの2人プレイが可能。
- BOYS BE AMBITIOUS
- 命は燃やしつくすためのもの
- Fun3
- 本作のための書き下ろし曲。インストゥルメンタルで、本作のストーリーにおいてカギを握る曲でもある。
- 後にアルバム『B-SIDE RENDEZ-VOUS』にて、アレンジバージョンに相当する「FUN FUN FUN」が収録されている。
上記以外にも、タイトル画面の曲などゲームに使用された数曲は布袋が手がけている。
その他楽曲
編集- ZINO'S TRACK
- 布袋のプライベートスタジオで最初にレコーディングする曲。
- PROTO'S CHALLENGE
- ギターショップでプロトと対決する際の曲。
関連商品
編集- STOLEN SONG SUPERGUIDE
- ゲーム攻略本。1998年6月、エニックスより発売。ISBN 978-4870253124
脚注
編集- ^ “東芝EMI、布袋寅泰の曲を演奏できる体感リズムギターゲームを発売”. ASCII.jp (1998年6月9日). 2014年6月24日閲覧。
- ^ 青木恵美 (2009年5月8日). “PCキーボードを片手にゴキゲンな「なんちゃってギターリスト」(第11回)”. 日経クロステック(xTECH). 日本経済新聞. 2020年5月31日閲覧。
- ^ 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p56