SNDRはSignal-to-noise and distortion ratioの略。純粋に信号を測定[1]した時に発生するノイズと信号を
の比で表したもの[2]。
ここで、 は信号電力、
はノイズ電力、
は全高調波電力を表す。
SNDRは、ADCなどの変換器の仕様書で一般的に使用される。
量子化誤差とランダム信号を分離した場合、SNDRは次式で表される:
ここで、 は、信号、量子化誤差、ランダムノイズおよび歪み成分の平均電力である。
SNDRは、通常dBで表記される。
SNDRは、アナログ-デジタル変換回路とデジタル-アナログ変換回路用の標準的な測定基準である。
SNDR(dB)は次の方程式によってENOBと関連付けられる:
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Rudy van de Plassche (2003). CMOS Integrated Analog-to-Digital and Digital-to-Analog Converters 2nd Edition. Kluwer Academic Publishers. p. 23. ISBN 1-4020-7500-6
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“A/D D/A変換器”. 東工大 松澤・岡田研 (2008年7月21日). 2012年8月19日閲覧。