Ren (ケーナ奏者)
Ren(れん、1980年5月31日-)は、日本のケーナ奏者、作曲家、YouTuber。栃木県足利市出身。足利高校から筑波大学、同大学院卒業。ニックネームは「ケーナ王子」。 「とちぎ未来大使」、「足利みらい応援大使」[1][2]。
Ren | |
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生誕 | 1980年5月31日(44歳) |
出身地 |
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職業 | ケーナ奏者、作曲家 |
略歴・人物
編集5歳からピアノレッスンを始め、高校3年まで続けた。その後進学した筑波大学の在学中にフォルクローレ愛好会が演奏するケーナの音色が深く心に迫った経験を忘れられず、勤めていた中学校教師を辞めてケーナ奏者の道を選んだ[3]。
筑波大学大学院修了時にフォルクローレ愛好会の友人とケーナの本場南米を旅し、その後は中学校で3年間数学教師として勤務していたが、ケーナへの思い入れの強さから2008年4月ケーナ奏者に転身、プロとしての本格的な演奏活動に入る[3]。
世界遺産日光東照宮でのコンサートをはじめ、加藤登紀子、田中健(俳優・ケーナ奏者)、倉沢大樹(エレクトーン奏者)、智詠(ギタリスト)、さらに大学の同級生で友人の渡辺大輔(ケーナ奏者)らと共演し、フォルクローレ・タンゴ・ジャズ・ポップス・邦楽など、多数のジャンルの要素を取り入れた独自のスタイルを追及している。
10枚を超えるアルバムのほかに『栃木県JAとちおとめ応援ソング』として、Renのオリジナル曲に加藤登紀子が歌詞を加えたシングルCD「いちごの唄」が、2015年にリリースされた。
2016年にはオーストラリアツアーを実施。2018年にケーナの巨匠ボリビアのマルセロ・ペーニャ、2019年同じくボリビアのロランド・エンシーナスとの共演を果たした。 数少ない日本のケーナ奏者として全国でのコンサートを始め、オリジナル曲の作曲、ケーナ教室、ケーナ制作など幅広く活躍している[4]。
ディスコグラフィー
編集CD(アルバム)
編集- 「やくそく」:2008年5月
- 「こもりうたのように…」:2009年6月
- 「LOVE TREE」:2012年4月
- 「雪の街」:2015年4月
- 「Quena is-My favorit songs-」
- 「Home」
- 「Quena isVoi.2 スタジオジブリの世界」
- 「Quena is Vol.3-Music a la mode-」
- 「ケーナ二重奏/Ren&Dai」(渡辺大輔とのコラボレーション)
- 「Quena is vol.4 the SHOWA」
CD(シングル)
編集- 「いちごの唄」(加藤登紀子:作詞・歌、Ren:作曲・ケーナ演奏):2015年
DVD、DVD &ブルーレイ
編集- 「ケーナ二重奏/Ren&Dai メイキング編」【DVD】(渡辺大輔とのコラボレーション):2022.
- 「Ren&Dai ケーナ二重奏Special オリジナル曲限定コンサート」【DVD &ブルーレイ】(渡辺大輔とのコラボレーション):2025.2
楽譜集
編集- 「Home」
脚注
編集- ^ http://www.bios-japan.jp/bios30.html
- ^ https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/industory/000061/000332/p005085.html#60b5-ae80-2ac8-971b-21ed51b146b2ce05
- ^ a b c “足利みらい応援大使を紹介します”. www.city.ashikaga.tochigi.jp. 2025年2月14日閲覧。
- ^ http://www.bios-japan.jp/bios30.html