R.P.M.レーシング
『R.P.M.レーシング』(アールピーエムレーシング)は、アメリカ合衆国のシリコン&シナプスが制作し、北米ではInterplayから、日本ではビクター音楽産業から発売されたスーパーファミコン用レースゲーム。『R.P.M.』は『Radical Psycho Machine』の略。当ゲームは、コモドール64用ゲームソフト『Racing Destruction Set』(1985年)のリメイク作である。
ジャンル | レースゲーム |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | シリコン&シナプス |
発売元 |
Interplay ビクター音楽産業 |
プロデューサー | マイケル・クオールズ |
プログラマー |
アイマン・アドハム マイケル・モーハイム レベッカ・ハインマン アレン・アンダーソン |
音楽 | ジョージ・サンガー |
美術 | トッド・J・キャマスタ |
人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
メディア | 4メガビット+64キロRAMロムカセット[1] |
発売日 |
1991年11月 1992年3月19日 |
その他 |
型式: SNS-RP-USA SHVC-V3 |
概要
編集レースゲームとしては珍しく、シミュレーションRPGのようなクォータービューを採用している。1人プレイ、2人プレイともに上下2分割にされた画面でプレイする。ゲームモードはレギュラーシーズンを勝ち抜くモード、1戦のみを戦うモード、コンストラクションの3つ。コンストラクションモードではコース上に働く重力も設定できる。低重力設定にするとコースの背景が月面を模したものになる。
ゲーム内容
編集システム
編集4台同時スタートで既定周回をこなすとゴール。順位によって賞金が出る。賞金によってマシンの改造、上位カテゴリへの昇格などができる。
マシンはコース縁への激突やジャンプの着地、他車からの体当たり等によってダメージを受け、一定量(マシンのパーツ依存)で爆発する。地雷(後述)を踏むと即時爆発となる。爆発後は同地点で停車状態からのリスタートとなる。
マシーン
編集- トラックタイプ
- スーパーカータイプ
- バギータイプ
アイテム
編集スタッフ
編集- プログラム:アイマン・アドハム、マイケル・モーハイム、レベッカ・ハインマン、アレン・アンダーソン
- プロデュース:マイケル・クオールズ
- アソシエイト・プロデューサー:マシュー・フィンドレー
- エグゼクティブ・プロデューサー:ブライアン・ファーゴ
- アート・ディレクター:トッド・J・キャマスタ
- アーティスト:ロバート・ネスラー、ジェイソン・マグネス、ブライアン・ギバーソン
- アディショナル・アート:SKAZOO、アンソニー・ゴメス、ロン・ミラー
- デザイン:マシュー・フィンドレー
- アディショナル・デザイン:マイケル・クオールズ、アイマン・アドハム、ブライアン・ギバーソン、ジェイソン・マグネス
- 音楽:ジョージ・サンガー
- サウンド:スコット・ラ・ロッカ、レベッカ・ハインマン
- プレイ・テスティング:ジェイコブ・R・ブッチャート三世、Et.AI
評価
編集評価 | ||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・6・7・6の合計26点(満40点)[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.87点(満30点)となっている[1]。この得点はスーパーファミコン全ソフトの中で198位(323本中、1993年時点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.39 | 3.17 | 3.13 | 3.52 | 3.09 | 3.57 | 19.87 |
脚注
編集- ^ a b c d 「8月情報号特別付録 スーパーファミコンオールカタログ'93」『SUPER FAMICOM Magazine』、徳間書店、1993年8月1日、57頁。
- ^ “RPM Racing for SNES (1992) - Moby Games” (英語). Blue Flame Labs. 2017年9月17日閲覧。
- ^ a b “R.P.M.レーシング まとめ [スーパーファミコン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年9月17日閲覧。