Persistent Uniform Resource Locator
永続的識別子の一つ
Persistent Uniform Resource Locator(日: 恒久統一資源位置指定子、PURL)とは、Web上の資源を参照する永続的な位置指定子を提供し[1]、統一資源位置指定子の一貫性を保障する仕組みである[2]。
来歴
編集- 2007年7月12日:Online Computer Library CenterがPURLサービスをオープンソース化した[2]。
- 2016年9月27日:Internet Archiveが運用を代った[3]。
例
編集PURLの「公式サイト」の位置指定子は「purl
PURL種別
編集各PURLには行き先及び次に示すステータスコード(PURLでは「PURL種別」と称している)がある[1]。
PURL種別 | 意味 | HTTPでの意味 |
---|---|---|
301 | 対象URLに恒久的に移動した | 恒久的に移動した |
302 | 対象URLへの単純な転送 | 発見した |
303 | 他のURLを参照せよ(意味的Webに用いられる) | 他を参照せよ |
307 | 対象URLへの一時的な転送 | 一時的転送 |
404 | 一時的に消滅した | 未検出 |
410 | 恒久的に消滅した | 消滅した |
脚注
編集出典
編集参考文献
編集- “PURL help” (英語). Internet Archive. 2019年8月30日閲覧。
- 「OCLC、PURLをオープンソース化」『カレントアウェアネス・ポータル』国立国会図書館、2007年7月12日。2019年8月30日閲覧。
- 「OCLCのURLの一貫性を保障するサービス“PURL”、今後はInternet Archiveが運用」『カレントアウェアネス・ポータル』国立国会図書館、2016年9月28日。2019年8月30日閲覧。